2021/02/15(月)08:38
モーツァルトのHaffner Symphony-ハイティンク指揮Concertgebouw Orchestra
久しぶりに、第35交響曲Haffner Symphonyを聴きました。
ベルナルド・ハイティンク指揮のコンセルトヘボーオーケストラに依る演奏で、極めて明るい雰囲気に溢れていて、まるで天上の音楽を聴いている様でした。
指揮者のハイティンクは、オーケストラ編成を小さくして、モーツァルト時代を再現する様に工夫した様子で、聴き易い演奏となりました。
Mozart's Symphony No. 35 'Haffner' by Bernard Haitink and the Royal Concertgebouw Orchestra
モーツァルトは1783年3月23日の予約演奏会の為、旧作のハフナー家への第2セレナードを交響曲に編曲した。編曲に際して行進曲と2つあったメヌエットのうちのひとつ(散逸した方)を削除し、楽器編成に第1と第4楽章にフルートとクラリネットを加えている。
指揮者のハイティンクは齢90才を越えて、介添えと杖無しには歩けない様で吃驚しましたが、設けられた椅子に腰掛けることも無く、直立不動の見事な指揮ぶりでした!
天津風 雲の通ひ路 吹き閉ぢよ 乙女の姿 暫し止めむ