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テーマ:暮らしを楽しむ(383427)
カテゴリ:日常
「ちゃんと、このレベルまで上げてから返すからさーっ、お願いっ」
上京したての18の頃、当時人気のテレビヒーロー「宇宙刑事シリーズ」をもとにした、『コスモポリス ギャリバン』というファミコンゲームがありました。 敵を倒してレベルを上げながら、小ボス→大ボス→ラスボスと、戦いが進んでいきます。 何日も地道に雑魚キャラを倒し続け、相当強くなっていた私のギャリバン。ラスボス手前のステージまで進んでいました。ファミコンなので、セーブは一人分しかできません。 ある日、家に遊びに来た、バイト先で仲よくなった先輩が、どうしても最初からやってみたいと食い下がってきました。 冷静に考えれば、何時間かのうちに、そんなレベル上げなんてできるはずないのですが、彼のあまりの熱意に(この人ならやり遂げるかも)と、つい思ってしまったのです。 「じゃ、いいですよ」と、それまでのデータをポチッと消去。 喜んで始めた先輩、1時間も経たないうちに「……ごめんっ、無理!」とギブアップ。再び何日もかけて、私の孤独な戦いが始まりました。 焦りにだんだん丸まっていく先輩の背中を思い出しながら、腹も立ったけれど、コツコツ続けることの強みを実感できました。 一気に大きく進もうとしなくても、1日10分だけ、10回だけ、などと決めて続けていれば、いつの間にか、目標にたどりつけます。 周りにいたライバルが「もう無理!」とあきらめ、ほとんどいなくなってしまうので、目標のほうが自然に近づいてくるのです。 ただ、ゲームのようにラスボスがいれば目標は分かりやすいですが、現実ではそうもいきません。努力の方向を間違うと大変なことになります。 「『GPS』ではなく『北極星』を」(『センスメイキング』 71ページより) ゲームでコツコツは、プレステ2あたりで卒業しました。自分で見つけたラスボスを倒すべく、今日もコツコツ励みます。
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最終更新日
2019年08月02日 09時45分25秒
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