【ミルク】
ゲイであることを明らかにし、その権利を確立した政治家、ハーヴィ=ミルクの生涯の物語ショーン=ペンをはじめ、登場人物が、実在した人物とよく似ていて、・・・。これは、彼の遺言の録音をもとに構成されています。遺言は、彼が死んだときに公開するようになっていて、ということは、彼は暗殺されることを予感していたのか。1970年代、こんなに人権侵害があったのか、まず、冒頭の実写ニュースに愕然デス。そして、私自身の価値観を問われる場面がいくつもありました。今、ようやく様々な生き方が認められようとして、カミングアウトする人たちも出てきていますが、その人権は完全に守られているとはいえない状況もあります。この映画を観て、声を上げていくことや政治の大切さを感じたのでした。