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カテゴリ:大阪近鉄バファローズ
あの10.19ロッテ戦の第2試合に同点タイムリーを打ったベンジャミン・オグリビーは87年に38歳で来日した。
80年のブリュワーズ時代にはホームランキングにもなった超大物で(メジャー通算235本塁打、901打点)、かなり昔にロッテで活躍したアルトマンに似た黒人の左バッターだった。 来日した時はさすがに往年のパワーは無くなっていたが、それでも後楽園球場ライトスタンド最上段へ打込んだ弾丸ライナーは驚きだった。 物静かな紳士で、あまりエキサイトしたことを見たことがない。 唯一日生球場のロッテ戦で牛島投手?からセンターバックスクリーンへサヨナラホームランを打った時に、大はしゃぎでダイヤモンドを一周したのだが、後になって相手投手への思いやりが足りなかったと反省していた。 夫人は白人だったが、差別のきつかった当時のアメリカでは稀有だったらしく、またテレビ出演した時に聞いた彼の話す英語は訛りのないいわゆる正統派のアクセントだった。 足の故障もあり2年間だけで日本球界を去ったオグリビーだが、強く印象に残っている選手である。 現在もマイナーリーグの打撃コーチとして頑張っているらしい。 *日本での成績(87~88年) 224試合、打率・306、本塁打46本、打点139 88年オールスターゲーム出場 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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