昨日、夕刻になりましたので、ガラス戸や網戸を閉めて、カーテンや障子で夜の準備に取り掛かります。
2階のベランダに出て見ますと、午後7時を過ぎても未だすっきりとした青空で、白い月がくっきりと浮かんでいました。
弦に当たる部分が外輪弓の下に見えるので下弦の月と思っていましたが、夕方観ることが出来るのは上弦の月とのことで、間違えてしまった様でした。
上弦の月の運行は太陽に6時間遅れていて、12時にのぼり24時に沈む。そのため夕方や夜浅くに見やすい。下弦の月は6時間進んでいて、0時にのぼり12時に沈む。そのため深夜過ぎや未明に見やすい。夜浅くに西の空に見える上弦の月は、弦の部分が上に見える。午前中に西の空に見える下弦の月は、弦の部分が下に見える。上弦で輝いているのは、月の後方半球、東半球、北を上にしたときの右半分である。下弦で輝いているのは、前方半球、西半球、北を上にしたときの左半分である。輝いている部分の面積は同じだが、月の海と月の陸の配置により、上弦のほうがわずかに明るい。
梅雨明けで、猛暑が連日続いていますが、少し気温が下がった夕刻に、涼やかな月の姿は、格好な夕涼みとなりました!