私が高校生の時になりたかった職業
昨日のブログにコメントありがとうございました。テレビのドラマを見ていても、知らなかった職業がたくさんあるなと思います。高校生の頃は限られた仕事しか知らなかったように思います。もっといろいろな職業を知っていたら違う道に進んでいたかもしれないなと後になって感じます。私が高校生の頃は女性で長く働けそうな職業は公務員、学校の先生、医師、薬剤師でした。私は小学生の頃から数学や理科が好きで得意でした。中学と高校の数学の先生は東大を出た女性でとても素敵で憧れました。小学校の頃は自分が病気がちでよく病院に行っていたのと医学に興味があったので医者になりたいと思っていました。こちらも通っていた耳鼻科や眼科が女性でした。私が小学生の頃一番もらってうれしかったものは顕微鏡でした。その頃は野口英世やキュリー夫人、パスツールやコッホなどの伝記をよく読んでいて研究者になりたいとも思っていました。高校までずっと公立高校でしたので、都立の有名な進学校でも受験対策はあまりされていなかったです。特に女性で理系に進む人は少なくて担任も国語の先生だったので理系の職業の事はよくわからないようでした。医学部は首都圏の国立だと難しいし、私立に行くには授業料が高すぎて普通のサラリーマン家庭では無理だと思いました。それで薬剤師なら研究も出来そうだしいいかなと思いましたが、仕事に関してあまりよくわかっていなかったです。受験もそれぞれの大学の特徴などよく知らずにさらに自分の実力もよくわからず、有名大学に行ければいいと思っていました。それで教育学部の数学と薬学部を私立は2校だけ、国立も1校だけしか受けなかったです。でも残念ながらどこも受からなかったです。もう一つ受けたのが国立大学の医学部付属の臨床検査技師学校でした。こちらは図書館で見つけた蛍雪時代の学校の紹介で偶然見つけたものでした。病院の検査室や研究室で働けることがわかりました。さらに国家試験で資格を取れば就職も不自由しないようで、女性でも長く働けそうでした。こちらの学校は学費は無料で白衣や本も無料でした。それも魅力がありました。さらに先生方も国立の医学部の教授でした。結局この専門学校しか受からなかったのですが、45倍で人気があるのに入れたし、少し自信もなくしていたので浪人せずにこちらの学校に行こうと決めました。その後国家資格も取れて研究室や病院で働くことが出来たので、これで良かったのかなとも思います。でも先生も高校の数学にこだわりすぎていたかなとか保健や家庭科の先生も良かったかなと後から思ったりしました。また医療関係の仕事をするのも薬学部だけではないのだなと思いました。いろいろな選択肢があるのも選ぶのが難しいものです。何かきっかけやアドバイスがあると職業も決めやすくなるのかなと思います。高校は住んでいる区の成績で入れる高校に進みましたが、国立や私立に行っていたらもっと医学部には入りやすかったのではと今は思いますので、私立の中学受験など学校の選択も将来に大事なような気がします。