24年ぶりに会う友人
昨日、急にメッセージが届いてね、アメリカの友人が、「実は今、東京に着いたの。ホテルは新宿」うーん…これはヒマだろ、来いってこと? 彼女はその昔、某手作り系イベントのゲストで来日して、その時に一緒に仕事したご縁でずっと連絡取り合ってたのです。でもさ、出来れば出発前に連絡欲しかったよね…「ごめん、忙しすぎて忘れてた」まあ、こんな機会もうないだろうし、お土産持って行きますよ、とお返事。話によると、今回はプライベートで「日本で買い物と手作り体験をしまくるツアー、2週間」というのに参加したそうで、ご近所のお友達も2人ご一緒だそう。そりゃ、買ったはいいけど絶対に私の一生で使い切れないであろうアンティーク着物の生地、お土産はそれでしょう!荷物が多くなる? そんな、買い物ツアーに乗ってる奴が何を言うかっていうことで、すっごくたくさん詰め込んで持って行きました。みこたんは、あげないよ〜娘の愛用品を借りて、パンッパンに詰め込んだ。反物12本、黒留袖3枚。15キロ。重い…なんとか辿り着いた。1人でラッシュの夜に重い荷物を持って出かけられたことに、大いなる自信を持ちました。私、偉い👏 まだまだイケる!友人はとんでもなく元気で、絹地もすっごく喜んでくれました。よかった。「明日は日暮里の繊維街に行くの。買いまくるわよ!」ですって。大荷物をどう持ち帰るかは、まあ、頑張ってとしか言えんわな。本人も「なんとかするに決まってんでしょ」って言ってるしね。夜景、きれい😍その後、「日本のドラッグストアで爪切りと耳かき買いたいから、一緒に来て」と言うので、駅周辺のマツキ⚪︎にお付き合い。都会のドラッグストアって、店員さんも外国人が多いのね〜と感心。お友達も一緒に来たんだけど、みんなで爪切りを大量買してるの、見てて面白かった。24年前に来たとき、この人ともう1人、「天才」と称されるデザイナーさんがいてね、私はむしろ同い年のそちらとより親しくて、プレゼント交換をしたりしてたの。娘がアメリカに行くことが決まった時も、「娘ちゃん、夏休みはウチで預かるよ」「じゃあ、何か日本土産持たせるね」なんてやり取りをしました。でもそんな話をした1週間後、彼女はくも膜下出血で帰らぬ人となりました…なんて悲しい、残念なことでしょうね。。。今回来た友人は、彼女の大親友だった人なので、「なんかいざ日本に来たら、思い出しちゃって涙が出てさ」と言ってました。そう、私が迷惑承知で大荷物を持って行ったのもね、最後に彼女と話した時、「日本土産だったら、キモノちょうだい、刺繍のあるヤツ」ってリクエストされて、じゃあアメリカ受けしそうなゴージャスなのがいいよね、っていろいろ探して見つけた「源氏物語絵巻の黒留袖」がそのままだったからなの。どうせなら、大親友に託したいだろうなって思って。お姫様バージョンと公達バージョンの対の2着。作品に使ってくれると嬉しいです☺️