身近な自然、幸せを探して

行って来ました。GWまでスキー、スノボがOKという奥只見。でもこれは行っただけ。あの奥只見に抜けるながーいトンネルが良いらしいです。

レストハウスの前の駐車場はすごい車でした。県外ナンバーばっかり。ほとんど首都圏の人。

でもトリ君には関係ない、トンネルを抜けて「奥只見だな～」とおもえば取り立ててダムまで行く必要もない。もちろんスキーやスノボもしなくていい。

さ、帰りましょ。ッてなもんです。そこで食事をして（それがお昼時というのにレストハウスにはお客はまばら、まして食堂なんかほとんど人がいない。みんなお昼はどうしてるんだろ？ま、トリ君にとっては人がいない方が、安心できていいのですが）

それから、大湯温泉のすずらん通りにある温泉旅館の温泉にを目指しました。前から行きたい、そこの温泉に入りたいと言っていたのです。その温泉旅館には７～８年前のＧＷに我が家6人全員と義姉親子の総勢8人で泊まったことがあります。古い、ひなびてる、人がいなくて静か、と3拍子そろったところです。それでトリ君かなり気入りました。

だいたい大湯温泉の「すずらん通り」自体がびっくりするくらいひなびていて、うーん昭和の化石といっても過言ではないところ。通りは人一人が通れるくらいの道幅。

昔はたぶん、みやげ物店か一杯飲み屋かスナックみたいな家が数軒、シミだらけのカーテン引いて（住んでいなさそう）ならんでいたり、ぽつんと開いていた射的の店では老夫婦が道端まで椅子を出し座って客を待っている。でもそこを通る人は私たち親子3人しかいない。その老夫婦には、「寄っていってよぉ」と言わんばかりの視線を何度も浴びせられました。が、トリ君の早くあの旅館の温泉に入るの、の強い意志に引きずられ無視しました。ちょっと心が痛むなぁ。

射的屋のお向かいのおばさんが、洗濯物を干している以外、すごくいいお天気なのにこのすずらん通りには外に人の姿が見えない。ゴーストタウンに近いかも。通りの舗装がアスファルトでなく、小石交じりのセメントでところどころにひびがあるのが物悲しい。本当の化石になるのも時間の問題か？そんなところがすきなのよね、トリ君は。

で、目指す温泉旅館で「温泉だけつかわせてもらってもいいですか」と女将らしき人にたずねたら、泊り客は1組しかいなくて、それも夕方しか帰ってこないということで、「どーぞごゆっくり、温泉につかってください」と歓迎されちゃいました。一人500円で貸切温泉ですぞー。広い方の男風呂に3人で入りました。大きなお風呂ではないのですが、さすが温泉！あったまりました。ゆっくり出来ました。トリ君も満足　満足

お風呂から上がった後は、ロビーで（と言うより玄関先の踊り場みたいなところ）インスタントだけれどコーヒーはセルフでどうぞだったし、美味しい温泉饅頭も用意してくれました。

う～ん今日はトリ君のおかげで、いい温泉に入れたよ。ありがとう。あんたじゃなきゃ、こんなところに来ないもの。