台風の影響もありますが、風は無く雨の日となりましたので、気温が上がらず、肌寒い日となりました。
フランスの詩人であるポール・ヴェルレーヌがやはり詩人のアルチュール・ランボーをピストルで撃って怪我をさせて、獄中で書いた詩なのです。
Il pleure dans mon coeur
Comme il pleut sur la ville,
Quelle est cette langueur
Qui pénètre mon coeur ?
それを堀口大學氏は流麗な日本語訳にしてくれました。
雨音が静かに聴き入る心に自然と浮かび上がってくる様な気になってしまいます。
巷に雨の降るごとく
わが心にも涙降る。
かくも心ににじみ入る
このかなしみは何やらん?