「僕と妻の1778の物語」
この本は実話をもとにした映画の脚本です。映画の宣伝予告でとても気になっていました。原作の眉村卓さんの短編小説も読んでみたかったのですが、まずは書店で目についた脚本を読んでみました。まずは、毎日欠かさず5年近く、短編小説を奥さんのために書き続けたことに驚きました。作家だと言っても、毎日面白く奥さんに喜んでもらえるものを書き続けるのは、とても難しい事だと思います。その事も素晴らしいのですが、夫婦の仲の良さがほのぼのと伝わってきて、そちらの点でも感動しました。余命1年と宣告された奥さんに医学的な事は出来なくても何か出来ない事はないか考えたところも、奥さんを喜ばせ、元気づけたいと考えたご主人の優しさがとても素敵だと思いました。やはり毎日笑う事、楽しみがある事、生きがいがある事で生きようとする強い力が生まれるんだと思いました。奥さんへの愛や思いやりで寿命が延びたのは医学の力以上にすごい事だと思います。生き方、夫婦のあり方についてとても参考になる話でした。奥さんを楽しませ、面白いという眉村卓さんの短編小説も是非探して読もうと思います。毎日書き続けることはなかなか難しいものだと思います。こうしてブログを書く事も毎日続けるのはなかなか大変です。ネタ探しも大変ですが、今日は何を書こうか楽しみでもあります。私も毎日は無理でも出来る限りこれからも続けていこうかと思います。みなさんのアクセス数やコメントに励まされています。眉村卓さんも奥さんが一番の読者だったそうです。私が書くことで誰かが喜んでいただく事が出来たなら、私も嬉しいです。この本を読んだ方、映画を見た方からのコメントもお待ちしております。