2023/02/12(日)13:36
鯵のみりん干しを食べる-五島の桜干しが懐かしい
デパートの食品売り場に、伊豆から海産物展示即売展を出店していました。
久しぶりに、鯵のみりん干しを食べたいと買って来て、レンジで焼くことにしました。
作り方は至って簡単な様子で、ネットでも紹介されています。
うろこ・ぜいご・ひれ・わた・中骨を取り除き開く。
塩を振り1時間後、鯵から出た水分を拭き取る。
ビニール袋に漬けだれを入れ、開いたあじを漬け込む。
1時間置いたら干物用の網で1~2時間程干す。
本みりんを刷毛でぬり、ごまを振り、再度乾燥させてできあがり。
それなりに美味しく賞味させて頂きましたが、どうも五島の鯵の桜干しを思い出してしまいます。
新上五島町似首郷の義叔母は海産物の調理に長けていて、アワビの刺身は硬い身を透き通る様に切り揃えますし、きびなごの刺身は切迫の如く仕上げます。
鯵は五島近海で沢山捕れますので、かまぼこは鯵のすり身で作られますし、新鮮な鯵の桜干しも絶品な仕上げとなります。九州の醤油は関東に比べて、塩味が薄く甘いので、桜干しには味醂とのマッチングが絶妙な様で、天日干しにも時間を掛けますので、美味しい干物となりますが、叔母も亡くなって15年も経ちますので頂くことも出来ませんので、懐かしい限りです。