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カテゴリ:KIS勉強会
さて、汎用技能(プロフェッショナル力)とはどんな力か。
その力はどのようにしたら身につくのか。考えていきます。 次の5つの力をプロフェッショナル力と言いたいですね。 まず第1に「創造的コミュニケーション力」が考えられます。これは集合知(コレクティブ・インテリジェンス)をまとめて新しいものを作れる力のことです。 例えば授業中に、子どもたちの発言を聞くだけ聞いて、しかし先生の進めたい指導書通りの授業をやっているということはないですか。いろんな方向へ飛び交う子供たちの意見をうまく取り上げ、そこから次の課題へと昇華させるなんてことは、自然とできている先生もいます。大事なことは「最上位目標」が先生の中で明確になっている必要があるということです。それさえ押さえておけばぶれることはなく、むしろ「あの子の意見は使えるな」とピンと来るはずです。そういう風にまとめて次のアイディアをみんなと紡いでいける力こそ「創造的コミュニケーション力」というのです。 第2に「異業種コラボレーション力」です。皆さんの周りを見回して見てください。おそらく大半が異業種です。例えば先生たちであれば、国語の専門、算数・数学の専門、体育の専門、音楽の専門と、その分野でのエキスパートでしょうから、そういう異業種先生たちと同じ目標に向かってコラボレーションする必要があるわけです。 しかし学校あるあるで言えば「私は英語科ですから、家庭科のことはちょっとわかりませんね」とか「専門じゃないんでわからないけど、社会科の先生が言うんだからいいんじゃないですかぁ」なんて他人ごとのように言っちゃいますよね。 ここで重要なことは「自己中心的ではなく他人の立場に立てること」なのです。素人は自己中心的で視野が狭いが、プロは視野が広いばかりでなく他者の立場で物事が考えられるというわけです。 第3に「共感的チームワーク力」です。皆さんの周りにもいらっしゃるでしょうか。なぜか、みんながワクワクするようなことを言う人、みんなの心をつかんで離さないビジョンを語れる人、そんな人のそばにいると、なんだか自分もワクワクしてくるような感じがあります。つまりそういう場を創り出せる力こそ共感的チームワーク力なのです。 そして第4に「成長の場リーダーシップ力」です。これは共感的チームワーク力に似ていますが、あのリーダーと一緒に仕事をすると、なぜが自分は成長すると感じるようなことはありませんか。成長の喜びを実感できるのです。日々の仕事では辛いかもしれないけれど、5年10年経って自分を振り返った時、あの先生の言うことは間違っていなかった、自分がこんなに成長できたのはあの人のおかげだ、と思えるようなことがあるのではないでしょうか。 そして最後第5には「創発的プロジェクト力」です。プロジェクトとは、学校の一番大きなプロジェクトでいえば教育課程です。そんなに大きなことは言わないまでも、運動会の企画や学芸会実施計画、そして日々の授業案も立派なプロジェクトです。 プロジェクト成功のためにはかなりの時間と労力を注ぐでしょう。しかしどんなに綿密に計画しても想定外のことは起こります。だからといって「行き当たりばったり」ではだめですよね。そして何よりも綿密に計画を立てた人と行き当たりばったりの人では、雲泥の差があるのです。こういう努力の中から、自然と新しいものや思いもかけない素晴らしいものが生まれてくるのです。これが創発的プロジェクト力です。 ではこの5つの力を身に付けるには何をしたらいいのか、日頃どのような姿勢で生きていけばいいのか。それはまた次回に・・・。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2026年03月12日 10時24分14秒
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