キルアとゆかいなマキバコ☆

2006/04/24(月)11:37

運命が変わる時2~消えたこうへい~

  「お父さん今日も遅いねー」 「とうちゃん何してるんだろうね」 次郎は不服そうに話している。 「もう11時だし次郎寝ようか」 「えー・・・また かぁーちゃんと寝るの?嫌だなぁー。」 「こらこら w  こんな綺麗なおかあさんと寝れるなんて次郎は幸せものなんだよ。」 「俺全然幸せじゃないよ。とーちゃんと寝たいなぁー」       私たちは用事があって親戚のおばさんのところによって先程帰ってきていた。   そして、こうへいは久々にパチンコに逝くと言って私たちより先に家を出ていった。   いつも朝から逝くときは夜11時前には帰って来てくれるはずなのに今日は連絡も無い。     どこかで一杯引っ掛けてるのかなと思いつつ朋子と次郎は疲れもあって、何の不安もなくそのまま眠ってしまった。             朝になり目を覚ますと いつも横にいるはずのこうへいはいなかった・・・     立ち上がり、家の中を捜すも いるはずのこうへいの姿はどこにも無かった。 朋子は急に不安になり急いで こうへいの携帯をならした。 何度掛けてもコールはするものの留守電になり反応がない。     こうへいの身に何かあったの?       不安な気持ちが一気に私を支配しだしていた。   「あれ?とーちゃんは?もう仕事逝っちゃったの?」次郎はいつの間にか起きていて私を不思議そうな顔で見ている。   「あっ?次郎起きたのね・・・お父さん・・・そうねさっき仕事に出ちゃったの」とっさに朋子は何故だか自分でも分からなかったが嘘をついていた。   「そうなんだー・・・とうちゃん最近冷たいよねー。ちっとも遊んでくれないや」 「そうだねー、今日帰ってきたら次郎お父さんに文句言いなよ。さ、次郎も学校行く用意しなさい」朋子も次郎に変に勘ずかれないように話していた。     「そうするよ・・・でもあれだよね。かーちゃんさ・・・               お化粧してないと お化けみたいだね」爆       「次郎・・・汗」朋子はいくら自分の子供でも・・・かなりのショックで黙ってしまっていた 爆       あれから何度もこうへいの携帯をならすがコールするだけで こうへいは出てくれない。     昼前になり、恐る恐るこうへいの仕事場に電話もしてみた。   不安が的中するかのように、何の連絡もないまま こうへいは仕事に出てきていないらしい。     その後親友のまなぶに電話しても、昨日も会ってないしという返事だった。     「こうへい・・・どうしたの・・・」不安だけが朋子を支配し、どうしていいか分からず動くことすら出来なかった。     携帯のコールが鳴りひびいた。     「こうへいなの?どこにいるの?」急いで朋子は電話を取り話していた。   「・・・朋子さん・・・こうへいに何があったんだ?さっきの電話気になったから電話掛けなおしたんだけど・・・」 「まなぶ・・・昨日から・・・こうへいが家に帰ってこないの」 「・・・今から、そっち行くから。朋子さん警察とかにも連絡まだなんでしょ?」 長い付き合いで朋子の性格を分かっているまなぶは話していた。     「まなぶ・・・ありがと・・・待ってるから」朋子はそういうと電話を切り、また不安の支配することに立ち向かえないまま座り込んでいた。     今まで こうへいはこんな事をしたことはなかったし、する理由も見当たらない。 パチンコに逝って来るか。趣味であるパチンコに行くと土曜の夜、確かに話していた。     それが・・・何の連絡もないまま こうへいは私の前に昨日から現れない。考えもしないことが現実に起こっている。   「こうへい・・・」朋子は呪文を唱えるかのように何度も名前だけを口に出していた。      そうしているうちに玄関のチャイムがなった。      朋子は急いで玄関を開けると まなぶが心配そうに立っていた。   「朋子さん、こうへいは絶対大丈夫ですから」朋子の気持ちを察するようにまなぶは話していた。   「そうだよね・・・さ、入って」   「朋子さん、俺初めて見たんですけど・・・               化粧してない顔・・・凄いですね」死       「・・・それどういう意味かな?汗」   朋子は 私を落ち着かせるまなぶの気持ちは嬉しかったがもっと他に気の効いた言い方はないのかと拗ねていた 爆    今日暇だったから書いてただけなのでつづくか分からない 死

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る