テーマ:政治について(19782)
カテゴリ:Politics
漢民族による中華覇権帝国の野望は、一段とあからさまになって、国際的に公海とされる南シナ海でも、島しょを人工的に埋めて軍事拠点化を進めています。
この海域は、中東からの石油運搬船タンカーが航行する処で、中国が一方的に自国領海とするのは国際的にも許されず、日本の生命線ともされる海域でもありますので、中国の中華覇権主義を危惧する海域職と共に、牽制するのは当然と考えられます。 中国は現在、米国との貿易戦争で苦悩している最中、ハイテク技術の知的財産権を侵害しているとして500億ドルの中国輸入品に25%関税を上乗せする制裁を行っていて、これに続く制裁措置として、9月24日から2000億ドルの輸入品に10%の関税を上乗せするとし、この貿易問題が解決しなければ、来年以降、関税を25%に引き上げるとしていますので、中国からの輸入品のほぼ半分に関税が上乗せされることになりますし、中国も報復関税で対抗していますが、貿易戦争の帰結は、明らかに中国に不利と見えます。 中国は核心的利益と称して台湾の併合、又東シナ海での尖閣列島にも不当な主権を標榜して、虎視眈々と上陸と強奪を狙っていて、現状変更を強行して国際的にも疑念を持たれる事態となりましたし、一帯一路構想で周辺諸国への経済侵略事案も明らかとなりました。 日中友好条約発効から40年とされますが、核心的利益を押し付けるのではなく、正当な議論を重ねて真の友好関係を築きたいものですが、現在は仮想敵国を独裁国家中国とすることに違和感はありません! 海上自衛隊は9月17日、潜水艦「くろしお」、ヘリコプター搭載型護衛艦「かが」等3隻と南シナ海で対潜水艦戦の訓練を実施したと発表した。軍事拠点化を進める中国をけん制する狙いがある。潜水艦の行動は極秘とされ、ハワイへの長期派遣訓練など一部を除いて公表しておらず、明らかにするのは異例、くろしおは海自潜水艦として初めて、南シナ海に面するベトナム中部の軍事要衝カムラン湾の国際港に寄港した。 中国は独自の境界線「九段線」を引いて南シナ海の主権や権益を主張し、人工島を造成、軍事基地を建設しているが、今回の海自訓練は、九段線内側の公海上で行われたとみられる。 中国外務省は、「地域の平和安定を損なうべきではない」と反発した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[Politics] カテゴリの最新記事
|
|