御書と未来ヘ
池田先生が贈る指針
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日蓮は日本国の東夷東条(とういとうじょう)、安房国の海辺の旃陀羅(せんだら)が子なり。いたずらに朽ちん身を法華経の御故に捨てまいらせんこと、あに石に金(こがね)をかうるにあらずや。各々なげかせ給うべからず。
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≪通解≫
日蓮は、日本国の都から東に遠く離れた東条郷、安房国の海辺の旃陀羅(=古代インドにおける最下層の身分)
の子である。
むなしく朽ちるであろうこの身を法華経のためにささげることは、ちょうど石を金に替えるようなものではないか。あなた方は嘆かれてはならない。
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誓願の人生は黄金に輝く
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流難の佐渡ヘ向かう前に、悠然と郷里の知友ヘ送られたお手紙である。
庶民の生まれを誇りとされ、命に及ぶ大難を勝ち越えて、全民衆を救済する妙法を弘め抜いてくださった。
御本仏の大誓願に連なる我らである。広布に戦う生命は、黄金の輝きを放つのだ。満800年の聖誕月、大歓喜の一念で仏法を語ろう!
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