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カテゴリ:大阪近鉄バファローズ
西武ライオンズの松坂投手がポスティングシステムを利用して、来シーズンメジャーリーグに挑戦することがほゞ決定した。
94年オフに近鉄を退団した野茂がメジャーに挑戦して以来、20名以上の選手がFAやポスティングによりアメリカへ渡っている。 入団当時からメジャー志向が強かった野茂だが、94年オフの契約更改交渉で球団に要求したのは近鉄との複数年契約だった。 仮に当時の近鉄フロントが複数年契約を認めていれば、メジャー挑戦はもっと遅い時期になっていたはずだし、或いはひょっとしたら実現していなかったかもしれない。 「日本人大リーガーのパイオニア」として称賛される野茂だが、当時は近鉄バファローズの大エースであり、ファンとしては彼が抜けることによる戦力低下、フロントの不甲斐なさを嘆き、大いに落ち込んだものである。 予想通りチームの成績は94年の2位から翌95年は最下位に転落し、鈴木監督はシーズン途中で休養するなど散々だった。 そんないきさつから、野茂のメジャーでの活躍も当初は素直に喜べなかった。 松坂のニュースを聞いて12年前の出来事を昨日のことのように思い出してしまった。 松坂にはメジャーへ送り出す西武ファンの複雑な気持を常に思い起こし、野茂以上の活躍が出来るよう精進してもらいたいものである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 12, 2006 09:22:05 PM
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