希望というエネルギー
暑い日が続いた名古屋ですが、今日は雨降り。湿っぽくて気温も低め、と言っても30度くらいですが、やっと一心地つけた感じです。今日の写真はごの5月に亡くなったがん患者さんから頂いたカップ。これを見る度、誰も死なせたくないと心から思います。3年間その患者さんと共に腹膜のガンを闘ってきました。抗がん剤の苦しさを初め、病状の悪さも乗り越えてきました。 そのガンは5年生存率15パーセントと言われたそうです。腹水が溜まり苦しむ中、何度も乗り越えてきたのです。昨年12月、何回か目の腹水が溜まったとき、この戦友は「私まだ頑張ないかんの?」と言い出しました。相当苦しかったのでしょう。気功治療をすれば又戻る、生きられると言う事を知りつつ、まだ続けることに嫌気を感じたかもしれない。そういう時の僕の返事は「あなたに任せる」です。生きるも死ぬも本人が決めるです。この膠着状態を打破するため、治療回数をもっと増やせないかお願いしましたが、出来ないとのこと。仕事も続けれられていて、辞めることを何度も勧めました。しかし、この方の生きている証は仕事を続けることかも知れないと思った時、もうそれも言えなくなっていました。その電話から約6ヶ月。亡くなったという知らせを頂きました。知らせを受け取った時、このカップでコーヒーを淹れて飲みました。僕の気功治療は、治療師が全部治療してあげると、言うわけにはいかないのです。もちろん、使えるワザはすべて使います。出来ることは、すべてする。しかし、ワンピース欠けているのです。それは、患者さん自ら自分を治療しようとする想いです。医学は患者は何もしなくてよい。全部医学がやるから患者は参加しなくて良いというスタンス。あなたは、ただ寝ていなさいという。しかし、何も考えずただ寝ていられるでしょうか?ガンにおびえ、憎むだけでもストレスにより血液に変化がおきるのです。場合によってはがん細胞に利敵行為にだってなるのです。オウンゴールを避けるため患者さんのやることは沢山あると思います。心の持ち方一つで変化が起きる。「引き寄せ」があるなら、是非、命をその後の人生を引き寄せて欲しいと思います。よく数値のことを言います。腫瘍マーカーなど悪い数値が改善して良くなったときの患者さんの希望のエネルギーがより良い効果を2重、3重に引き出します。その安心感こそ生きるエネルギーだと思います。気功治療も100パーセントではないと判っていても、この腹膜ガンの患者さんには、それを引き出せなかった、希望を生きるエネルギーに変えられなかった悔やみが、ほろ苦い思いで残りました。愛知県名古屋市中村区豊国通6-23吉田ビル1FAST名古屋西気功クリニックTEL 052-411-2177 お問い合わせは楽天ブログを見たと1.AST名古屋西気功クリニック=腫瘍治療について。2.AST名古屋西気功クリニック=遠隔治療・AST気功全般について。3.AST名古屋西気功クリニック=どんな症状に対応するか。人気blogランキング参加中です。ポチッと♪クリックで喜びます♪ ↓ ↓代替療法 ブログランキングへホリスティック医療 ブログランキングへ