2010/04/01(木)11:52
真夏のオリオン
劇場で予告編を観たまま、スルーしてしまっていたのだが、DVDでやっと観る
ことが出来た。
監修・脚本が福井晴敏ということで、期待と不安が半々での鑑賞となった。
不安の部分は、「亡国のイージス」の劇場版があまりに酷い出来だったからだ。
感想を素直に言えば、非常に良かったと思う。
もっとチープなメロドラマがたっぷりかと思ったが、良い意味で、何とも男くさい
作品だったと思う。
吉田栄作、なかなかいい歳の取り方をしてくれている。
ラストも私の予想は大きく裏切られ、しかしながら、「これもありだよな~」と
素直に観終えることができた。
一緒に観ていた妻の評価もほぼ同様だったが、
「解説してくれたから良かったけど、解説なしではわからないところもあった
かも知れない」と、潜水艦に関するシチュエーションなどは、やはり「男の子」
向きの映画かも知れない。
「艦長と御一緒で来て光栄でした!」なんてセリフだけで涙腺が緩んでしまう、
私のようなオジサンには、ストライクの作品でした。