切干大根をつくってみましょう
以前、知り合いから手作りの切干大根をいただきました。 市販のものと違い、大根の甘味がありとても美味しかったので 最近は自分でつくっています。 私の切り干し大根は、皮をむいた大根を長さ15センチ位で輪切りにし、ピーラーで縦にそぎます。それを、干物をつくる時に使う網で天日干しにして乾燥させてつくります。冬なので、できるまで2.3週間かかる時もありますが、一回作るととても美味しいのでまたつくってしまいます。 切り干し大根の栄養素(食材100g当たり) ・食物繊維が6.6g・カルシウムが94mg・ビタミンB1が0.04mg・ビタミンB2が0.04mg ・鉄が9.5mg 大根は太陽の光を浴びることで、糖化されて甘味がさらに増し、栄養価も増加します。骨や歯を丈夫にするカルシウムは15倍、悪性貧血を予防する作用がある鉄分は32倍、代謝を促進するビタミンB1・B2は10倍と、同量の大根と比べた場合、栄養価は非常に高い。また切り干し大根には、食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は、コレステロールを体外に排出し動脈硬化を予防する作用や、便秘を改善し大腸ガンを予防する作用、美肌にも効果的に働く成分です。さらに食物繊維は食後、胃や腸の中で水分を吸収し膨らみ、少量でも満腹感が得られるため、ダイエットにも効果的です。 大根は生で食べると冷えにつながりますが、切干大根でしたら大丈夫です。 私のお気に入りの食べ方は、軽く湯通しした切干大根にゆでた三つ葉や小松菜 をポン酢・ワサビ・すりゴマ・きざみ海苔とであえて食べるのが好きです。