新着記事一覧 | 鍼灸院きりょう

大切なカルシュウム

　カルシウム＊骨だけではなく心臓の働きにも欠かせない！　　カルシウムは心臓の収縮に必要で、不足すると骨から　　補充されます。ですから不足する状態が続くと骨がもろくなり　　骨粗しょう症になっていきます。＊カルシウムは筋肉を収縮作用もある！　　カルシウムの補充の時、不足している分だけ骨からとけるのではなく、　　どうやら過剰に融けてしまうらしいのです。　　それが血管に沈着して動脈硬化を進め、高血圧につながっていきます。　　ですから、常日ごろからカルシュウムを食品などから摂取するのが　　望ましいと言われています。【カルシュウムをたくさん含む食品】　　小松菜・豆腐・納豆・チーズ・しらす干し　（牛乳など乳製品を過剰にとるとアレルギー性鼻炎を悪化させる可能性がありますので　　ご注意ください）　　

2019.12.26

寒暖差疲労について

寒暖差疲労ここ数年、気象の変動が大きく体調を崩している人が多いと思います。私達の体は暑いと放熱し、寒いと加熱・保温を行うようにできています。しかし、寒暖の差が激しい環境では熱を作る、熱を逃がすという指示・対応の切り替えを激しく行わなくてはいけないので、エネルギーの消耗も激しくなります。これら自律神経の激しい切り替えは疲労の原因物質を発生させるので、激しい運動をした時のようにだるくなったり体が重くなったりする。また免疫力の低下、便秘や下痢、腰痛、頭痛、肩こり、睡眠障害、体の冷え、そしてイライラ・落ち込みなどメンタル面でも不調が出てきます。メンタル面が一度崩れると、本調子に戻るまでなかなか時間が掛かってしまう。バランスを崩した自律神経には、まずリラックスした生活が必要です。また、副交感神経優位になるように、体があたためるように心がけ、多めの睡眠をとるのが良いと思います。

2017.11.23

肩こり解消

肩こりの新常識　その２　　　　　　＊肩こりと四十肩・五十肩の違い。　肩こりは筋肉が本来持っている弾力性が失われ、硬くこわばことで始まります。　　中高年になると四十肩・五十肩(腕が上がらない、後ろ側に手が回せない)を訴える人が多く、　この多くが肩関節が硬くなり「肩関節周囲炎」という病気で、肩から背中にある大きな筋肉、　僧帽筋が緊張しておこる肩こりとは別のものです。＊肩こりを防ぎ治す大切な生活習慣　①からだを動かす習慣をつける・・・女性は男性より筋肉量が少ない為、男性より肩こりが　　　　　　　　　　　　　　　　　　多く、運動不足での筋力の衰えで肩こりが起こりやすく　　　　　　　　　　　　　　　　　　なります。ウオーキングなど全身を使った有酸素運動を　　　　　　　　　　　　　　　　　　行いましょう。　②姿勢のチェックを習慣にする・・・猫背など悪い姿勢に気をつけましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　耳の穴ー肩の先ー大転子ーくるぶしが一直線になるような　　　　　　　　　　　　　　　　　　姿勢をこころがけましょう。　③同じ姿勢を３０分以上とらない‣・肩甲骨などを動かして血行不良を防ぎましょう。　④毎日ゆっくりお湯につかる・・・・毎日の入浴は血流を促しますので、肩こり解消には　　　　　　　　　　　　　　　　　　欠かせません。熱すぎない程度の湯の温度で肩まで　　　　　　　　　　　　　　　　　　入りましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

2016.09.24

肩こり解消

　　肩こりの新常識　その１　　肩こりにかかわる筋肉はいくつかありますが、一番多いのは僧帽筋という首の後ろから、　　背中を大きくカバーしている筋肉です。　　肩こりを起こす生活上の要因のうち、特にスマホやパソコン作業、デスクワークや車の運転などで、　　家事でも、高いところに干す洗濯物干しも毎日のことですので、気が付かないうちに肩こりに　　なっています。　　あとは、襟元が大きくあいた洋服を毎日着ますと冷えて、肩こりにつながってしまします。　　デスクワークなどで前かがみの姿勢を続けますと、僧帽筋ばかりでなく肩甲骨に付着している　　菱形筋、肩甲挙筋にも負担がかかり肩こりがおきます。　　　凝りで硬くなった筋肉を無理にもんだり、強くくたたいたりしますと、　　筋肉がさらに損傷することがありますので、まずは生活習慣から改善していくのが望ましいです。　　喫煙や野菜不足は筋肉の血流に悪い影響をあたえますので要注意です！！！。　　　　続きは、その２で。。。

2016.06.16

麹の力と腸

麹の力は凄い！冬は温めて夏は冷たくしていただく甘酒はおいしいですね。数年前、伊勢神宮に行った時、おかげ横丁で飲んだ甘酒がとてもおいしくて、すっかりはまり、それから飲み続けています。甘酒は数年前までは寒くならないと売ってなかったのですが、最近は一年中どこかで買うことができるので、続けて飲むことができるようになりました。飲むとやっぱり元気が出ます。特に胃腸の弱い人には向いていると思います。甘酒の原料の麹にはたくさんの良い働きがありまあすが、麹に含まれる乳酸菌やオリゴ糖には腸内環境を良くする効果があり、便秘の解消、解毒、免疫力の向上、アレルギー症状の改善の効果があります。アレルギー体質の方には早寝が必須ですが、麹もぴったりの食品ですね。また、腸は全身の免疫をつかざどっているので、麹の効果で腸を整えてることができれば、全身の健康につながっていきます。乳製品が合わない人には甘酒が良いと思います。もちろん腸が健康になるとお肌のカサカサも改善されたり、眼の疲労にも良いようですよ。【わたしの甘酒の食べ方】　豆乳割り、ボタージュに入れる、カレーに混ぜて、バナナジュースにまぜて飲む。以上

2016.04.03

美肌対策　しみ　たるみ

　　シミやたるみが気になるお肌に、弾力を与えるコラーゲンを！！！　　ミネラル豊富なたんぱく質と、ビタミンＣでコラーゲン生成を　　助けましょう。　【コラーゲン生成を助けるビタミンＣをたくさん含む食物】　　・海苔、赤パプリカ、芽キャベツ、菜の花、ブロッコリー　　　パセリ、ゴーヤ、豆苗、小松菜、プチトマト　【コラーゲンの材料となる鉄分をたくさん含む食物】　　・煮干し、豚・鶏レバー、海苔、高野豆腐、イワシ丸干し　　　なまり節、桜エビ、牛赤身肉、さば缶詰　　ビタミンＣと鉄分を一緒に取ることで、お肌に弾力を　　あたえるコラーゲンをとることができます。　　【私のおすすめの食べ方】　　　牛赤身肉の薄切りを軽く茹でて、上に紹介したお野菜と一緒にサラダや和え物で　　　食べるのがとても簡単で美味しいです。【肌の張りの治療穴としては・・・】基本はすべて接触鍼で行います。　　　目じりの外側どうしりょう穴や眼の下や眉毛の付近に接触鍼を行う。　　　口角の外で地倉穴付近、ほうれい線のシワが深いところ。　　　下顎角で頬車穴の付近や耳たぶの下の顎の付近。　　　

2016.02.29

切干大根をつくってみましょう

以前、知り合いから手作りの切干大根をいただきました。　市販のものと違い、大根の甘味がありとても美味しかったので　最近は自分でつくっています。私の切り干し大根は、皮をむいた大根を長さ１５センチ位で輪切りにし、ピーラーで縦にそぎます。それを、干物をつくる時に使う網で天日干しにして乾燥させてつくります。冬なので、できるまで２．３週間かかる時もありますが、一回作るととても美味しいのでまたつくってしまいます。切り干し大根の栄養素（食材１００g当たり）・食物繊維が６.６g・カルシウムが９４ｍg・ビタミンB１が０.０４ｍg・ビタミンB２が０.０４ｍg ・鉄が９.５ｍg 大根は太陽の光を浴びることで、糖化されて甘味がさらに増し、栄養価も増加します。骨や歯を丈夫にするカルシウムは15倍、悪性貧血を予防する作用がある鉄分は32倍、代謝を促進するビタミンＢ１・Ｂ２は10倍と、同量の大根と比べた場合、栄養価は非常に高い。また切り干し大根には、食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は、コレステロールを体外に排出し動脈硬化を予防する作用や、便秘を改善し大腸ガンを予防する作用、美肌にも効果的に働く成分です。さらに食物繊維は食後、胃や腸の中で水分を吸収し膨らみ、少量でも満腹感が得られるため、ダイエットにも効果的です。大根は生で食べると冷えにつながりますが、切干大根でしたら大丈夫です。私のお気に入りの食べ方は、軽く湯通しした切干大根にゆでた三つ葉や小松菜をポン酢・ワサビ・すりゴマ・きざみ海苔とであえて食べるのが好きです。

2016.01.19

お休みのお知らせ

　　　　年末年始休みのお知らせ　　12月３０日（水）から　1月３日（日）までお休みさせて頂きます。　　1月４日（月）より通常通り治療いたします。　　よろしくお願いいたします。

2015.12.22

太りにくい体づくり（秋冬）

　　　　　暦上では冬になりましたがままだだ食欲の秋ですね。　　　　　皆さん、便秘をせずにすごせていますか？　　　　　秋から冬にかけては特に胃腸を丈夫にする食材を食べたほうが寒さにも　　　　　負けない元気な体につながって行きます。　　　　　鍋のどに欠かせない白菜やネギ、大根、芋類も養生に欠かせない食材　　　　　ですので、積極的に食べましょう。　　　　　鍋は野菜がたくさん入り、そして体も温まるので代謝が良くなりますから　　　　　ダイエットには最適なのです。　　　　　秋冬養生に最適はその他の食材は・・・　　　　　　さんまなど青物の魚・栗・豆類・豚肉　です。　　　　　秋から冬の運動は、汗をかきすぎないような運動にしましょう。　　　　　そしてなるべく遅くても１１時には寝るようにしましょうね。　　　　　アレルギー症状がある方は早寝をすることで、かなり改善されます。　　　　　気分が落ち込みやすい秋～冬は友達や家族とにぎやかに　　　　　美味しいのもをいただくのもいいですね。　　　　　長く寒い秋冬を健康に過ごせるように、養生法を試して　　　　　みてください。

2015.11.10

太りにくい体づくり（夏）

太りにくい体をつくりをしましょう！ *便秘をなくする（わたくし流ですが・・・）　　　　食事：もずく・きのこ類・卯の花を食べると、とても便通が良くなります。食事の前に生野菜や果物を食べても良いです。（繊維の多いごぼうや大根などはお腹が張るので注意です！）運動：毎日のウオーキング（1日30分程度から）・・・２～３週間続けるとお腹が締まってきます。＊ウオーキングの良いところ・・・内蔵脂肪を燃焼させる。自律神経の働きをよくする。（色々な体の機能を自動的に調節する神経）歩くことで腸の働きが活発になる。夏の食養生として、五行では「火」に属し「心火上炎」の症状がでるといわれ、自律神経系の興奮などから、イライラなど神経の落ち着かない状態があらわれやすくなります。以下は夏に食べると内蔵が元気になる食べ物ですので、是非お試し下さい。【夏の食材】（野菜）　アスパラガス、オクラ、きくらげ、胡瓜、インゲン豆、トマト、パプリカ（果物）　さくらんぼ、ブルーベリー、ラズベリー、メロン、西瓜、巨峰、桃、　（魚介類）鮎、鰯、カレイ、かわはぎ、キス、スズキ、トビウオ、烏賊、海老　　　　　　　　　　　　　　　

2015.06.30

木曜日の休診について

　　　　木曜日の休診日が月２回にかわりました。　　　　　　　　６月の木曜日休診は・・・４日　、１８日　　　１１日、２２日は開院いたします　　　　　　　　７月の木曜日休診は・・・１６日、３０日　　　２日、９日、２３日は開院いたします　　　　　詳しくはホームページの予約表をごらんください。　　

2015.06.04

健康対策

からだを温めるには・・・・＊ビタミンPとビタミンCで血管を強化する。　ビタミンPは、「ビタミン様物質」の一つで、フラボノイド化合物とも呼ばれています。　ビタミンPは、ビタミンCの機能を助けていて、柑橘類に多く含まれる。　ビタミンPを含むもの・・・みかん、レモン、グレープフルーツなど　ビタミンCを含むもの・・・ブロッコリー、みかん、ゆず、水菜など＊ビタミンEで血液の流れをよくする。　ビタミンEは、赤血球が変形するのを助けて、細い血管を通リやすくし、抹消血管を広げ　血液の流れをよくする働きがあります。血管の老化防止、動脈硬化も防ぐといわれています。　ビタミンEを含むもの・・・アーモンド、ごま、サーモン、かぼちゃ、大根の葉＊生姜のショウガオールで血行促進。　

2015.02.16

健康対策

　　冬のお肌のトラブル対策を調べてみました　　【症状別クリーム剤の選び方】　　　肌がかさかさする・・・保湿系　ビタミン系　　　粉をふいて痒い・・・・保湿系　ビタミン系　痒み止系　　　かかとやくるぶしの皮膚が厚くなっている・・・保湿系　ビタミン系　尿素系　　　うっすらと血がでている・・・保湿系　ビタミン系　　　肌が赤くなっている・・・保湿系　ビタミン系　痒み止系　　＊使い方の注意点　　　かゆみ止め系クリームは痒みがおさまったら保湿系にかえる。　　　保湿系クリームは乾燥が強い時は粘度が高いものを選んだほうが効果的である。　　　尿素系クリームは肌があれていて傷がある時はしみるので使わない。　　　　　　　　　　　角質が柔らかくなったら保湿系やビタミン系に切り替えましょう。　　　ビタミン系クリームはたっぷり使いマッサージしながら塗りこむと良い。　　　　　　　　　　　　　　　

2015.01.10

お気に入り

　　　ご存知ですか？　　　　　札幌市役所の地下食堂はリーズナブルなお値段で栄養のバランスが　　　　　　　　　良い食事ができます。　　　　　意外と知らない人がおおいかもしれません。　　　　　食堂は広くて、大きなガラス窓の外には、岩から水が落ちていて滝？が　　　　　見ることができます。　　　　　そして、皆さん自由な雰囲気で食事されているのが、いいです。　　　　　１週間のメニューは「札幌１００マイル」を検索してみてください。　　　　　市役所の屋上はみはらしもよく、同じ階にちょっと懐かしい感じの　　　　　喫茶店もあり、ナポリタンが美味しそうでした。

2014.09.17

お気に入り

我が家のベランダで咲いたバラ、癒されています

2014.06.15

美容鍼（はり）新コースのお知らせ

　　　　　　　　美容鍼を試していただけるコースをつくりました　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鍼治療代3,000円　＋　500円　　　　　　　　　　　回数券　　　　　　　　＋　500円　　　　　　　　　いつもの鍼治療に５００円をプラスしていただくお試しのコースです。　　　　　　　　健康な美肌ずくりに必要なツボで施術いたします。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

2014.05.22

美容鍼（はり）コースはじめました

　　　美容鍼をはじめました！　　　　　　　健康的な美肌ずくりに・・・　　　　　　　全身鍼灸治療と美容鍼を組み合わせたコースです。お肌のくすみ・はりが気になる方にお勧め！！　　　　刺さない鍼でお顔を刺激しますので、“刺すのはちょっと怖い”　　　　と思っている方でも安心して受けていただけます。　　　　また、今まで通りの全身治療も加わっていますので、体の中から　　　　健康になります。　　　　　　　　　　　　月曜日・火曜日・水曜日限定　　　　　　　　　　　　　　　　　

2013.09.11

気に入ってます

　　　おいしいポン酢ができます材料：だし昆布・酢（米酢がおいしい）・減塩しょうゆ・ガラスの広口ビン。熱湯消毒したガラスの広口ビンに少し多めにダシ昆布を入れ、次に酢を入れて一週間ぐらい冷蔵庫の中でこぶだしが出るのを待ちます。できたそのダシ昆布酢に減塩しょうゆをお好みの味になるように注いでできあがりです。市販のポン酢に比べて、はるかに美味しいので是非ためしてみてください。焼き魚やお肉にとてもあいます。

2012.08.02

お気に入り

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　作業所の焼き菓子やシフォンケーキ患者さんより作業所でつくっている焼き菓子やシフォンケーキをいただきました。手作りのやさしい味でとても美味しかったです。それがきっかけでクッキーやシフォンケーキは地下鉄大通駅地下街にある「元気ショップ？」で買って食べています。作業所はいくつもあるみたいなのですが、だいたいどこのものもしっかりした味付けでとても美味しくおすすめです。　　　　

2012.05.03

発見！！脳をイキイキ

　　脳には１千億を超える神経細胞があり、１日に１０万個以上が死に続けています。全体から見た比率はわずかですが、問題なのは記憶や集中力に深くかかわる部位が特に死にやすいようです。脳の老化につながるのが、前頭葉、海馬そして小脳です。前頭葉は思考・我慢・共感・気持ち・集中力・注意の配分などの働きがあります。好奇心や笑い、気遣い、集中などによって活性化が促されます。海馬は短・中期的な記憶を保持します。加齢につれて機能が低下し、物忘れが多くなる。「脳のメモ機能」（情報や記憶を一時的に脳に記憶し、処理する能力のこと）を鍛えるトレーニングで機能低下を防ぐことができます。小脳は主に運動の調整を行うほか、会話や思考、判断などの知的処理でも活躍する。一定の器用さや技を要求される運動や作業によって衰えを防ぐことができます。以下の脳の老化を進める生活習慣を見直すことにより、脳の若さをキープしましょう＊世間の動きや流行に敏感になろう。＊意識して体を動かそう。＊テレビ等の受け身の情報収集ばかりではなく、図書館やカルチャーセンターやセミナーに行ってみる。＊脳の刺激になるのではじめてのことにも挑戦してみよう。＊人の良いところをほめたり、感謝をする行為は脳の活性化を促すことがわかっています。＊地域や趣味関係など多様な人間関係に触れる機会をもちましょう。

2012.04.03

感動したこと

　久しぶりに映画をみました。「英国王のスピーチ」です。今のイギリスの女王、エリザベス２世のお父さん(ジョージ６世)、お母さん(エリザベス１世)の話で、事実にもとずき、つくられた映画ということで、興味があり見て来ました。最後のスピーチのシーンは感動でやっぱり泣けました。ジョージ６世は兄が王位継承をしなかったので、「吃音」という発音障害がありながら、奥さんであるエリザベス１世や型破りな治療法をするカウンセラーの助けをかりながら、英国王の大切な仕事である「スピーチ」をやりとげたというお話です。エリザベス１世という女性は、ジョージ６世にプロポーズをされた時「ステキな吃音を聞いていたら、幸せになれそうだから」と、夫であるジョージ６世を励ますような、大らかで、かつ繊細な気配りができる、類稀な女性だったようです。やはりジョージ６世も、「家族の愛の支えが患者さんの病を癒す！」だったんですね。吃音という病と戦いながら英国王として生き、きっとジョージ６世は人の痛みがわかる、すばらしい王だったのではないかと思いました。

2011.02.28

体にいい話

冷え性に良い代表的な漢方薬をご紹介いたします。女性に冷え性が多い理由は男性に比べて筋肉が少ないからと言われています。またホルモンバランスの崩れ、ストレスによる自律神経の乱れなどがあげられます。東洋医学では陰陽のバランスの崩れで冷えがおこるとも言われます。＊手足の先が冷えるタイプ：抹消型⇒循環不全　　当帰四逆加呉茱萸生姜湯（むくみがある方は当帰芍薬散）　　　＊全身が冷えるタイプ：全身型⇒新陳代謝低下　　真武湯：冷えがありふらつく感じで、下痢や腹痛がある方。　　補中益気湯：冷えて体力がなく、疲れやすい方。＊足は冷えるが頭がのぼせるタイプ⇒自律神経　　加味逍遙散、五積散（のぼせが少ない方は桂枝茯苓丸）＊手足に汗をかいて冷えるタイプ⇒緊張しやすい性格　　抑肝散もちろん食事療法もとても大切です。さらに鍼灸治療は人間が持っている自然治癒力を高め、体のバランスを整え、身体の苦痛をやわらげますので、これらと並行して鍼灸治療を行いますと、とても冷えが楽になっていきます。　　　　　　　　　

2011.01.31

お知らせ

　　　　訪問治療もおこなっています　　はり治療を受けたくても体調がすぐれず通院が　　困難な方、ご自宅でゆっくり治療をうけてみませんか？　　是非ご相談ください。　　　　　　　　　　　　（地下鉄,市電沿線の方）　　　　　　　　　　

2010.10.28

べんきょう

　私が毎月参加しています勉強会でどのようなことを勉強しているか、少しご紹介します。　所属しています「運氣論医学会」では、毎月運氣論を中心に古典の勉強と脈診を学んでいます。その中で、私と仲間の先生とで毎回、岡本一抱の「医学三蔵弁解」の発表をさせてもらっています。私の十月担当は「下焦精臓　第十七節　胞衣」についてでした。そこのところを書いてみます。題名の「胞衣」は別に「えな」とも呼ばれていて、胎児を包む膜と胎盤のことです。要点としては、この「胞衣」ができる様子と胎盤より出ている臍帯の役割が述べられています。【第十七節　胞衣】胞衣俗ニ云ウ恵奈。此レ亦何ノ生スル者タル。葢シ男子一滴ノ？？、子宮ニ始メテ凝ル、則チ女子ノ經水コレガ為ニ止テ、其ノ精胎ヲ包養シ、男女ノ象形ヲ生ス者ナリ。胞衣タルヤ男精其ノ子宮ニ留ルノ間、胎息漸ク生ントスルニ従テ、上先ノ一片ノ浮皮ヲ生ス。此ヲ名ケテ胞衣ト云。譬ヘバ膏ヲ煉熟スルニ、膏漸ク熟セント欲スルトキハ上先ズ一片ノ浮皮ヲ張リテ成ルガ如シ。然レバ則チ、人ノ胞衣ハ胎氣始メテ生スル所ノ浮皮ニシテ、人形ノ先ナリ。故ニ、児ノ頭ニコレヲ戴ク、且ツ児ノ母腹ニ在ヤ一系胞衣ヨリ出テ、臍ニ連ナル。名テ臍帯ト云。母ノ水穀血液ノ濁ヲ胞衣ニ防ギ其ノ清精ノ氣ハ臍帯ヲ傳ッテ、胎ヲ養ウ者ナリ。　　　　　

2010.10.01

ともだち

　　この２匹のねこちゃんは、散歩の途中にいつも仲良く一緒にいる、おなじみさんです。２匹は色がぜんぜん違いますが、子猫の時からいつも一緒なのできょうだいだと思います。ちょっときむずかしくて、ステキな猫ちゃんです。

2010.08.30

はじめての

　　　　久しぶりの書き込みとなります。　　　　初めてデジカメで写真を撮りました。近所の塀の植物、名前がわかりません。　　　　ブドウのような色の小さな実が生っていました。　　　　葉の色もきれいです！　　　　　　　　　　　　

2009.09.01

毎日の散歩で発見

　　　２週間ぐらい前、家の近くの公園でアカゲラの巣を偶然みつけました。近くを通るたびに　ヒナの声が日増しに大きくなり　数日前グレイの頭だった子が今日見たら赤い帽子の子に　変身していました。首まで出したり引っ込めたりしていたので、きっともうすぐ巣立ち　です。　明日またあえればいいな。　　　追伸　忙しくて３日後に行ったら　リトルバード君は　巣立っていました

2009.06.15

自然

　　　　　　　近くの公園の川で２～３羽のヒヨドリが気持ちよさそうに水浴びを　　　　　　　　しているところを見ました。水鳥ではないのに、冬に水浴びなんて　　　　　　　　ビックリしました。ちなみにヒヨドリの英語名はブルブル（bul bul）　　　　　　　　　　　で、ちょっと寒そうですが、かわいい名前なんです。

2009.01.31

健康

　　最近、おいしい塩をみつけました。私は体の為にミネラル豊富の自然塩を　料理に使うようにしたのですが普通の塩と味が全然違うのに結構おどろいています。　　旨味があるというかまろやかというか　前使っていた塩はほとんど使わなくなってしまいました。ミネラル（カルシウム・マグネシウム・亜鉛などの金属元素）は私たちの体には欠かせない栄養素なのですが、毎日、老廃物と一緒に尿に解けて　排出されます。強いストレスでも尿といっしょに排出されてしまうそうです。　健康の為、毎日ミネラルを含む海草，貝、自然塩、ゴマ、大豆類を積極的に　摂りましょう。　　　　　

2008.09.29

養生法

　　　　　　　　　札幌もすっかり朝夕涼しくなり、もう秋を感じます。　　　　東洋医学では　秋は植物に例えると来年、良い花を咲かせる為に　　　　良い種をつけようと栄養を貯えはじめます。人も秋になると気を　　　　中に収蔵すると言われています。来年の春を元気で迎えたい方は　　　　秋、冬は激しいスポーツや夜ふかしはなるべく控えてください。　　　　毎年、春になるとよくカゼをひいたり、体調が悪くなる方は　　　　秋冬は無理をせず、しっかり養生してみましょう。　

2008.08.28

心身が和らぐ森の香りフィトンチッド

　　今、外に出ると森の香りがして、とても心が癒され、思わず深呼吸をしてしまうほど　気持ちが良いです。この良い香りは、木や草花が放出する化学物質でフィトンチッドと　言われています。その中でも木々の香り成分はテルペンと言い、トドマツ、ヒノキ、　ヒバ、杉の針葉樹に多く含まれています。広葉樹では、シキミや楠木に多く含まれます。　木々のテルペン放出量が多いのは６月から８月の午前１１時から午後２時頃だそうです。　〔テルペンの効果〕　　　　鎮静作用・血圧降下・抗ヒスタミン作用などなど、多くの効能がある。 (心と体をリセットする森林浴＆ウォーキング　より)

2008.06.29

運動後の疲労回復には・・

　私は水泳やテニスをして３０年以上になります。年齢を重ねるにしたがって　だんだん疲労回復がうまくできず、最近はインターネットなどで調べ、いろいろ工夫　しています。今日はスポーツドリンクのことですが、一般の物はショ糖　（精製された砂糖）が多く含まれていて、これを飲むと血糖値が上がり、　インスリンが急上昇、その後、血糖値とインスリンが急低下して疲労の原因　になるらしいのです。ちょっとビックリです。　それで何が良いかといいますと果物の果糖を含む飲み物が適しているようです。　私は水とオレンジジュースとレモン汁と少しの食塩を混ぜたドリンクにしてみようと　思います。おいしそうなので

2008.02.28

動物アレルギー

札幌はここ１０日ぐらいで急に真冬の様に寒くなったので、私の身体は寒さについて行けず、着る物でダルマ状態です。ブルブル昨晩は鍼灸学校のクラス会がありました。現役の鍼灸師である担任の先生も出席したので、臨床質問がたくさん出てとてもためになりました。あと、動物アレルギーの話も出て、アレルギー体質の改善も必要だけど、ほとんどの動物の毛による鼻炎の人は鼻洗いでとてもスッキリするということです。

2007.11.25

早寝早起き

　最近どんどん寒くなって、カゼもはやっていますし、睡眠不足などでアレルギー体質の人が鼻炎や喘息が出やすくなっています。日常でできる大切な事はやっぱりバランスの良い食事と早寝ですね。　暦の上では昨日から冬に入り、来年の1月17日まで冬の養生法になりますので、スポーツのトレーニングでも負荷の多い運動でたくさん汗をかくよりは、軽めのトレーニングを長く続けるほうが適しています。冬に無理をすると来年の春に手足がだるくなったりカゼをひきやすくなったりします。毎年、春、２月頃から５月かけてカゼをひくという人は冬に不摂生をしている人が多いようです。　冬にどう養生するかで来春以降の健康にかかわってきますので、アレルギー疾患・アトピー・喘息・自己免疫疾患の方は暴飲暴食や甘いものの食べすぎに十分気をつけ、できるだけその日のうちにおやすみになる様、心がけましょう。

2007.11.09

テニスでストレス解消

　　　スポーツの秋とよく言われますが北海道はもうすぐ冬になってしまうので秋はみじかいのです私はスポーツが好きで今、テニスをしています。以前は２０年間水泳をしていたのですが冷え症がひどくなり５年前にテニスに切り替えました。水泳をしてた時は水泳肩になり、テニスをしているとテニス肘、膝痛にも悩まされます。もちろん自分でひどくなる前にハリやお灸で治療して治してきました。テニス肘やテニス後の膝痛の予防には患部をすぐにアイシングするのが大切だということを実感しました。今ではテニス後２０分ほど冷やすだけで膝がはれたり、痛くなったりしなくなりました。練習場に市販の膝に巻くタイプのを凍らせて持っていき、シャワーの後冷やしながら身支度をしています。

2007.10.30

毎日の健康

　我が家ではもうストーブを使っています。この時期になると腰痛や肩こりが出て来ると思います。　　　　私の腰痛、肩こり解消法を書きます。（症状の重い方には適　してないかもしれません）　　＊毎日３０分以上歩く（腰椎椎間板ヘルニア悪化防止にとても良いです）　　＊朝、NHKのテレビ体操（９時２５分から）をする。侮れません！お勧めです。　　＊週に１～２回、汗をかくようなスポーツをする。終わったら必ずストレッチをする。　　＊毎日、お風呂に入り身体を良く温める。　　＊野菜、くだもの、きのこ、海草類を毎日きちんと食べる。　　　　簡単なことです　是非やってみてください。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

2007.10.26

休院のお知らせ

　　　１０月２７日（土）、２８日（日）　　　　　　学術大会出席の為お休みとなります。ご了承ください。　　　今、札幌市内の紅葉は抜けるような青空とマッチしてとてもきれいです。　　　１週間ぐらい前から雪虫も飛ぶようになり、市内でももうすぐ雪が降るかも　　　知りません。

2007.10.22

お灸の話

札幌もやっと涼しくなり秋を感じる今日一日でした。お灸もいっそう気持ちよく感じる季節です。そこでお灸の効能を簡単にまとめてみました。・免疫力強化、滋養強壮作用・温熱効果・副交感神経の緊張を和らげる効果（リラックス効果）・体表を防衛している気の働きを活発にする効果　　　以上が代表的なものです。　　ご家庭でも簡単にできるツボの説明付お灸が、薬局などで販売されています。　健康のためご自分の気になる所に、是非、お灸をためしてみてはいかがでしょうか？　私は鼻炎があるので、ほとんど毎日、お灸をしていますが、鼻の通りが良くなります。　

2007.09.04

お知らせ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊今月の休院のお知らせ　　9 日は東洋医学研修　　15日16日17日は研究発表会出席　　　ご迷惑をおかけしますが了承ください　

2007.09.02

冬ごもりの用意

久しぶりに近くの公園に行きました。エゾリスもシマリスも冬の用意を始めていました。エゾリスはくるみなどをくわえてせっせと木の根元に両手で上手に押し込み隠しています。とても愛くるしいものです。森の中はきれいな気がいっぱいで、時の流れがゆっくり流れているように私は感じます。疲れている時は森の気の力でいやされ、元気になりますね

2007.08.31

急性腸炎の下痢止め

札幌も蒸し暑い日が続いています。今日は食中毒の時の下痢止めのお灸法を紹介します。注意しなければいけないことがあります。それは食中毒の下痢は悪いものを外に出すという体の反応なのでなかなか止まらない下痢の時に使いましょう。。場所は裏内庭といい足の裏、人差し指を曲げて指先が足の裏についたあたりです。裏内庭にお灸の熱さが分かるまでお灸をすえていくと、お腹が温まってきて下痢がおさまります。(解毒作用）　その他、裏内庭は蕁麻疹の名灸穴でもあり、１５日ぐらい続けると蕁麻疹が出なくなります。胃痛にも効果があるようです。

2007.08.13

夏休み

　　　今日ニセコ方面へドライブに行きました。　　　　　　　　　ここの温泉は200円で入れます。　　　　　　　ニセコは太陽がいっぱい！

2007.08.03

夏休みのご案内

　６日から通常通り開院いたします。　　　８月２日（木）お休み　　８月３日（金）お休み　　８月４日（土）お休み *急用の方は　080-5591-1571 へお電話ください

2007.08.01

更年期障害と食べ物

更年期障害の症状がひどい時は　興奮性のある食べ物は避けたほうが良く、カフェインが入っているコーヒー、紅茶　そして唐辛子、わさびなどの香辛料はやめましょう。また血液を汚すといわれる海老、蟹、山菜、竹の子も食べすぎに注意です。逆に積極的に食べると良いものはサフラン（血の滞りに良い）、しそ（精神安定作用がある）、蓮根（鎮静作用がある）、ハスの実（精神安定作用がある）、ユリ根（更年期障害の様々な症状に良い）があります。私が試した中で手軽でよかったのがシソドリンクで赤と青のシソを煮出しレモンと砂糖を入れて冷やして飲むとおいしいです。

2007.07.09

夏の食べ物

この一週間は暑く、まるで夏のようでした。今日は北海道で,初夏によく食べられている物の主な体への効能と注意を紹介します。北海道といへば今が旬のアスパラガスですね、アスパラの効能は膀胱炎による排尿困難、腎機能低下、肝臓病、心臓病、高血圧、動脈硬化の予防、に良いとされています。寒（かん）の食べ物なので,ほてった体を冷やしたり、のぼせ性や高血圧の人に適した食べ物のようです。ただ、急性関節リウマチの人はたくさん食べてはいけません、とか書れていました。注意しましょう。私も大好きなアスパラを食べて、仕事に、スポーツに頑張ります。

2007.06.15

院内の紹介

ちょっとだけ治療院の中をご紹介

2007.06.14

経絡は気血の通り道

経絡は生命活動をささえるエネルギーの気・血の通り道です。経絡上に点々とたくさん存在して、エネルギーの流れを調節する場所が穴（つぼ）です。経絡治療はこのツボを使いハリとお灸で正気（生命エネルギー）を補い、邪気（病的エネルギー）を取り去り、気血のバランスを整えます。それにより生命力が強化されていき、外科だけでなく内科や精神的なものまで治りやすくなります。ストレスなどで生じた体の内側の凝りや引きつりも、しだいに取れてスッキリしてきます。

2007.06.14

五蔵について

東洋医学でいう五臓は西洋医学の臓器の働きと、とらえかたが違うものがあります。よく脈を診る時、西洋医学的な臓器の働きの調子を聞かれることが多く、ここに代表的なことを簡単ですが書きます。心（しん）は血脈を支配するだけでなく、心（しん）の状態が悪いと顔面に現れます。肺は外気を呼吸して身体内の気をめぐらし、皮毛を養い外からの外邪（例：かぜ）から身を守ります。肝は全身の筋を養います。肝の状態は爪にも現れます。腎は尿をつくるなど水分調節にかかわるだけでなく、生命力のもとになるもの（先天の気）をためておく所でもあり、成長や生殖機能まで含む総合的なものとしてとらえられています。胃は食べたものを消化吸収する役目です。それによって出来た精気は腎に貯えられ、血は肝に貯蔵され血脈を通じ全身に送ります。その元締めは脾で、脾によって全身が栄養されます。その状態が唇や全身の肌肉に現れます。

2007.06.13

上品な食べ物　下品な食べ物？

食べ物と病気は深い関係があります。古代中国に伝説上の人物（神農：しんのう）がいて、みずからあらゆる物を食べ吟味し、どの植物が体を丈夫にするか、薬として有効か、毒はないかなどを調べ、３段階（上品、中品、下品）に分類しました。「神農本草経」という本です。上品は体を丈夫にし、健康で長生きするために用いるもの。中品は病気の治療や養生に用いるもの。下品は薬性が強く、主に病気治療に用い、長期にわたって用いないもの。となっています。今、私たちが使っている、上品、下品の言葉のニュアンスと、かなり違って使われていたようです。ちなみに上品にあたる　みじかな物は　人参、甘草、ナツメ、ゴマ、クコ、やまいもなどが書いてあります。

2007.06.12

夏の過ごし方

東洋医学では人間も自然の一部であるという考え方があります。夏は遅く寝て早く起きるのが良い。満開の花と同じように、体の中の陽気(夏に多く発生する万物を元気にする気）を体内に熱がこもらない様にほどよく発散させるのがよい。方法は心地良く汗ばむ程度の運動をお勧めします。このように、発散しないで　こもったままにしておくと、冷たい飲み物がいっぱい欲しくなったり、冷房がいつも必要になり体調をくずしやすくなります。人も植物と同じく、自然の法則に従って春夏は陽気を保養し、秋冬は陰気を保養するように過ごすことで生命の正常なリズムが保てるということです。

2007.06.11