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2016/03/16
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テーマ:天文(606)
カテゴリ:星・天文
 天体望遠鏡の架台で重要な脚部。
 
 常用しているベランダのEM-200は、鋳鉄製のピラー脚、ATLUXは堅牢なジュラル
 ミンでガッチリ。
 EM-10の木製三脚も赤道儀本体に較べてしっかりしているし、もう一台のEM200の
 木製三脚も伸縮機能すら省いた一本ものでさらに堅牢だ。

 そういう三脚に慣れた身には、この物干しざお三脚は頼りない。

 その上、三脚の開き止め機能に頭を捻る。

 開き止めは、三脚を束ねる台座部分(鋳物)とそれぞれの脚の根元の鋳物部品が
 当たることで機能を果たしている。

 逆の力として、三本のアームがついたプレートを下からボルトで締めあげること
 で、三脚が開閉しないように固定する構造になっている。

 ま、ここまでは判るのだが、この構造では、各脚を台座に取り付けているボルト
 に応力が集中するのは、素人でも判る。

 にも拘らず、このボルト。太さも足りないし、材質はメッキはしてあるがどんな
 材質かは不明である。

 中国では、SCもSUSも気にしないことは仕事で日常的に経験済みである。
 「金属は皆一緒」と思っているのだろう。

 確かに製荷重であれば、この構造でも一応もつだろうが、搭載荷重15kg+本体8kg
 +バランスウェイト7kg=30kgである。不安だ。
 もちろん、中華製製品のカタログスペックを真に受けて、これに15kgの鏡筒を乗せ
 るベテランはいないだろうが、初心者ならやってしまうかもしれない。

 さらに、熟練観測者が設置時に極軸ズレ防止のためにやるように、組み上げた三脚
 に体重を掛け、安定させる行為などをしようものなら・・・。

 そっか、その場合は先に「物干しざお」がひん曲がるか(笑)
 どっちにしても赤道儀も鏡筒も無事では済むまい。

 さらに防振に関しては、まったく期待できない。

 この三脚構造、セレストロンの同程度のスペックの製品に酷似しているのだが、
 向こう(恐らくオリジナル)はどうなのか気になるところだ。

P1070965

P1070965 posted by (C)kirk1701






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Last updated  2016/03/17 05:48:42 AM
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aki@ Re:ブラス万年筆 F字 / トラベラーズカンパニー(03/12) この様な書込大変失礼致します。日本も当…
kirk1701@ Re[1]:パイロット万年筆 カスタム72 HM(01/23) akiさん、返信遅くなり申し訳ありません。…
aki@ Re:パイロット万年筆 カスタム72 HM(01/23) この様な書込大変失礼致します。日本も当…

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