股下の肌肉筋の痛みが緩和されて来ましたので、歩行練習をすることにしました。
一月前の城山湖では上り下りが急で痛みが酷くなり、元の木阿弥となりましたので、今回は緩やかな登りが続くならばい谷戸を小野路城址までゆっくりと散策することにしました。
途中の水田では、田起こし作業がされていましたが、本格的な農作業には少し時期尚早の様で、誰も見えません。
しかし散策路には、春の日差しでスミレが群生して咲いていました。
痛みが再発しない様に雑木林をゆっくりと小股で歩いて行きますと、無事、小野路城址に到着しました。
コナラやクヌギの雑木林は、未だ芽吹きもしていませんので、明るく開放的でした。
城址下にある小町井戸にも、誰も見えません。
小野小町が眼病を直したとされる井戸ですが、真偽程は定かではなく、此処一帯は親戚の小野篁の所領地であったことから、そんな逸話が生まれたのでしょう。
登りでは殆ど痛みを感じませんでしたので、下りは起伏があって、階段もある散策路を試してみることにしました。
この林間コースには、エビネやキンラン等があったのですが、盗掘されて殆ど観ることが出来なくなりましたが、春蘭を見つけましたが、その内盗掘されてしまうのかも知れません。
やはり、長い階段路を下りて行く途中、痛みが出て来ましたが、歩行困難に陥ることもなく、歩行演習は終わりとなりました。
少しずつ治って行く様ですので、少しずつ歩行訓練を続けて行こうと思っています。