カテゴリ:映画
ぼちぼち更新。
先週から今年の花粉症が発症。終息はGW明けの予定(多分、杉とひのき)。 目がむずむずします。 ↓ 強くこすらないようにほんのちょっとだけ目の端っこを軽ーく引っ掻きます。 が、、、2秒後、掻いたところからジワジワジワッと、ぎゃーっと悲鳴をあげたくなるようなむず痒さが、目全体に広がります。 ↓ 悲鳴をあげてとにかくひたすら目を擦りまくります。痛くなっても止められません。 あと3秒経ったら止めようと心に誓い、3秒後、どうにか止めます。 ↓ 止めた2秒後、また痒くなってきます。 これ以上掻くと目がどうにかなってしまうので机に爪を立てて渾身の力でやたらめったら引っ掻いてどうにか堪えます。 ↓ 目をいじったせいか鼻水が出てきます。粘度が低いのですーっと出てきてしまいます。 なので仕方なく鼻をかみます。 ↓ 2秒後、かんだことに刺激されて余計に鼻がむずむずして、我慢できなくなって大きな大きなくしゃみが出ます。 多いと5,6回。 ↓ くしゃみするとまた鼻水が出てきます。また涙も出てきて目もむずむずします。 あとは繰り返し。(目と鼻の順番はどっちでもいいです) なるほど、花粉症が経済に与える損失は大きいかもしれない。これまで20年間よく堪えたものだ。 映画の話するはずだったんですが、花粉症の話だけで十分ボリュームが出たなあ・・・。・・・一応するか。 また梅田のOS名画座に行きました。映画の内容も興味はありましたが、舞台挨拶があるというのでどんなものなのかなーと、そっちの興味優先で行きました。 「二人日和」(野村惠一監督、主演は藤村志保、2005年) 舞台挨拶に来たのは共演の栗塚旭さんと山内明日("あした"と書いて"めいび"と読む)という新人と思われる女優さんのお二人でした。ああ、こういうところで最初は地道に売り出していくのかなーと勝手に想像してました。別に話題の映画というわけでもないのでわりとこじんまりした感じ。雑談しながら映画の紹介もして、若干の報道記者が花束を受け取った二人を撮影して、それから上映。 舞台は京都です。昔から御所関係や神官の装束を作ってきた神祇調度司である老職人(栗塚旭)とその妻(藤村志保)の夫婦の物語。京都の古さと歴史の中から生まれる不思議な感覚が町の風景とともにうまく演出されていました。妻は不治の病ALS(筋萎縮性側索硬化症)に冒されて徐々に体の自由を失っていく。病気がきっかけでこの二人の家に出入りするようになった一人の青年。彼は乞われて二人にマジックを教え始める。彼は普段は大学の研究室に通い、恋人(山内明日)もいる。まだ若く瑞々しい愛と長い人生を歩みもうすぐ終わりを迎えようとする老夫婦の愛と、二つが絡み合って物語は進み始める。設定に不自然さがなくもないんですが、まあ細かいことは気にしないでもいいかと。見終わるとやたらしっとりした気分になって、外に出ると真昼の梅田のざわめきにえらいびっくりしました。 工事○さん、マジックですよ。マジック。君がモデルかね??私はターン・オーバーという用語しか覚えられませんでした。 見終わって会場を出るとさっきの二人が出口で待っていて一人一人に握手してくれました。図らずも、芸能人と握手ができた・・。京都もまだまだ見て回りたいところだらけです。 話は変わって「博士の愛した数式」も見ました。これも愛の物語です。まあ、あらすじはみんな知ってるでしょう。こういう題材で映画作ってもらえるのも嬉しいですね。映画の中で博士はいつも数学という美しい秩序の中で戯れていられる、ある意味最も幸せな生き方ですね。しかし現実問題としては、80分しか記憶が持たなくてあんなにゆったりしてられるのかなあというのが見ていてずーっと気になったんですが。 博士はいわゆる変人です。事故になったからああなったのかわかりませんが、とにかく社会生活なんて一人ではおよそできそうもない。でもこういう人がいるから世の中どこか救われる気もするのです。私は博士ほど純粋にはとても生きられません。ですがそうなりたいと常に願っています・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.05.17 23:10:59
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