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カテゴリ:宮島
こんにちは!錦水館の上甲です。いつもブログを読んでいただき、本当にありがとうございます。今回は、嚴島神社への参拝をもっと楽しんでいただけるように、参拝の作法についてお話ししたいと思います。宮島の嚴島神社は、日本三景の一つとしても有名で、その美しさと歴史に多くの方が魅了されています。でも、神社での参拝にはちょっとしたルールがあります。この記事を読んで、ぜひ正しい作法で参拝を楽しんでくださいね。 1. 神社へ入る前に手水をしよう神社に参拝する前には、まず身を清めることが基本となります。神社の入口には「手水舎(てみずや)」と呼ばれる場所が設けられており、ここで手水(ちょうず)を行います。手水は、心身を清め、清らかな状態で神前に立つための重要な儀式です。 手水の作法は以下の通りです:
この一連の動作を通じて、心身を清め、神前に立つ準備が整います。手水を行う際には、静かで穏やかな気持ちを持ち、神様に対する敬意を込めて行いましょう。 注釈:新型コロナウイルスの影響により、多くの神社では手水の作法に変更が加えられています。具体的には、柄杓が撤去され、手水舎の水を直接手で受けて清める形に変更されている場合があります。また、衛生面を考慮して、手水の前後にアルコール消毒を行うことも推奨されています。参拝時には、各神社の指示に従い、安全に配慮した参拝を心がけましょう。 2. 祓い所で、身を清める嚴島神社に入ると、まず「祓い所(はらいどころ)」という場所があります。ここでは、さらに心身を清めるための儀式を行います。特に、嚴島神社の「客神社(まろうどじんじゃ)」においては、この祓い所が重要な役割を果たしています。 祓い所での作法は以下の通りです:
祓い串を用いる際には、低く振ることは避け、丁寧に扱うことが大切です。これにより、心身がさらに清められ、次の参拝の準備が整います。 3. 客神社で参拝しましょう嚴島神社の参拝は、まず「客神社」から始まります。この神社は、嚴島神社の中でも特に重要な位置を占めており、祭事の始まりの場として知られています。ここでの参拝は、嚴島神社全体の参拝の第一歩となります。 参拝の作法は以下の通りです:
この一連の作法を通じて、神様に感謝と祈りを捧げることができます。客神社での参拝は、心を整え、次に進むための重要なステップです。 4. 御本殿を参拝します嚴島神社の御本殿には、宗像三女神「市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)」「田心姫命(たごりひめのみこと)」「湍津姫命(たぎつひめのみこと)」が祀られています。この三女神は、海上安全、財福、芸能のご利益を授けるとされ、多くの参拝者が訪れます。 御本殿での参拝作法も「二拝二拍手一拝」です。ここでの参拝は、特に心を込めて行うべきです。厳かな雰囲気の中、神々に対する感謝と祈願の気持ちをしっかりと込めましょう。また、御本殿では1日に2回、神前式が行われることもあり、その際の荘厳な雰囲気は、訪れる者に深い感動を与えます。 5. 出口を出る時には一礼をしましょう参拝を終え、神社を後にする際にも作法があります。神社の出口を出る際には、神社に対して一礼をしましょう。これにより、参拝を終えたことを神様に報告し、感謝の意を表すことができます。 一礼をする際には、背筋を伸ばし、深くお辞儀をします。これにより、神様とのつながりがより深まり、心の中に清らかな気持ちが残るでしょう。 まとめ嚴島神社の参拝作法についてご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか?正しい作法を知ることで、神社での参拝がより意義深いものになります。宮島の訪問時には、ぜひこの作法を参考にしていただき、嚴島神社での時間を心から楽しんでいただければと思います。 錦水館では、皆様が宮島で素晴らしい体験をお過ごしいただけるよう、様々な情報を提供しております。次回もどうぞお楽しみに。宮島で皆様にお会いできる日を、心よりお待ちしております。 錦水館の上甲でした。
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最終更新日
2024.09.13 09:00:12
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