村の中はとってもにぎやかで、活気があるように見えます。通
りすがりの人に村の長老の家を聞き長老にこの村の場所と自分
の使命を話して長老の説明を聞きます。「そんな大変なことを
若いお前さんが一人でするのかい」そんなそっけない一言にも
よわむし君は小さくうなずき「そうかいそんな大変な思いをし
なくてもここに留まっていればいいじゃないか」と長老は答え
ます。よわむし君は小さな声で「いいえ!みんなとの約束があ
ります。僕がここに留まればみんなは僕に期待をかけたまま長
い間待っていなくてはいけません。その間にもどんどん自然は
壊れていきます。誰かが止めないといけないんです」そう答え
ると長老の家を出ようとします。すると長老が「そうか!それ
ほどの気持ちがあるのならこの村のはずれのところに食べ物や
水をくれるブナのおばあさんがいるからそこで水と食べ物を貰
っていくといい」と伝えます
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