子供を花粉症にしない9か条
今週の名古屋は毎日雨がよく降ります本州上空に前線ができて、冬と春がせめぎあってますこれが低気圧の通り道になっているこれっていわゆる「なたね梅雨」花粉症の方は小休止だけど菜の花もまだ咲いていないのに、1ヶ月以上早い到来「春よ来い!」いやもう来てた、しゃれにならず今日の写真はいつもの公園のつばき冬の花が少ない時期、よく咲いてくれました映画「おくりびと」のアカデミー賞受賞か、昨日発表された「子供を花粉症にしない9か条」かどちらを書こうか迷いましたが、今日は後者の方を先ごろ理化学研究所免疫・アレルギー科学総合研究センターの谷口克センター長が「花粉症にならないための9か条」を紹介しました1.生後早期にBCGを接種させる2.幼児期からヨーグルトなど乳酸菌飲食物を摂取させる3.小児期にはなるべく抗生物質を使わない4.猫、犬を家の中で飼育する5.早期に託児所などに預け、細菌感染の機会を増やす6.適度に不衛生な環境を維持する7.狭い家で、子だくさんの状態で育てる8.農家で育てる9.手や顔を洗う回数を少なくする ―の9か条ですえっ!と思われた方も多いでしょうでもこれは、いろいろ統計や調査をした結果なのです多くのデーターを集積し結果を解析したらこうなった子供のうちは、あまりキレイな環境におくなってこと現代はキレイになりすぎて、いませんかってこと谷口センター長は、「花粉症は、ある程度不衛生で細胞内毒素のエンドドキシンの量が多い環境で育つと発症しにくくなる 逆に、下水道などインフラが完備されている所、車の交通量の多い所で育つと発症率が高くなる」と説明しています人類の歴史は細菌との戦いの歴史で、その防衛機能を発達させてきました細菌と一緒に暮らすと、丁度よいようアジャストされていますつまり、闘う相手がいなくなると暴走し免疫のバランスが崩れる適当に不衛生な環境の方がカラダ本来の機能を保てるのです今の私たちは進化が追いつかないほど、急に生活環境を変えすぎているこれは、カラダの飢え対策がウラ目になるダイエットと似ています小さいうちにカラダに覚えさす最新の免疫研究では、生後6ヶ月くらいで家畜(ウシウマなど)の飼育小屋に連れて行きフンから立ち上るエンドドキシンなど細菌感染させろといっていますまたそのうち詳しく取り上げますが、これは免疫が細菌用の古いタイプの一般免疫になるか、マスト細胞を刺激し炎症物質を出させるIgEによる免疫になるかの分かれ道その割合を一生決める大事な出来事なのですそれとアレルギー全般は窒素酸化物が悪影響を及ぼすとも言っていますクルマの排気ガスや新建材などに含まれます谷口センター長の言葉と符号しますねアジアの不衛生な国に旅行して、水に当たると大変などと今の日本ではいいます戦後スグの日本はバッチかった水も細菌だらけほっぺの赤い子、ハナをたらす子でもみんな元気だったそして花粉症などなかったそれが登場するのは、戦後が終わって豊かになってきた昭和30年代東京オリンピックが成功し、工業化が始まり農業にかげりが出だす初期ボクらは土を離れて生きてはゆけない「何をか、言わんや」ですね人気blogランキング参加中です。ポチッと♪クリックで喜びます♪ ↓ ↓