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テーマ:お勧めの本(7642)
カテゴリ:読書
昨日のブログにコメントありがとうございました。
予定した時間に来ないと来るまで落ち着かないものです。 どれくらい待ってから問い合わせをしようかと思いましたが、30分以上待っていました。さすがにおかしいと思って会社に電話して良かったです。 調べてもらったら、住所がよく似た違う家に行っていたようです。 その家の人は何かわからず断ったのだと思いますので、苗字は同じでも名前を確認しないのも変だと思いました。こちらが電話して聞いて間違いに気がついたようです。 高齢の人なので思い込みがあり少しボケているのではと帰ってから母と話しました。 特に壊れていたり気になる事はなかったので点検を頼む事はなかったのですが、3年間だけのようで無料なのでお願いしました。点検で異常が無くて良かったです。 最近はこちらから頼んでいないのに、いろいろな所から給湯器や排水溝の点検の電話があります。 たぶん点検して壊れているとか汚れているとか言って買わせたり洗浄しようとする詐欺だと思います。 断っても何回もかかってきてうるさいものです。 有吉佐和子さんの「青い壺」を読みました。 NHKの100分で名著という番組でも紹介されたし、原田ひ香さんの帯の推薦の言葉でも話題になりましたので、読んでみたいと思いました。 この本は50年近く前に書かれているようですが、最近まで知らなかったです。 有吉佐和子さんの本は、「華岡青洲の妻」しか読んだことがなかったです。 青い壺は13の短編から出来ています。 まず第一話では陶芸家の省造が1点ものを3つ作ってそのうちの一つが見事な青色の経管に仕上がり、それを手元に残したいと思っていたのに、不在の間にデパートの人に持っていかれてしまいます。 その後その壺はお世話になった副社長に贈られて、その奥さんが別の人に渡して、それをもらった人が母親の目を治してくれた人に贈り、その壺が留守中に盗まれてしまいます。それが京都の東寺の弘法市の露天で見つけた人が3千円で買い、それがスペインに帰る修道女に渡され、最期には高齢の美術評論家がスペインでその壺を見つけて買ってきて、それを省造に自慢気に見せてこれは名品で南宋の竜泉窯の物だと言って、省造が自分が焼いたものだと言っても信じてもらえないということで終わります。 第2話では定年後家に毎日夫がいる夫婦の日常を奥さんの気持ちを中心に上手く描かれていたり、第5話では目が見えなくなった母を兄夫婦から娘が引き取り、調べて東京の眼科に行って手術をして目が見えるようになったということで嫁姑問題が書かれていたり、第9話では70歳のクラス会の京都旅行について書かれてあったり、それぞれ本当の気持ちが表現されていて面白かったし考えさせられました。 この13の話は青い壺によってどこかでつながっていて最後には作った人の所に戻っているという構成は見事だと思います。 青い壺についての美についての感覚や評価がそれぞれ違っているのも上手く表現されていると思いました。 良かったら読んでみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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