2011/05/03(火)12:26
技術経歴書を作成
或る会社から技術士として活動してくれないかとの話が、人材派遣会社を経由して来ています。官庁の受注工事には、技術士の介在が必須条件となりますので・・
嘱託なのか顧問格なのかは未だ分かりませんし、近々その会社を訪問することになりますが、履歴書と技術経歴書を作成して持参頂きたいとのことですので、Excelで調製してみました。
技術屋人生を長い間送って来たつもりでしたが、簡略に纏めてみますと下記の通り、1ページにも満たない内容であることが分かります。
少し寂しい気もしますが、人生とはそんなものなのかも知れません!
1964年4月 スイス国BBC社との舶用ガスタービン開発 5000kWガスタービン開発
1967年7月 自家発電所への転用 江東区事業所で完成
1970年4月 航空転用型ガスタービンの陸舶用応用設計 GE社LM2500GT応用
東京都下水道局向け非常用発電装置の設置 IHI社IM1500GT適用
大阪市下水道局向け非常用発電装置の設置 IHI社IM1500GT適用
1975年4月 米国GE社との陸用大型ガスタービン開発 出力タービン設計
明電舎向け自家用発電所の設置 IHI社IM5000GT完成
1979年9月 石川島播磨重工の米国会社 IHI Inc.出向 米国・カナダ・メキシコ
1982年10月 米国Simpson製紙向けガスタービン受注 ガスタービン輸出1号機
米国Mobil社向けガス圧縮機受注 LNGガス回収用圧縮機
1983年10月 石川島播磨重工に復帰、輸出担当 世界各地への受注活動
1986年5月 独国Dow Chemical向け工事 アシスタント・プロマネ
1987年5月 米国Procter Gamble向け工事 プロマネ
1989年7月 航空宇宙事業本部 研究工事統括担当 航空、宇宙、GTの研究工事
1991年7月 官庁向け航空宇宙試験設備のプロジェクト 日本の次期主力産業の企画
通産省/航空宇宙工業会の調査に参画 欧米の先進施設の調査
防衛庁向け航空エンジン試験設備工事 千歳基地で試験装置完成
科学技術庁向け航空エンジン試験設備工事 三鷹で試験装置を完成
1995年7月 プラント事業部技術統括担当 プロセス、LNG、セメント
工技院ニューサンシャインプロジェクト 水素吸蔵合金適用
三菱総研「広域ガスパイプライン研究会」 ロシア天然ガスの日本導入
1998年5月 蘭国Shell社向け小規模ガス田用FPSO 洋上LNG製造・貯蔵計画
2000年4月 石川島播磨重工を退社 技術士事務所開設
日本縦貫パイプライン専門家会議に参画 サハリン島ガスの輸入計画
蒸気噴射ガスタービンの学会発表 ガスタービンの高効率化
防衛省向け極超音速設備の移設指導 陸上研究所で移設工事指導
2006年10月 経産省向け水素パイプラインの設計法指導 水素時代のパイプライン
生涯現役が理想と言われますが、技術屋は組織で仕事をしなければなりませんので、組織を離れた今、明らかに限界があります!