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2026年02月28日
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カテゴリ:学校・教育
私はいつも先生たちへ伝えていた話があります。
それはこうです。


「私が、この学校の校長として最も大事にしているのは『先生たち』です。
こう言うと世間からは批判を受けるかもしれません。
一般的に、学校長なら『子供が一番大事だ』とか『保護者を最も大事にする
いやいや『地域の方々が一番大切だ』という方が普通でしょう。
だから大っぴらには言えません。先生たちにだから言える話です。
どうして先生方が一番大事なのか。なぜなら、先生たちが元気楽しく生き生きと仕事をしてくれさえすれば、結果的に子どものため保護者のため地域のためになるからです。
先生たちが楽しく仕事ができることこそ、校長としての喜びだからです」と。


子ども同士のトラブルや保護者のクレーム地域とのつながり全ての事柄が、先生たちの頑張りにかかっているのは明らかです。
そういう意味では校長は単なるお飾りです。
私は、自校の先生たちの心身の健康管理待遇改善、そして「あなたを大切に思っていますよ」という心を常に伝えることこそが最も重要な仕事だと思うのです。
もちろん学校ですから、最善の教育予算の確保安全管理は言うもでもありませんが、土台としてはそれが大事と、そう信じて日々を過ごしていました。
私は自分で勝手にそう思っていたのですが、実はこれを理論的に説明してくれる著書があったのです。アダム・グラント著「GIVE & TAKEという本です。
この本の中では、人を「ギバー、マッチャー、テイカー」の3段階に分けています。
ギバーはわかりやすいと思いますが「与える人」ですね。
そしてマッチャーは「与えたからもらうよ」「もらった分だけは与えるよ」という人、打算的とも言えますかね。
最後のテイカーは奪う人です。私利私欲のために奪う一方な人ですね。
そんな中で、どういう人が一番成功するのかと分析したところ、皆さんの想像通り一番成功するのは「ギバー」なのですが、実は一番損をするのもギバーなのです。では一番上のギバーと一番下のギバーの違いは何か。
一番上のギバーは「他者思考ギバー」であり、一番下のギバーは「自己犠牲のギバー」だというのです。もう少し具体的に言えば「自己犠牲ギバー」はどんな時でもお人よしでギブしなければならないと思い込んでいる人だと言います。つまり、そうしなければならないという義務感から相手に与えるので騙されやすい人と言えるかもしれません。目先のことだけに追われ失敗を招いてしまうというわけです。
一方で他者思考ギバーは、他者に与えることで関係ができて、その関係性を楽しめる人のようです。この他者思考ギバーの人は、そういう人との関係の中で、目先の短期的利益はどうでもよく、長い目で見てギブすることは人を尊重することと心から思っているのだろうと思います。だから結果として成功するのでしょうか。ことわざであるように「情けは人の為ならず」ってやつですね。
これはあくまで経営戦略としての分類ですが、私のやってきたことに通じるなぁと思ったのです。先生との関係を楽しみ相手を尊重することで積み上げたものは、きっといつまでも繋がっていけるし、自分自身の誇りにもなるのだと思うのです。
今でもこの考え方で、多くの学校へ出向いて、惜しみなく知り得るすべての情報をお伝えしています。楽しい限りです・・・










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最終更新日  2026年02月28日 05時00分07秒
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