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テーマ:お勧めの本(7203)
カテゴリ:読書
数年前朝ドラで「花子とアン」を見て村岡花子さんの訳した「赤毛のアン」を読みたくなりその頃k本を買ってあったことを思い出し読んでみました。
小学生の頃読んだ記憶はあるのですが特に印象は残っていませんでした。 その時の本を訳したのが村岡花子さんだったかはわかりません。 両親を病気で亡くして孤児で赤毛でそばかすだらけの痩せた女の子のアンがマシュウとマリラという兄妹に引き取られ成長していく話です。 小説を読んでいるだけでは想像するだけですが、この話の舞台となったカナダのプリンスエドワード島はとても美しい島のようです。 時々アンの舞台になったということでテレビで風景が放送されることもありそちらにも興味があります。 兄のマシュウは60歳を超えて自分だけで土地を維持していくのは難しく妹のマリラと相談して男の子を欲しいと頼んであったのが行き違いがあって引き取りに行くと男の子でなく女の子のアンがいたのでした。 マシュウはアンを気にいり女の子でもいいと思ったのですが、マリラは最初反対しました。 その後しばらく家に置いておいてアンの身の上を聞いて追い出すのもかわいそうだと思いいやいやながら引き取ることにしました。 アンはよく働き空想することが好きなおしゃべりな女の子でした。 学校に行き友達も出来、いろいろ失敗もしながら成長し選ばれて上の学校に進みました。 学校では赤毛の事を男の子にからかわれて、その男の子の事をずっと許さないでライバルと思って負けずに勉強を頑張りました。 卒業の時一番になり1人だけ奨学金で大学に行けることになりました。 ところが前から心臓が悪かったマシュウが銀行の倒産のショックで急に亡くなってしまいました。 マリラはアンが大学に行って一人ではグリーンゲーブルスの家を維持できないので売ろうとします。 アンはそれを聞いて自分が大学をあきらめて地元で教師になりマリラと協力して家を守ることにします。 その話を聞いた以前アンをいじめたライバルの男の子が自分は遠くの学校と契約してアンを近くの学校に勤められるように配慮してくれます。 アンはそれを知ってその男の子にお礼を言い仲直りをして友達になって終わります。 マリラはアンを最初厳しく育ておしゃべりもうるさく思いますが、一緒に生活するうちにアンなしでは生きられないほど大切な存在になり自慢の子になります。 最後にアンは生きていく道にはいつも曲がり角があるものだけれども、その道には静かな幸福の花がずっと咲き乱れていることを知ります。 孤児であっても赤毛で見かけが悪くてもくじけず頑張れば道は開けるのだと感動しました。 小学生の時にはまだよく理解できず面白いとは思えなかったのかもしれません。 でも今読んだらアンの生き方とそれを見守る育ての親や周りの人たちの暖かさがとても感じられて素敵な話だと思いました。 この話はまだ続くようです。アンがこれからどう大人になっていくのか続きも読みたくなりました。 「赤毛のアン」は今でもファンが多いと言いますがわかる気がします。 以前読んだことがある人も又読みなおすと違った印象を持つと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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