カテゴリ:美術鑑賞
鹿児島市立美術館で開催中の
特別企画展「キスリング展~エコール・ド・パリの偉大なる画家~」 を見てきました。 鹿児島市立美術館で、キスリングの作品「赤い服の女」をしばしば目にしていたので 他の作品なども見てみたいと思っていました。 新型コロナウイルス感染症が流行しているということで、 入館するとまず最初にサーモグラフィーによる検温があり さらには入館者カードへの記入が求められていて、 万が一、展覧会会場での感染があった際には、 きちんと連絡できるような対策がとられていました。 会場は時代区分によって、大きく3つに分かれています。 第1章 1910-1940 キスリング、エコール・ド・パリの主役 第3章 1946-1953 フランスへの帰還と南仏時代第2章 1941-1946 アメリカ亡命時代 全体的に明るい色合いが多く、人情味に溢れた面倒見のいい性格で、”モンパルナスのプリンス“として仲間から愛されたと、パンフレットに記載されていたのも、なんとなく解るような感じがしました。 美術館入り口の右手横には、チケットの絵 「ベル=ガズー(コレット・ド・ジュヴネル)」 の衣装を再現した洋服が展示されていました。 また、その横には民族衣装の装飾品のレプリカが展示されていました。 左側は、「オランダの娘」に描かれているネックレス 右側は、「晴着の婦人」に描かれている髪飾り いずれも北海道ドレスメーカー学院専攻科テクニーク専攻の学生さん達が図版を参考に 作成されたものだそうです。 絵画や版画など、全部で78作品が展示されており、なかなか見応えがありました。 9月6日まで開催中ですが、これから見に行かれる方は、 是非、1枚羽織る物を持参されることをお勧めします。 会場内は絵画の保存のために、結構低い室温(湿度)に設定されていたようで 結構寒く感じました。 参考になさってください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年08月06日 08時32分43秒
[美術鑑賞] カテゴリの最新記事
|