越前焼の陶芸祭り
我が福井県に、越前焼という焼き物があります。年に一度、たくさんの越前焼の窯元が集結して「陶芸祭り」が行われます。テントの下での販売なので、特別高価なものはありませんがお手ごろな物や、作家の新作など、とっても楽しい、お得な祭りなのです。毎年、とっても楽しみにしているイベントの一つであります。 今年は1号も体育大会の振りかえで休みだったので、一緒に行きました。2号は残念、学校なのでお土産待ちになります。越前焼は、土の風合いを生かした、土色の作品が多いのが特徴。どっしりしていて、貫禄のある焼き物という感じです。しかし、繊細な可愛いものや、粘土色の黒っぽいもの、白磁器のような白っぽい物もありました。土の色を生かした、黄土色とオレンジ色を足したような、可愛い形のまあるい急須を発見。「ひゃ~かわいい~一目ぼれ~」と値段をみたら・・・¥8500。「おね~ちゃん、今日は最終日だから、おまけだよ~¥5800でどう?」急須一個に¥6000近いお金を出せる身分じゃないため、泣く泣く諦めました。お祭りは陶器だけじゃなく、名産品のテントもずら~っと並んでます。おなかが空いたので、なんか食べる事になりました。片っ端から食べたくなるのが、屋台の魅力。ここら辺は「おろし蕎麦」がおいしいので、とりあえず・・・いただきます! お蕎麦のはいっているお茶碗も、越前焼の物。 おろしそば用のお茶碗です。ちょっぴり辛味の効いた大根おろしが、挽き立ての香りのいい、こしの強いお蕎麦にあいます。私はこれを食べるたびに(わざわざ食べに出かける)福井県人でよかったと思います。だいたい、大人で3枚は軽くいけます。その、蕎麦屋のテントで「蕎麦団子」も売っていたので、焼き立てをいただきました。甘辛醤油あじで、やわらか~~~い蕎麦団子。 ぺろっといきました。別のテントでは、越前漁港からで、やきいか、焼鯖、焼きバイ貝、焼ホタテ。焼いかをいただきました。 めっちゃおいしい~! 幸せ~!和菓子のテントで、ワラビもちとあべかわもちを購入。 ぷるぷる~。あべかわもちの餅、草もちだから、とってもいい香りがするぅ~。 だんだん、当初の目的に外れてきました・・・。おかきやさんのテントで、片っ端から試食のあられを食べ、お漬物やさんでまた試食。地場産業のシイタケがあり、なぜかシイタケが、ペンダントとブローチになっていた。そろそろ帰らなきゃいけないので、ぼちぼちと・・・。あ、また人だかり。輪投げをしていたんですが、輪を一個百円で買うシステム。景品はもちろん、越前焼の食器。 どう考えても、壷や皿の方がでかいものもあります。妙にはまっている、おじいちゃんおばあちゃんたち・・・。UFOキャッチャー状態。「こんなんにはまってるの見られたら、超はずかしいなぁ~」と1号と言っていたら友人が旦那さんと二人で、必死になってやっていました。「きゃぁ~みられたぁ~」とめっちゃ照れていました。 で、今回の購入お茶碗。 まず、冷奴にいいなぁと早速入れてみました。この豆腐も、ここでしか買えない「六年屋」のお豆腐です。 おいし~の。すっごくなめらか。紅葉の形の小鉢であります。もう一つ。 梅の形の脚付きの鉢。これは交渉して1枚¥500まけてもらいました。普通のヒジキの煮物も、ちょっと立派にみえる?こちらは、花器にも、菓子器にも、おかずにもいけると思って同じ形なんだけど、色と質感が違う物を2枚セレクトしてきました。とても良いお買い物ができました~。また来年。