多摩丘陵は、冬寒く夏は蒸し暑く、特に冬季は「寒風吹き荒ぶ地域」とされています。
一昨日は、朝方氷点下-5℃迄下がり、最高温度も5℃で、午後には雪も散らついて、真冬の寒さでしたが、昨日は快晴で7~8℃まで気温が上がるとのことでしたので、小山内裏公園に行ってみました。
谷戸の底部にある大田切池の畔に行き、其処のベンチに座り、稲荷寿司等が入っている昼食を摂りましたが、日差しもあって快適な日和となりました。
大田切池は太田川の水源で、大栗川に合流して多摩川に注ぎ込むのですが、良く見ますと正午ですのに、全面結氷していました。
池には立ち枯れの樹木も多数ありますし、此処は「釣り禁止」の立て札もあって、鯉などが生息している筈ですが、全て氷の下で、ひっそりとして何の物音も聞こえません。
見上げますと梅も桜も堅い蕾のままですが。寒い季節の景観を提供してくれていて、良い散策となりました。