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先日、歯医者にやってきた母を実家まで送っていきました。
普段は姉が迎えに行って、またおくって行ってくれています。 たまたま、その日は朝から、「今日は送っていこうかなぁ」なんて思っていたら(実家にもって行きたい荷物もあったので)、姉から電話があり、どうしても時間がなくなっちゃったので、送ってくれないかとのこと・・ 「あ、うん、いいよ~」 ってことで、治療を終えた母を歯医者から我が家まで姉が連れてきてくれました。 もって行きたい荷物(絵本)などのせて、いざ出発!! 途中、昼食用のお惣菜などかって実家へ。 二人でお昼をいただきながら、おしゃべりに花が咲きました。 ちょうど前日に、「子どもの頃、お母さんにどんな聞き方をされたらうれしかったか?」 という話題が出ていたので、そのことを話したり、それがきっかけで子どもの頃の話や、今の私の子育ての話など、笑いあり、涙ありの3時間でした。 子どもの頃はじっくり話を聞いてもらったという記憶は余りありませんが(きっとただ単に憶えてないだけなのかもしれません)、そのとき、注意してみたら、本当によく聞いてくれていました。 「それから?」とか「そうなの?」とか・・・ 昔はせっかく楽しい話をしているのにいつの間にかお説教されてるみたいになって、あれ~?なんで~?もう今度から話すのやめようなんて事がよくあったように思いますが、それってあんまりうれしくないから憶えていただけなのか、その後母の聞き方がうまくなったのか、今となってはわかりません(笑) 実は、先日私も娘に「お母さん、説教されてるみたいになってる」といわれました(汗) いえ、決してお説教するつもりなんかないんですよ。ただ、ちょっとでもいいほうへと思ってですね・・・・ そう言われたときなんかおかしくなっちゃいました。あの頃の自分の気持ちと、あの頃の母の気持ちを両方感じるなんて・・・順番に回ってくるのかしらん。 ということはいつか娘もわかってくれる日が来るのかな?決してお説教するつもりなんかなかったってこと(笑) 自分が母親になってみて、初めてわかることがたくさんあります。中でも娘が生まれて、ことさらそう思います。だって娘の中にあの頃の私がいて、私の中にあの頃の母がいるから・・・ 娘のことを思えば思うほど、あのころの母もきっと同じように私のことを思っていてくれたことがわかります。私が言葉にしないだけで子どもたちのことをいとしく思ったり心配するように、きっと母も言葉にしなかっただけで、たくさんの思いを持っていたと思うのです。 そう思うと、娘として生まれてきたこと、そして今、母親になれていることがとてもありがたく思えます。 年を重ねるにつれ、母への感謝や(父はもう亡くなりましたがやはり感謝しています)、いろんな申し訳なさが増してきます。それは私自身の母としての経験の賜物かもしれません。 機会があるたびにその感謝をさりげなく(結構あからさまに言ってる気もしますが)伝えていけたらいいなぁと思っています。 帰りしなに母が「今日はありがとう、きっと姉ちゃんも助かったと思うよ」といいました。 「いやいや、いつも姉ちゃんばっかりに任せて、別に係ってわけでもないのに・・」と私。 そう、私、思ってる割にはぜんぜん役に立ってません(恥)。すまそん。 こうしてとっても楽しい時間をすごしたのですが・・・・ 帰り着いたよコールをした私に母が 「あのね~、さっき買ってきたものを整理してたら、プリンがあったよ~」 がーーーーん。 一緒に食べようねって買ってもらった『とろーりクリームプリーン』食べ損ねた~~~~!!! 「買って食べてね~」と母。 いや、また今度買ってちょうだい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月22日 00時37分53秒
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