私の手が小さくて子供の時のままなのです。青年期を迎えて友の指が伸びて行くのに一向に変らかったのは残念な思いをしたものです。これは母からの劣性遺伝だと思っていますが、別に劣等感に苛まれていることはありません。
逆に、優秀な脳細胞を与えてくれたことに感謝するばかりで、幼少時に祖父を亡くして乳飲み子を抱えた祖母は幼女だった母を親戚筋に養女として出したのです。養女でしたので、義務教育の尋常小学校のみで高等小学校には進学出来なかったのですが、優秀な学業成績は鳴り響いていたとされていましたと知人から聞かされていました。
只所詮手が小さく、手力が無いので、堅い瓶詰の蓋は工夫する必要があるのです。
先日、ドイツから輸入されたサワークラウト瓶詰めを購入したのですが、太い蓋ですので普段使っている平ゴムでは何としても開きません。
其処で、聖蹟桜ヶ丘駅まで行き、京王アートマンにて店員さんに「蓋開け器はありますか?」と聞きましたら、「11㎝迄の蓋は開けられます!」と紹介してくれたので、1650円で買って家に帰ることにしました。
家に帰って、サワークラウトの瓶詰の蓋を無事開けることが出来ました。