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2013/12/05
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テーマ:稽古(629)

 1980年代。

 既に引退して数年経っていた、キックの藤原敏男氏が、サウナスーツを着て縄跳びに
 汗を流す写真が、格闘技専門誌に載っていた。

 気合いの入った表情に惹かれ記事を読むと、彼が現役自体に「幻の一戦」となってしまった
 ベニー・ユキーデ選手との対戦が実現するかも知れず、現役復帰を決意した。との事だった。

 結局、この一戦は流れてしまい、藤原敏男氏のカムバックも幻となってしまった。

 現役当時、60kgあたりで闘っていた藤原氏が引退後、80kg台になってしまったことも記事に
 あり、20代の私には信じられず、驚いたものだ。

 今となっては20kgの増量は筋肉量の多いスポーツ選手には当たり前のことと、自分の身体で
 理解したが(笑)

 藤原選手は、数ヵ月の準備期間で、

 「とにかく体重を現役時代に戻す」

 「体重さえ戻れば、動きは自然についてくる」

 と記事では語っていたが、これも藤原選手ほどの技術・キャリアを持つ選手ならば当然の
 ことだったろう。

 対戦相手のベニー・ユキーデ選手は、結局40代半ばまで現役で闘い続け、42歳頃、正道会館
 からキックに参戦していた実力派の選手と米国で闘っており、この試合は幸運にもビデオで
 観ることが出来たが、なかなか凄い試合で判定でユキーデが勝利している。

 藤原サイド(特に師匠の黒崎健時)はユキーデを今でも酷評しているが、実際に多くの試合
 を比較観戦した私からすると、この幻の一戦の結果は、現役でいた分、ユキーデに分があった
 ように思う。

 藤原選手のファンでもあった私の記憶では、藤原選手にはムエタイ王者との闘いなど、素晴ら
 しい試合も多いが、逆に簡単にダウンを喫したりというポカもあったように思う。

 その点、ユキーデの場合、ダウンは喫してもすぐ立ち上がる打たれ強さもあり、ライト~
 ウェルターという体重以上の「攻撃の重さ」もあった。

 流れるには惜しい一戦だったと、今でも思う。
 





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Last updated  2013/12/08 06:56:31 AM
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aki@ Re:ブラス万年筆 F字 / トラベラーズカンパニー(03/12) この様な書込大変失礼致します。日本も当…
kirk1701@ Re[1]:パイロット万年筆 カスタム72 HM(01/23) akiさん、返信遅くなり申し訳ありません。…
aki@ Re:パイロット万年筆 カスタム72 HM(01/23) この様な書込大変失礼致します。日本も当…

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