2024/01/04(木)16:41
「短編宝箱」集英社文庫編集部編を読み終わりました。
昨日のブログにコメントありがとうございました。
昨日息子が帰って又普段の生活に戻りました。
普段一人だと外食が多いので栄養が偏らないか心配です。
都内にいるのだからもっと帰って来てもいいのにと思いますが、親に頼らず一人で頑張ろうとするのはいい事だとも思います。
息子がいるうちにパソコンも見てもらえたので少し動きやすくなりました。
カーネーションも冬でも元気に花が咲いていると嬉しいものです。
今の花が終わったら少し刈り込んで休ませた方がいいのではと思っています。
昨年のうちに「短編宝箱」が読み終わっていました。
この本は集英社文庫のナツイチフェアで買っておいたものです。
11の短編でそれぞれ違う作家が書いているのがいいです。
前に読んだことがあるものもありましたが、普段読んだことがない作家の作品も読めるのがいいと思います。
又短編なので気軽に少しずつ読めるのも嬉しいです。
集英社文庫に入っていた作品から選ばれた作品だけにそれぞれ面白かったです。
桜木紫乃さんの「星を見ていた」と荻原浩さんの「遠くから来た手紙」は再び読んでも良かったです。
全体的に家族や夫婦の愛やあたたかさや見守りを感じるものが多いように思いました。
伊坂幸太郎さんの「小さな兵隊」は小学校の時の同級生や担任の先生の思い出話から映画や父親の見守り、両親の離婚まで展開されて短い話の中にいろいろ織り込まれていたのがすごいなと思いました。
道尾秀介さんの「きえない花の声」は突然いなくなった夫の事故死の真相を知ろうとする奥さんの感情が良く表現されていて感動的でした。
その後息子が18年経って再び父親の勤め先を母と訪ねて近くのお寺の曼殊沙華を見てその花からの声を聞く結末が心に残りました。
短編集の場合1編ずつ読んだ時に感想を書こうかいつも迷います。
今年も出来るだけたくさんの本を読みたいと思います。
どんな内容だったかこれからもブログに書き残していきたいと思います。