カテゴリ:政治・社会・ビジネス
朝、メールが来た。 「過重労働対象者のため、産業医の面接を受けるように」ということだ。 一瞬、部下の誰かのことかと思ったが、私のことらしい。 昨年改正された労働安全衛生法の、 「過重労働による健康障害防止のための総合対策」また、 「労働者の心の健康の保持増進のための指針」における「過重労働」に 相当するらしい。 確かに、11月~12月は、土日は休んでいない。 残業時間換算では確かに月あたり100時間を楽々超えている。 が、珍しいことではなく、もっと働いている奴も居るように思う。 しかし、管理職になってからは、いわゆる「ホワイトカラー・エグゼンプション」 先取りで(笑)、残業代がつかなくなって久しいので、「残業」なんて意識はとうに なくなっていた。 そして、実際、腰痛がぶり返した(自沈だ)以外は、全く身体に変調はない。 産業医面接は義務付けられているので、逃げようもないが、もっと診てやって 欲しい奴は、周りにいくらでも居る。 要は、モティベーションが上がるプロジェクトだったことと、概ね成功したこと、 そして、一緒に仕事をしたメンバーがいい連中だった。などの理由で、常に 楽しく働けたことが、疲れを残さなかったのだろう。 そう考えると、嫌々やらされている仕事ならば、確かにストレスもたまるだろう。 友人にも「仕事なんて楽しいわけが無い。皆、我慢して働いているんだ」とよく 口にする者がいるが、彼は確かにストレスを溜めている。 本当にそうだろうか? 私ももちろん、出来れば天文学者になりたかったわけで、今の仕事なんて、 一昔前には想像すらしていなかった。 結局、流れ着いた先での仕事に、「何か」楽しみを見出し、節目節目で、 自分が楽しく働けるように画策しつづけてきたことで、「楽しい」の基準も 低くなり、それなりに楽しめるようになったと思う。 人間は、確かに気分次第という面はある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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