本場奄美大島紬　新たなる伝統への挑戦

[戴いた質問・ご意見・クレームから] カテゴリの記事

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• 伝達ミス　申し訳ございませんでした。

  インターネットサイトでの販売を行っている弊社だが、産地や展示会中、輸送中時の在庫確認漏れがあり、お客様にご迷惑をおかけしてしまった。確認方法や仕組みを考え直さなければいけない。全て私の責任。申し訳ございませんでした。

  Oct 25, 2012

• 管理の徹底

  仕立ての過程でのミス。事前に防げる内容、、、お客様へ多大なご迷惑をおかけしてしまった。折角の商品との出会い、弊社との出会いも、残念な気持ちにさせていまった。全て私の管理ミスだ。情けない…ミスを起こす度に、「管理の徹底」を言っているが、出来てないな。申し訳ありません。再度徹底致します。

  Sep 28, 2011

• 職人のエゴ 時と場合…

  職人のエゴ、製法におけるこだわりは解るが、時としてそのエゴがお客様に大きな迷惑をかけることもある。要望通りに仕上げるのは職人として当然のことであるが、そこに職人独自の思いが加わると、違う規格や品になってしまう。意思疎通、通達事項の徹底。。。それも出来ていなかった。今回、お客様に多大なご迷惑を与えてしまった。お詫びのしようもない・・・

  Sep 21, 2011

• 続　安心、安全の保証は最低限　

  最低限のコストをどこにかけるのか？は、私共であれば、当然ながらまず第一には商品製造段階である。（接客や対応も勿論同様に重視しています）色落ちの懸念される天然染色である泥染めや藍染めであれば、水洗を繰り返し、そう簡単には色落ちはしないようにする。同じ縦緯絣の構造のもとにつくるのであれば、より多くの絣糸や地糸を使用して、デザイン的にも、生地強度もいい織物にする。当然ながら全て人の手で行う作業のために、各工程のコストを考えると大きいし、ある程度の販売価格に合わそうとすると、かかったコスト分は当然利益は減る事になる。後はどこでコストダウンをするかは、企業やオーナーの判断だ。私は販売した品の価格がいくらであろうが、うちからご購入頂いた品がお客様の手元に渡った後、色落ちだの、織りが悪いだのといった事が出ることは合ってはならないと思うし、出ないようにするのが責任だと考えている。やっぱり、この値段だからしょうがないか・・・そう思われないようなサービス提供が必要、そう感じさせられた事件だ。

  May 14, 2011

• アフターメンテもお願いしますよ

  立て続けにお直しのご依頼あり。・色落ちの直し　３軒  ・絣補正　　　　　２軒（いろんなケースはありますが）色落ちなんぞは、頻繁にあってはいけないし、その都度費用がかかっていては、購入者もたまったもんではないが、「大島はこんなもん…」という理由が通るようだ。いずれも弊社でご購入の品ではない。他店購入の品を受付けないのではないし、やぶさかではない。購入店では対応できないという事らしい...状態にもよるが、「アフター」をいう点では、販売店が対応すべきでは？売って終い・・・こんなんでいいのか？

  Apr 5, 2011

• 仕立て採寸違いのミス

  裄が短いです。。。お客様からのご連絡。 血の気が引いた。単なる採寸ミスなのか？採寸後の仕立て時に起こったことなのか？お客様には当方でお買い上げ頂いたにも関わらずに大変申し訳なく思います。こんなミスを起こしているのには、私の怠慢が出ているから。原因を究明し、再度仕立て時の十分な確認方法など社内の仕組を改良し、再発防止に努めます。申し訳ありませんでした。□□□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店　奄伽樂（あまから）　http://www.amakara.jp/-------------------------------■■■□□□

  Dec 1, 2010

• 

  たまには陰干しを！

  年に数回は箪笥から出して、陰干ししてやって下さい。長年ほっておくと裏地にカビが出る事もあります。このカビが大島紬生地まで出てしまうと、直しも出来なくなる場合がありますので・・・長く着るためにも、メンテナンスは行って下さい！□□□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店　奄伽樂（あまから）　http://www.amakara.jp/-------------------------------■■■□□□

  Sep 20, 2010

• 一般的な寸法対応は・・・

  先日あった仕立てミスの案件、通常の仕立て方法では問題ないものであったが、お客様にとっては着にくいし、寸法も違うように感じられた様子。生地の種類等でも若干着方は違ってくるが、一般的な寸法の算出での対応では、各人によっては着にくいものとなる。各箇所もより詳細をお聞きしての採寸や寸法の算出方法も和裁士や仕立て担当ともっと研究しなければ、完全なオーダーには対応はできない。□□□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店　奄伽樂（あまから）　http://www.amakara.jp/-------------------------------■■■□□□

  May 9, 2010

• 泥染めの色落ち

  Ｑ１．大島紬の泥染めは色落ちする事はないですか？Ｑ２．大島紬は簡単に色落ちするのですか？よくあるご質問です。Ｑ１．は　絶対に落ちません！Ｑ２．は　泥染めだから仕方ありません！と、詳細を説明出来てない場合もあるようです。Ｑ１．は色落ちする可能性はあります。雨などに濡れたり、濡れたままこすれた場合は泥の成分が落ちる場合があります。Ｑ２．これ以上は染まらないところまで、泥染めと水洗を繰り返しますので、それほど簡単には落ちません。万一、色落ちした場合にもほとんど色は落ちますよ。□□□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店　奄伽樂（あまから）　http://www.amakara.jp/-------------------------------■■■□□□

  Apr 26, 2010

• “一点もの”とは？

  ちょっと　あまからさん聴いて下さいよ～　とお客様が切りだした。展示会で【一点もの】の品を勧められ購入されたそうだが、数カ月後同じ品が他店で出ていた"一点ものとは誰でも製作できるものか？"一点もの"とは一点しかつくらないのものか、できないものか？皆さんは展示会などで下記のセールストークをよく聞かれているかと思います。"一点もの"ですから、お孫さんの花嫁道具に揃えておいては･･･。有名な作家さんの"一点もの"で、「今」買っておけば後々価値が上がりますよ･･･。"一点もの"ですから、これ１枚持っておけばお孫さんまで３代着れますよ･･･。では、俗に言う"一点もの"の概念（観点）はどいういうものなのであろうか？「一点もの」の概念（観点）が販売側と消費者側とは違うのでは？販売側数点製造しているが、今回の展示会では一点しか出展店していないもの。手作業だから、同じ色・柄の着物でも１枚１枚ティーストが違う。でも、色も柄も一緒の品。　　↓　　販売者側の観点　　　　　　　　　　　　　【これも一点もの】消費者後継者もいない方や、その方しかできないような製造方法製造された、貴重・希少品であり、もう二度と製造はできないもの（製造しないもの）であったり、その商品以外には他にはないもの。↓　　購入者側の観点　　　　　　　　　　　　　【これが一点もの】少なくても購入者は、「この世に一枚しかない」「あなただけの着物」という言葉に魅力＝ベネフィットを感じ、高価な金額を出しますよね。でも、上の観点の違いだと世間に出まわっている「一点もの」は、『数量限定販売品』の表現が正しいと考えた方が妥当ではないでしょうか。もう一度、販売員さんに伝えましょう。「私が思っている"一点もの"はこの商品以外には、この世にないものの事ですよ」と・・・。この「観点の違い」はかなりの違いですよ！□□□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店　奄伽樂（あまから）　http://www.amakara.jp/-------------------------------■■■□□□

  Jan 28, 2010

• こんな染めなんかあるかい！

  泥染め大島紬が色落ちしましたので、洗いをお願いします・・・とご依頼を受けました。お持ち頂いた品を見ると、化学染料の染め。色落ちするはずです。 “泥染めというシールも貼ってあった”との事でしたが、我々のいう泥染めはこんな染めではない。いったいこのメーカーはどんな染料を使っての染めを「本場大島紬泥染め」と、うたっているのだろうか？□□□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店　奄伽樂（あまから）　http://www.amakara.jp/-------------------------------■■■□□□

  Jul 30, 2009

• 色落ちの発生

  色落ちが出てしまいました。暑い日で汗をかかれたのですが、帯にまで色移りをしてしまっていました。 染め付けがあまかった＝染めが悪かった　のが一番の原因濃色の染料にも原因があると考えられます。お客様には当方でお買い上げ頂いたにも関わらずに大変申し訳なく思います。再度、製造段階でも改良し、再発防止に努めます。申し訳ありませんでした。□□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店　奄伽樂（あまから）　http://www.amakara.jp/-------------------------------■■■□□□

  May 12, 2009

• 模造証紙を取調べ

  本場大島紬の名を借りた品は多くありますが、製造産地の方もようやく取り扱い者などに、商品説明を求めたりする動きが強まってきました。ネットオークションなどにより、多くの似寄り品も出ておりますが、えぇ～　と思う品にも　大島紬ですからいい生地質です～とのコメントもあり、落札後に後悔された・・・という方もいらっしゃいます。実際に知人の同業者が落札した品は、織り、生地質ともに大島紬ではありませんでしたが、証紙やマークはそれとなしに、仰々しいものが付いていました。消費者には解りにくいでしょうし、お値打ち品であれば購入したいものです。産地からの情報提供も、もっと多くしていくべきではないかと常々考えています。□□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店　奄伽樂（あまから）　http://www.amakara.jp/-------------------------------■■■□□□

  Feb 3, 2009

• 

  新しい証紙が出来ました？？？？？

  産地組合でも確認してます・・・と、奄美の織元さんから連絡を戴きました。下記のような証紙の商品が出回っているとの事で、商品も絣の織物で大島紬ぽいとの事。商品画像を観ましたが、業界外の方はなかなか見分けが付かないかもしれないような商品でした。そしてその商品に下記証紙が貼付されています。「それらしい」合格検査之証や彫刻？工芸士、工芸品個人組合証？などなど一般人が見ても解らないであろう、「それなりで似通った」証紙を貼付して、いくつも商品が流通されているようです。苦労して織物を作ったらそれ相応の説明をして、販売したらいいのに、産地名のついた「名」は販売しやすいのでしょうか･･･我々産地の人間には残念なことですが、このような商品に対して規制や注意勧告をしてこなかった産地にも問題があるのではと思います。最終的には信用した者が泣いてしまいします。しかし、このような事をサイトやブログで掲載すればするほど、業界からの批判が増えるのも悲しいものです□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店　奄伽樂（あまから）　http://www.amakara.jp/-------------------------------■■■□□□

  Jan 17, 2009

• 鹿児島産・手織り品もあります

  本日、ＨＰを見てとお電話がありました。ＨＰに誤りがあるとのことで、鹿児島産は機械織りとなっていますが、少ないけど手織りもある　とのご指摘、そして、機械織りと手織りの判別方法もある　とのことでした。奄美産、鹿児島産の証紙の違い等ページでも掲載しておりますが、勿論、鹿児島産は機械織り品のみの製造だけではなく、手織り品も製造しております。恥ずかしいことで、どのページにこのような掲載をしてしまっていたのかを現時点で把握できてないのです。あまからサイトでも色々と大島紬に関する情報を掲載しておりますが、質問箱やＧｍｅｎ　そして、日々頂いておりますメールやお電話でのお問合せに対し、誤解を招くような回答をしてしまっていたのかもしれません。鹿児島産地やお客様、アクセスして頂いた方々に、鹿児島産に関して大きな誤解をあたえてしまい大変申し訳なく、お詫び申し上げます。以後は表現方法にもスタッフ一同、充分気をつけて参ります。□□□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店　奄伽樂（あまから）　http://www.amakara.jp/-------------------------------■■■□□□

  Oct 29, 2008

• 

  正しい情報が欲しい

  どんな品なのか詳しい情報を知りたい。と、お問合せを多く頂きます。中にはお店の方があまり知らないようで・・・といった方もいらしてびっくりする事もあります。　大島紬GMEN　質問箱をサイトでは設けています。お手持ちの品に関して、ご質問下さい。画像での判断となりますが、可能な限りの情報をご案内差し上げたいと考えています。□□□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店　奄伽樂（あまから）　http://www.amakara.jp/-------------------------------■■■□□□

  Oct 7, 2008

• 最低限の責任を！

  ここ最近はメンテナンスに関する、問い合わせや依頼を受けることが多くなっているが、気になるのは、販売元が最後まで責任を果たせてないのでは？と、いう事。ネットオークションでは、「ノークレーム、ノーリターン」をうたっている事が殆どのようで、中には、格安で購入しても「直しに結構な料金がかかってしまった」方の声も･･･染めの色落ち、汚れ部分の直し、糸ひけの直し、メーカーがなくなったから、製造元がなくなったからと、購入したお店からはメンテナンスの業者を紹介される事もあるようだ。数軒の例ですが、お客様に販売したのなら最低限はアフターフォローはすべきでは？ないでしょうか。市場の縮小で、「仕立て後のかけつぎ」や「直し」といった大島紬専門の悉皆をする職人が産地でも少なくなっているのは現状。我々は製造から販売は勿論、、販売後も大島紬を大事にして頂きたい。そのためにはメンテナンスも重要で、それを対応する職人さんも重要な方々。専門的な製造、製品には欠かせないのです。□□□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店　奄伽樂（あまから）　http://www.amakara.jp/-------------------------------■■■□□□◇島力しまぢから◇奄美出身力士を応援する会┬────────────────────└─→締め込み（廻し）島力オリジナル

  Jun 14, 2008

• 劣化した生地の取り扱い

  先日お問い合わせ頂いたような古い生地に関して、洋装、縫製の専門業者さんから色々とご意見を伺った。強度、耐久性は、新しい生地よりは劣るので、あまり圧力のかからない、個所に使用していくのがベスト。当たり前のことなのだが、 古い生地を使用して洋服に仕立てたり、着物の仕立て変えなどにしたい場合も、やはりある程度の目利きが必要です。せっかくのお買い物も、希望していたものに使用できないものとなると哀しいですね。□□□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店　奄伽樂（あまから）　http://www.amakara.jp/-------------------------------■■■□□□◇島力しまぢから◇奄美出身力士を応援する会┬────────────────────└─→締め込み（廻し）島力オリジナル

  Mar 15, 2008

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  古い商品は生地の劣化も勿論あります

  お客様からお問い合わせを頂いたものですが、下の写真は、３０年以上前に製造されたものと推測されるものです。 反物の状態では解りにくいのてすが、どうも生地の状態がよくない？？のでは？と感じ、よく観てみると下のような状態でした。縦糸緯糸ともにところどころ、糸が弱くなっています。反物の状態でも保管状況が悪かったものだと思われますが、このような状態では着物としては仕立てないほうがいいでしょう。お買い物の際にはお気を付けて・・・当ブログ、あまから・ひとしほＷＥＢサイト、ブログに掲載されている全ての画像、デザイン、その他の無断掲載を禁じます。 □□□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店　奄伽樂（あまから）　http://www.amakara.jp/-------------------------------■■■□□□◇島力しまぢから◇奄美出身力士を応援する会┬────────────────────└─→締め込み（廻し）島力オリジナル

  Mar 12, 2008

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  品質維持に必要なコスト

  とある業者さんが「試しに使って下さい」と、以前から熱心に勧めてくれていた裏地がある。長年使っている裏地と比べ生地は遜色ないかな？と一度使ってみた。色が足袋に移った・・・　即色落ちのクレームを業者さんへ。調査した結果　色料の付着と判明。原因を問いただすと、染めの回数を減らしていたとのこと。何故？？？　流通間でも取引価格の厳しい値下げを要求されてるので･･･とのこと。安くていいから・・・との触れ込みはいいが、品質を保ってくれ！！下請けは厳しい状況下にあるのは、産地の奄美でも同じことがいえるし、気持ちはわからんでもないが、品質が保てなければ本末転倒。それでもいい！　というところと取引して下さい。仕立て、帯、染め、生地・・・海外生産も少なくないが、コストダウンとはうらはらに小売価格はさほど下がっていないのでは？と思う商品も多々ある。本当の【値打ち】とは？何だろうか・・・何が【安い】のだろうか・・・今回はお客様からの受注品に、この商品を使わなくて良かった。   人気blogランキング★その他のあまからブログ★大島紬のスタイリング研究amakara-style news職人の声をお届けします機織り名人 "のぶおばあ"の　のの織り日記当ブログ、あまから・ひとしほＷＥＢサイト、ブログに掲載されている全ての画像、デザイン、その他の無断掲載を禁じます。 □□□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店　奄伽樂（あまから）　http://www.amakara.jp/-------------------------------■■■□□□ 

  Feb 5, 2008

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  珍しくもないのか？？

  またまたご質問を頂きました。こんな組合せあります？？と、以前もあったこの組合せ。市場では珍しくもないのか？　この組合せは・・・ 人気blogランキング★その他のあまからブログ★大島紬のスタイリング研究amakara-style news職人の声をお届けします機織り名人 "のぶおばあ"の　のの織り日記当ブログ、あまから・ひとしほＷＥＢサイト、ブログに掲載されている全ての画像、デザイン、その他の無断掲載を禁じます。 □□□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店　奄伽樂（あまから）　http://www.amakara.jp/-------------------------------■■■□□□ 

  Feb 3, 2008

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  奄美で鑑定中！

  産地職人が答える質問受付コーナーに頂いた質問より。－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－はじめまして、○○と申します。ヤフオクで大島の疋物を購入したものです、気にせず本物と信じ込んで仕立てに出そうかとも思ったのですが、どうにも一度気になってしまうとだめなようでして、 ブログの記事で鑑定してもよいとの有難いお言葉がありましたので、甘えさせていただけたらと思います。－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ 人気blogランキング★その他のあまからブログ★大島紬のスタイリング研究amakara-style news職人の声をお届けします機織り名人 "のぶおばあ"の　のの織り日記当ブログ、あまから・ひとしほＷＥＢサイト、ブログに掲載されている全ての画像、デザイン、その他の無断掲載を禁じます。 □□□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店　奄伽樂（あまから）　http://www.amakara.jp/-------------------------------■■■□□□

  Nov 4, 2007

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  泥染めの色落ち

  先日、発生した泥の色落ち。原因は下記の２点が考えられる。１．泥染めの染料が生地に浸透しきれていない２．余分な染料が浮き出ており、生地の段階で水洗い・地入れ（湯通し）が、充分にされていなかった大島紬本来の泥染め、発色を保つために伝統技法・天然染料にこだわるが、堅牢度が弱く製造過程において、色落ち防止の改良を重ねているが、どうしても毎回同じデータでは対応が難しいのが天然染料のデメリット。着用時色落ちがが起こってしまっていては、製品にはならない。きちんとした染めを、根気よくやるしかない。良品を作らなければ・・・ 人気blogランキング★その他のあまからブログ★大島紬のスタイリング研究amakara-style news職人の声をお届けします機織り名人 "のぶおばあ"の　のの織り日記当ブログ、あまから・ひとしほＷＥＢサイト、ブログに掲載されている全ての画像、デザイン、その他の無断掲載を禁じます。 □□□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店　奄伽樂（あまから）　http://www.amakara.jp/-------------------------------■■■□□□

  May 31, 2007

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  色落ちに関して

  白い帯に色落ちが・・・ご購入頂いた商品に色落ちが発生してしまってます。（白地の帯への色落ち）大変申し訳ございません。弊社取り扱い製品に関しましては、泥染め→水洗→泥染→水洗を数十回繰り返し、余分な泥を落とし、 "これ以上は泥が落ちない"までになる工程は積んできていますので、通常の着用では色落ちはしないよう改良を重ねてきておりますが、天然染めの弱点としての摩擦堅牢度（けんろうど）-染付けの丈夫さ・度合い－が一般の化学染料と比べて弱いこともあり、今回の色落ちが発生したと考えられます。お直しと、発生防止策を再度検討しております。泥染めの色落ちについて  人気blogランキング★その他のあまからブログ★大島紬のスタイリング研究amakara-style news職人の声をお届けします機織り名人 "のぶおばあ"の　のの織り日記当ブログ、あまから・ひとしほＷＥＢサイト、ブログに掲載されている全ての画像、デザイン、その他の無断掲載を禁じます。 □□□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店　奄伽樂（あまから）　http://www.amakara.jp/-------------------------------■■■□□□

  May 12, 2007

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  申し訳ございません　怠慢から・・・

  発送後のクレームを頂きました。お客様への到着が予定日より遅れてしまいました。発送後の確認を怠っていたために、発生した完全に弊社内の怠慢です。反省だけなら○○でもできる　ですが、私の責任です。同様の案件は再発させません。 人気blogランキング★その他のあまからブログ★大島紬のスタイリング研究amakara-style news職人の声をお届けします機織り名人 "のぶおばあ"の　のの織り日記当ブログ、あまから・ひとしほＷＥＢサイト、ブログに掲載されている全ての画像、デザイン、その他の無断掲載を禁じます。 □□□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店　奄伽樂（あまから）　http://www.amakara.jp/-------------------------------■■■□□□

  May 10, 2007

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  仕立てクレーム

  お客様にとって最悪、そして大変失礼な仕事をしてしまいました。お納めした商品の仕立てに欠陥あり。。。仕立ての和裁士との単純な連絡・確認ミスでの発生。折角ご購入頂いたお客様に対して、大変申し訳なく羞じるべき内容です。 人気blogランキングへ　→面白かったらクリックを、面白くなければ“怒り”のクリック！★その他のあまからブログ★大島紬のスタイリング研究amakara-style news職人の声をお届けします機織り名人 “のぶおばあ”の　のの織り日記当ブログ、あまから・ひとしほＷＥＢサイト、ブログに掲載されている全ての画像、デザイン、その他の無断掲載を禁じます。 □□□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店　奄伽樂（あまから）　http://www.amakara.jp 　　-------------------------------■■■□□□

  Apr 16, 2006

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  不合格品にも「泥染め」証紙はつきますか？

  本場奄美大島紬の【不合格品】にも「泥染め」証紙はつきます。大島紬の検査不合格品は、その殆どが織りに何らかの不合格箇所があることが多いです。染めは泥染めであれば、【不合格品】にも「泥染め」証紙はつきますよ。 人気blogランキングへ　→面白かったらクリックを、面白くなければ“怒り”のクリック！ ★その他のあまからブログ★大島紬のスタイリング研究 amakara-style news職人の声をお届けします 機織り名人 “のぶおばあ”の　のの織り日記当ブログ、あまから・ひとしほＷＥＢサイト、ブログに掲載されている全ての画像、デザイン、その他の無断掲載を禁じます。 □□□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店　奄伽樂（あまから）　　　http://www.amakara.jp 　　-------------------------------■■■□□□

  Mar 12, 2006

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  手織りと機械織り

  ３連休はいかがお過ごしでしょうか？弊社も年内にお約束しておりましたお品の納品をほぼ終えて、年越しお準備となりました。この時期になると大島紬への質問も増えてきますが、最近は下記の質問が一番多いです。手織りと機械織りの違いはどこで分かりますか？せっかく大島紬を購入するのなら手織りがいいというのが理由でしょう・・・。実際に“見た目”での判断は難しいところですので、地球印の証紙で判断するのが一番でしょう・・・。この、地球印は手織りの商品にしか貼付されませんちなみに緯絣（よこがすり)も手織りですから、地球印証紙が貼付されていますよ。手織りと機械織りの違い－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－年末年始の営業日のご案内12月31日(月)～1月5日(木)は休業日となります。【メールでのお問い合わせ】年末年始も24時間受け付けております。－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ 人気blogランキングへ ★その他のあまからブログ★大島紬のスタイリング研究 amakara-style news職人の声をお届けします 機織り名人 “のぶおばあ”の　のの織り日記 日本史にみる 着物のルーツ 奄太郎が語る！面白い日本史！□□□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店　奄伽樂（あまから）　　　http://www.amakara.jp 　　-------------------------------■■■□□□

  Dec 23, 2005

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  湯通しは必ず行って下さい

  「湯通しはしても、しなくてもいいの？」とのご質問。あるところで、「硬い風合いが好きなら湯通しをしなくて、そのままお仕立てになられてもいいですよ・・」と勧められたとの事。大島紬は先染めですし、絹糸を使用していますので、泥染めなどの染料や余分な成分、糸用の糊などを落とすし、泥染めや藍染めなどにある「色落ち」もしにくくなりますので、湯通しは行って下さいね。 人気blogランキングへ★その他のあまからブログ★大島紬のスタイリング研究amakara-style news職人の声をお届けします機織り名人 “のぶおばあ”の　のの織り日記日本史にみる 着物のルーツ奄太郎が語る！面白い日本史！□□□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店　奄伽樂（あまから）　　　http://www.amakara.jp 　　-------------------------------■■■□□□

  Dec 4, 2005

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  八掛の色落ち その後

  先日発生した色落ちについて。八掛の色落ち　その２八掛の色落ち堅牢度が低く色落ちが発生してしまっていました。シルク素材は他の素材に比べると堅牢度は低いといわれるが、長年の研究で糸の精練で動物性タンパク独特の「セリシン」を充分洗い落とす事で、堅牢度アップへも改善がなされてきているが、まれにこのような色落ちがある場合がある。天然素材・染めの良さは、化学染料や防色加工を施さないために発色を保つ。そのために多少の色落ちもあるという面もあるが、「実際に着る」場面においては、そう何度も色落ちするのも実用性に欠けてしまう。そういう部分では裏地の堅牢度の高さは必須であると考える。メーカー側へも化染めならでは特性を生かして、改善をしていってもらいたい。 人気blogランキングへ★その他のあまからブログ★大島紬のスタイリング研究amakara-style news職人の声をお届けします機織り名人 “のぶおばあ”の　のの織り日記日本史にみる 着物のルーツ奄太郎が語る！面白い日本史！□□□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店　奄伽樂（あまから）　　　http://www.amakara.jp 　　-------------------------------■■■□□□

  Nov 24, 2005

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  大島の訪問着は？

  頂いたご質問から－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－【Ｑ】教えて頂きたいのですが、大島紬は私の知識では、織りの着物で先染めというものでしたが、昨日叔母から譲ってもらった大島紬は白生地に後でそめた大島だそうですが、大島の訪問着ではこのようなタイプが多いと聞いたのですが本当でしょうか？ －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－【Ａ】大島紬は『手織り、先染め』というのが、【定義】となっていて今日まできてますが、最近は機械織りの白生地に後加工を施す、染大島といわれる商品も多いです。「これは紬は礼装には着ていけない」という世間の風習に対応するために、人気のある大島紬を使用して販売につなげるという事もありますし、織りの単調な色柄に変化を持たすために、現在の織り技法では不可能・困難ですので後染めの技法を用いて商品化しています。染めの方は大島紬は泥染め以外にも、草木染め、藍染、化学染料の染めと多くの染めはありますが、泥染め、泥藍染めは大島紬の特徴ですね。。。 －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ 人気blogランキングへ★その他のあまからブログ★大島紬のスタイリング研究amakara-style news職人の声をお届けします機織り名人 “のぶおばあ”の　のの織り日記日本史にみる 着物のルーツ奄太郎が語る！面白い日本史！□□□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店　奄伽樂（あまから）　　　http://www.amakara.jp 　　-------------------------------■■■□□□

  Nov 17, 2005

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  伝統工芸品証紙のない商品は？

  頂いたご質問から－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－【Ｑ】はじめまして。着物に目覚めて最近は祖母の形見の大島紬を着て楽しんでいます。軽さとなんともいえない感覚にうっとりしています。その大島は地球マークはありますが、伝統マークが貼られていないのです。３０年以上は経っているいるかと思いますが、これはどうやってできた商品なのでしょうか？ －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－【Ａ】伝統工芸品の証紙が貼付されていない商品に関しては下記のことが推測されます。１．昭和６３年７月以前に製造された商品・本場奄美大島紬は昭和５０年に伝統的工芸品に認定・昭和５２年３月　伝産証紙の貼付を任意で開始・昭和６３年７月　全反物に貼付を完全実施２．不合格品検査基準を通らなかった商品には貼付しておりません３．仕立て上がりまでに剥がれてしまった仕立て前の湯通し、ガード加工などの作業中など伝統工芸品に指定された昭和５２年３月から、昭和６３年７月に貼付が完全実施される間に製造された商品ではないかと私的に考えています。地球印が貼付されているとの事にて、奄美大島産の手織り商品であることには、間違いないかと思います。 －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ 人気blogランキングへ ★その他のあまからブログ★大島紬のスタイリング研究 amakara-style news職人の声をお届けします 機織り名人 “のぶおばあ”の　のの織り日記 日本史にみる 着物のルーツ 奄太郎が語る！面白い日本史！□□□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店　奄伽樂（あまから）　　　http://www.amakara.jp 　　-------------------------------■■■□□□

  Nov 13, 2005

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  八掛の色落ち　その２　作り手の論理

  前回の続き・・・□（濃地は特に）色落ちをするものだから、ある程度お客様にも了承頂かないといけないのでは？・・・■ 水洗があまいからそうなるんだ！何人かの業者さん、職人さんと話をするとそれぞれ色々な意見がある。着物に限らず「色落ち」は色染めという加工を施せばついてまわることかもしれない。・カジュアル靴を新調したら、靴下の靴の色がついた。・下着が色落ちした。・汗をかいたらベルトの色がズボンについていた。上のような経験をされた方もいらっしゃると思います。私も何度あります。しかしながら製造元、販売サイドでは「こんなものだから・・・」として済ますのではなくて、「で、どうするの？」という事へ対応しなければならない！お客様は仕立て上がり品を心待ちにして購入され、大事に着たいと当然思う。着物に限らず他の商品も同じのはず。我々の扱う大島紬も他の着物も決して安い買い物ではない。色々と注文をつけると、業者と気まずい雰囲気にもあるが、改善してもらわねば、いつまでたっても変わらないし、いつまでもお客様には納得頂ける商品提案はできないまま。作り手の論理からの意識改革を・・・ 人気blogランキングへ★その他のあまからブログ★大島紬のスタイリング研究amakara-style news職人の声をお届けします機織り名人 “のぶおばあ”の　のの織り日記日本史にみる 着物のルーツ奄太郎が語る！面白い日本史！□□□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店　奄伽樂（あまから）　　　http://www.amakara.jp 　　-------------------------------■■■□□□

  Nov 8, 2005

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  八掛の色落ち

  今日はお客様から「着物を着たら色落ちして足袋に色移りしてしまっている」との連絡を頂きました。お買い上げ頂いた商品に、このような事が発生するのはとても悔しいし、何よりお客様に申し訳がたたない。足袋への色移りとの事でしたので、おそらく原因は「八掛」だろうと想像していましたが、やはり八掛からの色移りが発生していました。色落ちの考えられる原因としては下記があります。・ 摩擦による色移り乾いた状態・・・生地の表面に染料が残っており、摩擦により落ちるもの湿った状態・・・雨や汗などで生地に水分を含んだ状態での摩擦で色移りしたもの特に黒に近い濃地系統は色落ちがしやすい色目とされていますが、普通に着ただけで色落ちを繰り返すのも、着る方にとってはたまったものではありません。大島紬でも泥、藍と天然染料を使用する場合には、水洗を何度も繰り返しながら、色落ちがある程度しなくなるところまで行います。結果※堅牢度が低い大島紬でも普通に着用する分には、そうそう色落ちはしないものです。染色段階での防止策を再度染元さんらと話し合いながら、再発防止に努めてまいります。Ａ様、この度は大変申し訳ございません。用語参照　※染色堅牢度（けんろうど）　染色された商品の持っている固有の色の丈夫さを染色堅牢度といいます。　(JIS規格の各種テストを行い1～5の等級で表示し、基準としています。1級が最高）・耐光堅牢度　自然光に対する染色堅牢度。人工光（照明、または特定の光）に対する染色堅牢度。・湿潤堅牢度　水、海水、汗、酸、アルカリなどに対する染色堅牢度。洗濯仕上げ、処理加工などに対する染色堅牢度。・昇華堅牢度　染色物中の個体染料が気体（気化）になって他の部分を汚染する度合。・ガス退職堅牢度　大気中にある窒素酸化物などのガスの影響に対する染色物の退色堅牢度。・摩擦堅牢度　染色物の表面に付着した染料の摩擦に対する堅牢度。　この試験には乾式法と湿式法の2種類があり、乾式法は標準型。湿式法は約10％湿潤状態の規定の被検布を用いて標準状態の試験布と摩擦して堅牢度を判定する。 人気blogランキングへ★その他のあまからブログ★大島紬のスタイリング研究amakara-style news職人の声をお届けします機織り名人 “のぶおばあ”の　のの織り日記日本史にみる 着物のルーツ奄太郎が語る！面白い日本史！□□□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店　奄伽樂（あまから）　　　http://www.amakara.jp 　　-------------------------------■■■□□□

  Nov 7, 2005

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  色大島は天然染め？

  色大島は天然染めですか？ご質問を頂着ました。参照：本泥染めと化学染料はどこが違うのですか？大島紬は「本泥染」の天然染を利用したものが主体の織物です（草木染もあります）が、天然染だけでは出せる色目に限界があるため、泥染では表現できない複雑な色彩を創り出すために、化学染料を使用します。『色大島』や『白大島』が代表される製品で、艶やかな色目が特徴です。本泥染の場合は泥の樹脂の作用で地風がしなやかになったり、泥染特有の"黒"が際立つという特徴がありますが、化学染料は本泥・本草木の天然染料と比べ、色落ちが殆どしない特徴があります。 天然染めの欠点（短所）は、摩擦堅牢度（けんろうど）―染付けの丈夫さ・度合い－が化学染料と比べて少し弱いことです。そのために、仕立て前に「湯通し」という作業があり、これをする事により余分な不純物を落とし、色落ちの防止にもなるからです。☆販売会にご来場の皆様、誠にありがとうございました☆ 人気blogランキングへ ★その他のあまからブログ★大島紬のスタイリング研究 amakara-style news職人の声をお届けします 機織り名人 “のぶおばあ”の　のの織り日記 日本史にみる 着物のルーツ 奄太郎が語る！面白い日本史！□□□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店　奄伽樂（あまから）　　　http://www.amakara.jp 　　-------------------------------■■■□□□

  Oct 23, 2005

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  夏大島はいつまで着ることができる？

  白地の夏大島には濃地の色目が似合う？頂いた質問から･･･-----------------------------------------------------------------------------夏大島は単衣の季節から盛夏まで着られると聞きましたが、実際にはどの期間着ることができるのでしょうか？季節の決まり事などがあれば教えて下さい。-----------------------------------------------------------------------------季節ごとの着物と帯、小物などの組み合わせに対して、いわゆる【着物暦】の質問はよく受ける事柄ですが、「その時の気候に合わせてご自由にどうぞ」という事をいつも申し上げています。といいますのも、季節ごとの組み合わせが定着した時代と現在では、温暖化などにより日々の気温も高いでしょうし、暑くなる、寒くなるの時期もまばら。まずは基本的な季節ごとの組み合わせを把握した上で、洋服と同じように臨機応変に対応されるのが一番ではないかと考えています。但し（当たり前ですが・・・）、あくまで表の着物と帯・半襟などの組み合わせは守りましょう。表の着物が夏（薄）物になっているのに、半襟は袷なんていうのはおかしいでしょう。帯・帯締め・帯揚げも絽で合わせて下さいね。基本的には「単」は６・９月、「夏（薄）物」は７・８月の盛夏時とされ、あとの時期は「併」となっていますから、何かの式典や披露宴などの格式を重んじる場所でなければ、６月中旬でも暑い日には、夏（薄）物を着るとかで対応はしてもいいと思います。着物暦の時期を早めて着るのはＯＫ，遅く着るのはＮＧというのが一般的な見解。例えば、６月中旬以降に夏・絽（薄）物を着るのはＯＫですが、９月中旬以降も夏・絽（薄）物を着るのはＮＧといったところです。いつでも「定番の季節の組み合わせ＝着物暦は知ってますよ…。今年は暑くて」と言えるようにしておきたいところですね・・・。 人気blogランキングへ**奄伽樂（あまから）もう一つのブログ***着物のルーツをお伝えします。“お陰さまで大好評！！”奄太郎が語る！面白い日本史！http://plaza.rakuten.co.jp/amadiary□□□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店　奄伽樂（あまから）　　　http://www.amakara.jp 　　-------------------------------■■■□□□

  Jul 16, 2005

• 着物遠回り　その弐

  「着物」に対してその各人がどのように思っているかで大きく違ってきます。これは製造・販売側も同じで、特にファッション性を重視して、素材や製造技法などには特にこだわらない。格好よくリーズナブルに着こなせればその結果たまたま来ていた着物の素材が大島紬や京友禅であっただけのこと。そう考える方もいれば、一方では、とことんその産地ブランドといわれる製法を研究して、多少高くても、「製造・販売側が思うこだわり」といわれる商品を買うという方。どちらにしてもある程度の商品情報が得られずに、数年が経過しかなりの遠回りをするのであれば、きちんとしたことを習うか、情報を独学で身につけていくかであるが、その独学の場もなかなか少ないであろう。『伝授』する場の提供も、我々の役目であるのだ・・・。**奄伽樂（あまから）もう一つのブログ***着物のルーツをお伝えします。“お陰さまで大好評！！”奄太郎が語る！面白い日本史！http://plaza.rakuten.co.jp/amadiary□□□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店　奄伽樂（あまから）　　　http://www.amakara.jp 　　-------------------------------■■■□□□単にどうでしょうか？　新作『白市松』

  Jun 29, 2005

• 着物遠回り

  いや～今日も歩くだけで汗だくになる、暑い一日でしたね（@~@；３５℃を超えたとか超えないとか…。まだ奄美大島の真夏の方が涼しいですよ！年間平均気温は２１℃で、真夏でも３５℃なんてことはそんなにありません。南国特有の木陰に入れば爽やかな風が吹いてです。-----------------------------------------------------------------------------最近はこのブログとあまからＷＥＢと通じて多くの方から質問を戴きますが、その多くは下記のような、「より本物を求めるため」の質問であり、知識として情報収集をしたいというものです。「本物の大島紬はどんなもの？」「どうせなら本物が買いたいので・・・」「染めの大島って本物なの？」「機械織りの大島？○○大島、大島風って何？」折角の高額品のお買い物ですから、納得いく形で購入したいのは消費者の常というもの。最近当社のお客様になって頂いた方が展示会でこんな事を仰っていました。「着物を着はじめたころによく知人の着物の先輩から、「色々な呉服屋さんをまわり、商品を購入していきながら、商品のことや目利きができて着物の事がわかっていく。たくさん失敗してようやく一人前よ。そうして着物は覚えていくのよ…」“私はそんな遠回りはしたくないんですよね～はじめからちゃんとした商品説明や比較商品などを見せて、説明してくれるところがあれば、それにこしたことはないでしょ。何故？着物だからといって商品の把握に消費者が遠回りをしなければならないのか？・・・！”多くの商品を見てまわり、その各商品の違いや、自分自身の着こなしを磨いていくという点では、着物に限らず長い年月をかければかけるほど、その商品に関しては詳しくなっていくとは思うが、商品説明や製造工程の把握などはわざわざ遠回りなどする必要はないのではないかと思う。大島紬ならば、価格差の開きも大きいが「何故？値段が違うのか？」などは、商品説明や比較で充分理解できるだろうし、製造方法を把握し、気にいった色・柄、そして予算内に価格があえば、購入側は納得ばできる。勿論、そこには『本物であり、こだわりがある』ということは必須であるし、その定義は各人の感覚で分かれるように思う。⇒　明日へつづきます**奄伽樂（あまから）もう一つのブログ***着物のルーツをお伝えします。“お陰さまで大好評！！”奄太郎が語る！面白い日本史！http://plaza.rakuten.co.jp/amadiary□□□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店　奄伽樂（あまから）　　　http://www.amakara.jp 　　-------------------------------■■■□□□

  Jun 28, 2005

• 大島紬は後で染めることができるの？

  お客様よりの質問から…-----------------------------------------------------------------------------呉服店で「黒地色の大島が欲しい」と頼んでいたら、「それなら染めてもらった方が早い」と言われました。「大島って先染めじゃないの？」と尋ねると「最近は機械織りのものが多い」との回答でした。これってどうなのでしょうか？大島紬は後染ですか？-----------------------------------------------------------------------------どういう商品を望んでいらっしゃるのかで、変わってくるかと思います。大島の中でも手織り・先染めを求めるのか？お好みによって色の変化がきく、染めの大島がいいのか？当社では先染めのものを推奨してます。大島とは先染め・手織りのものと「当社では」考えております。後染めの大島でも後染め加工は可能ですので、手織りの大島に後加工を施すという商品もあります。明日から呉服店さんの展示会へ出品します。---きもの麗雅祭---日時：６/２１（火）１０：００～２０：００　　　６/２２（水）１０：００～１９：００場所：嗜唯呶（しーど）３階特設会場　　　川崎市宮前区土橋７-１-３　０４４-８５６-０１００　　　田園都市線　宮前平駅からバス１０分　　　宮前区役所前　下車　徒歩１分※受付にて「奄伽樂（あまから）」よりの案内とお伝え下さい。**奄伽樂（あまから）もう一つのブログ***着物のルーツをお伝えします。“お陰さまで大好評！！”奄太郎が語る！面白い日本史！http://plaza.rakuten.co.jp/amadiary□□□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店　奄伽樂（あまから）　　　http://www.amakara.jp 　　-------------------------------■■■□□□

  Jun 20, 2005

• お仕立てへのクレーム

  今日はお客様からお叱りの声を頂きました。「仕立ての寸法が指定寸法と違う」との事でしたので、早速商品をお預かりしての確認をしたところ確かに着丈が違っていました。仕立て指図書では指定の寸法になっているし、「何でだ？」と仕立て職人に確認したところ、原因発見。和裁士の方で指定された寸法を変えて仕立てを行っていました。通常の身長、バスト・ウエスト・ヒップなどから割り出すと確かに仕立て上がっている寸法ぐらいがちょうどいいのだろうが、お客様はご自信の体型と長年着慣れた寸法で指定をされていたので、和裁士も「どう考えておかしいだろうと」確認連絡をせずに勝手に判断して進めてしまった…。完全なる当方のミス。大至急お仕立て直しにかかり、お客様のご着用予定日には間に合うのがせめてもの救いでした。楽しみにお待ち頂いていたＯ様。大変申し訳ありませんでした。今回は単純な確認連絡の欠如と、長年職人としてやってきた者の「おごりと思い込み」がこのようなミスを発生させてしまった。再発を起こさぬよう社内体制を見直し、早急に改善いたします。**奄伽樂（あまから）もう一つのブログ***着物のルーツをお伝えします。“お陰さまで大好評！！”奄太郎が語る！面白い日本史！http://plaza.rakuten.co.jp/amadiary□□□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店　奄伽樂（あまから）　　　http://www.amakara.jp 　　-------------------------------■■■□□□

  Jun 19, 2005

• 何をもって大島紬というの？

  頂いた質問から･･･-----------------------------------------------------------------------------大島紬の購入を考えていますが、本家本元といいますかきちんとした形の本物の大島紬が欲しいと思っています。そこで質問ですが、何をもって大島紬というのでしょうか？大島紬といわれる商品はたくさんありますし、色々な呉服店さんなどでも聞く内容が違っていたり、大島風とか染め大島とかいわれる商品もあります。私のような着物をあまり知らないものにとっては非常に分かりにくいです。大島紬の条件のようなものがあれば教えて下さい。-----------------------------------------------------------------------------奄美大島紬の定義とは下記とされています。大島紬とは？http://www.amakara.jp/whats_oushima/index.html　機械織りと手織りの違い・証紙の違いhttp://www.amakara.jp/judge_oushima/mekiki_01.html・絹１００％であること・先染め手織りであること・平織りであること・締機（しめばた）によるもので、手作業により経緯（たてよこ）絣及び緯（よこ）絣を加工 したものであること・手機（てばた）で絣合わせをして織上げられたものであることこれは各織元で出来上がった商品を検査する『本場奄美大島紬協同組合』の検査合格規定ともなっており、この定義に即し厳重な検査を通過商品に対し、「地球印」の証紙が貼付され、正式な大島紬として流通されていきます。その他、機械織りのもの、絹１００％以外の素材で製造された商品に関しては、奄美大島でつくられたものとして、「産地証明」という証紙で地球印とは区別しています。また、伝統的工芸品としては奄美大島の他に、鹿児島・宮崎県（都城）が指定されていて、鹿児島県産は「旗印」、宮崎（都城）産は「鶴印」の証紙がそれぞれに貼付されています。後染め加工を施した「染大島」と呼ばれるものは、機械織りの白生地や大島紬独特の柄を織り込んだ模様に京染め・友禅加工・絞りなどを加え、訪問着・付け下げなどにしたものもあります。染大島とは大島紬の生地に染めが施されたものです。また、従来の先染め・手織り商品のものに後から同様の加工を加えたものなど、昨今では多種の商品が販売されています。「何が本物？」という見解はそれぞれ製造・販売に携わるところで違ってきますが、本来の定義と商品検査基準から導きだすと、上記あげた条件を保っていること（加工は加えない）が【大島紬である】と当社では規定しています。**奄伽樂（あまから）もう一つのブログ***着物のルーツをお伝えします。“お陰さまで大好評！！”奄太郎が語る！面白い日本史！http://plaza.rakuten.co.jp/amadiary□□□■■■-------------------------------本場奄美大島紬専門店　奄伽樂（あまから）　　　http://www.amakara.jp 　　-------------------------------■■■□□□

  Jun 9, 2005

• 何が本物の大島紬なのでしょうか？

  本場奄美大島紬に貼付される証紙左から産地製造の証「地球印」　　　純泥染め商品に貼付される証紙　　　純草木染め商品に貼付される証紙　頂いた質問から･･･-----------------------------------------------------------------------------着物初心者です。インターネット（オークション）などで大島紬と称して販売していますが、一般的には高級と認識している反物が百貨店や呉服屋さんに比べ、かなり安く出おります。こらは同じ大島紬なのでしょうか？また、商品によってはマークシール（というのでしょうか？）が異なるものや、○○大島と呼ばれるものが多く出ています。何が本物の大島紬なのでしょうか？-----------------------------------------------------------------------------鹿児島県の伝統工芸品である大島紬は、奄美大島、鹿児島（一部宮崎でも生産されています）が主な産地となっています。http://www.kougei.or.jp/crafts/0122/f0122.html着物市場はその殆どが「オープン価格」となっていて、流通間での業者軒数や取引などによって様々な価格設定がなされています。最近では機械織りの商品や、本場の手織り商品に後染め加工を施す「染大島」と呼ばれる訪問着調の商品もあり、商品も複雑になりネットだけでの見分け方は非常に困難かもしれません。賛否両論、色々な意見はありますが、私的な意見では、あくまで「大島紬の定義」に添っている商品が産地のものであり、本物だと考えておりますので、本物をお求めなら手織り・先染め商品の証である「地球印」「旗印（伝統産業マークのあるもの）をお勧めします。

  Apr 20, 2005

• クリーニングは頻繁にしなければならないのか？

  頂いた質問から･･･---------------------------------------------------------------------------よく着物の洗いは１シーズンごとに。。とかいわれてますが、大島もシーズンごとに洗いに出す必要がありますか？---------------------------------------------------------------------------特に食べこぼしや、泥はねなどの汚れが付いていなければ、特にシーズンごとにクリーニングに出す必要はないです。まずは、外出先からもどったら着物を干して誇りや塵をたたき出すのが大事です。タオルではたいて汚れを出して２-３日陰干しして、それから箪笥にしまいましょう。まずは日頃から誇りを着物の中にためないように心がけましょう！

  Mar 9, 2005

• 着物のメンテナンスにまつわる変な話

  お客様との会話で次のような噂話があるとの事。・着物の汚れは「パン」で取れる・「酢」を使えば色留めになり、色落ちが防げる・ガソリンを使用しての汚れ落とし私はこのような方法は聞いた事がありませんでした。実際のことは調べてみないとわかりませんが･･･。・着物の汚れは「パン」で取れる　⇒私的意見取れるのは取れるのでしょうが、パン事自体についている物質の方が着物につくと虫がついたり、変色したりするのではないでしょうか？　・「酢」を使えば色留めになり、色落ちが防げる⇒染色の工程で酢酸系の物質を使用して色留めをするというのを聞いたことがありますが、『大島紬』では絶対にやめて下さい。大島紬は酢酸系には非常に弱いですので、色落ちする確立は非常に高いと思われます。・ガソリンを使用しての汚れ落とし　⇒私的意見聞いた事がありません。落ちるかもしれませんが、落ちたとしてもその後、生地などに何ら問題はないのでしょうか？噂は怖いものですが、やはり感じるのはメンテナンスにしても情報があまりに少なく、「頼れる＝着物のことに詳しい方に聞くのが一番」と聞いても、万一このような情報を聞き入れても、実際には間違った対処方法をとっているかもしれません。まだまだ業界側からの情報発信が足りない証拠ですね(反省！）

  Mar 7, 2005

• 大島紬を羽織にしてもいいですか？

  頂いた質問から･･･---------------------------------------------------------------------------母から譲り受けた大島紬がありますが、羽織にしたいと思っているのですが、おかしいでしょうか？また、仕立て変えはできるものなのでしょうか？---------------------------------------------------------------------------衿部分は若干生地をついでお仕立てをしないといけないですが、着物から羽織へのお仕立て変えはできます。大島紬の生地はシワにもなりにくく、軽いので羽織には機能的にもお勧めです。ちなみにコートから羽織への仕立て変えは、生地裁ち上出来ませんのでお気をつけて･･･。

  Mar 5, 2005

• いい呉服店を紹介して下さい

  こんな問い合わせを頂くことがあります。お問い合わせ頂いた大体のお客様が「高価なものを次から次へと勧めてくるから嫌だ！」という意見です。私が「いい呉服屋さん」などどお話はできる立場でもないので、お店（売る側）とお客様（買う側）の立場（関係）を書いてみたいと思います。 やはり事業として売上げ、利益を確保していかなければならない以上は、高額商品を購入頂けるお客様は正直ありがたいのです。今までの販売方法で同じ１回の販売ならなるべく高いものを･･･と考えがちですし、売ったもん勝ち、１回きりのお付き合いでいいじゃない・・・という考えもあるかもしれません。私的な意見は、まず車や高額の電化製品、海外旅行などと同様に、まずは色々な店舗を見てまわり、気に入った商品があれば店員と話をしてみて、ある程度の顧客本位か？みたいなものを見てみてはいかがでしょうか？よほど価格と色・柄が気に入ったものでなければ、一度店を出てみて気持ちをクールダウンさせ後日もう一度、そのお店に出向いてはいかがでしょうか？想像以上に、親切お店は多いのではないかと思いますよ。やはり着物に興味をもたれたら、まずは自分の目で見て、感じて下さい。

  Feb 27, 2005

• 「地球印」証紙の張られていない夏大島は？

  頂いた質問から･･･--------------------------------------------------------夏大島に証紙が張られてないのですが、本物ですか？ 今日ある呉服屋さんに、夏大島をすすめられました。あまり時間もなくてじっくりと検討することもしなかったのですが、普通ある地球印がなかったのですが、店員さんは「夏大島」と言ってます。 これって本物ですか？ --------------------------------------------------------「旗印」や「地球印」が貼付されていない商品であれば、機械織りで後染め、もしくは、他の産地で織られた商品ではないかと推測します。“本場奄美大島紬”の夏物は現在、年間生産数も限られており、純然たる先染め、手織りといった製品は数少ないのが現状です。「本物ですか？」のご質問への回答は非常に難しいところですが、「夏大島」というのは大島紬の定義からすれば、＜先染め・手織り＞が揃って初めて本物といえるのではないかという私見でいえば、『夏大島風に製作した商品』というのが妥当なのかもしれません。ここでいう「本物」とは「地球印」の貼付がされる規定（定義）であるか否かではないかとさせて頂きます。しかし、絹100％素材、奄美本泥染めを使用した商品という点からいうと、奄美で生産はされていないが、商品としては“本物”といえば、“本物”という事になりますね。今回ご質問頂いた内容も、「はっきりとした定義付け」があるにも関わらずに、呼び方次第で、消費者の方々には 混乱を招いてしまってます。 明確な呼び名や商品説明・製造産地説明等を確立させて行く事も今後の課題です。奄美大島産の「産地証明」として大島紬定義外の機械織り商品に張られる証紙　

  Feb 26, 2005

• 縞大島と本場大島紬とはどこが違うのですか？

  頂いた質問から･･･--------------------------------------------------------無地のものでも縞大島と縞でない大島とあって分かりづらいのですが作る工程が違うのでしょうか？参照；本物の大島紬のみかた　http://www.amakara.jp/faq/faq6.htm 縞大島と呼ばれている商品や、白生地はそのほとんどが基本的には機械織りです。 本場大島紬は手作業・先染め・手織りが原則ですので、本場奄美大島紬（地球印）の証紙は付きません。機械織り商品に関しては「産地証明証紙」（ブルー地のもの）が添付されます。鹿児島産に関しては、「旗印」シールは貼付されていますが、その横に機械織りのものには「金色（黄色っぽい）」シールが、 手織りのものには「伝統工芸品証紙」シールが貼付されています。この機械織り商品は、丹後・長浜縮緬等の製造方法と同様に「型紙」を使用した"ジャガード"と呼ばれる織方法のものもあり後染め加工品に使用されたりしています。

  Feb 24, 2005

• 韓国産大島紬って？

  頂いた質問から･･･--------------------------------------------------------大島紬に韓国産があると聞いたのですが本当ですか？どういう違いがありますか？また、見分け方とかがあるのでしたら教えていただきたいのですが。 --------------------------------------------------------私が実際に「製造業者を知っている」とか「生産現場を見た」という事がありませんが、商品は見たことがあります。奄美大島の産地織元・業者からの聞き取りによる回答とさせて頂きます。『韓国産』の大島紬は存在します。大島紬の人気が上がるにつれて、昭和50年代頃には盛んに生産されていたようです。本泥染は奄美特有のものなので、韓国では不可能ですが、携わる職人の実績やキャリアは別として、基本的な製造工程はそのまま韓国へ持ち込まれているようですので、特に違いはなく、色・白大島といったものは本場のものと遜色のない程度の製品もあるとの事です。現在も生産が継続されているか、否かは産地や知人による聞き取りからは、はっきりとした情報は得られませんでしたが、少数は製造されているとも聞きます。プレタ（仕立て上がり品）や小物・洋装への併用品用に製造されているとも聞きますが、はっきりとした情報ではないのでご了承下さい。本場を証明する証紙やＭＡＤＥ　ＩＮ ＫＯＲＥＡの記載等で判断していく事が、無難なところだと思います。 生地質のみでの判断は産地の職人さんや織元でも不可能に近いものがあるようです。

  Feb 23, 2005

• 大島紬の訪問着

  頂いた質問から･･･--------------------------------------------------------大島紬というのは、”織り”の着物で先染めという知識しかありませんでしたが、今回叔母から譲ってもらう事になった大島紬は白生地に後で染めた大島との事です。大島紬の訪問着ではこのようなタイプが多いと聞いたのですが本当でしょうか？ご指導くださいｍ（＾＾）ｍ--------------------------------------------------------本場奄美大島紬は“定義”があり、その定義に添って検査され、検査合格印・地球印が貼付され、晴れて「本場奄美大島紬」となります。http://www.amakara.jp/def.html・絹１００％・先染め手織り・平織り・締機で・手作業により経緯絣を加工白生地から後染めする製品は奄美大島産地では「本場奄美大島紬」とは認められておらずに、検査対象外の製品となります。ただ、検査合格後の奄美大島紬＝地球印に後で染め加工を施した訪問着商品も見たことがあります。こちらは、生産→流通を得て各メーカーによって独自にアレンジ・製造されたものです。織物では訪問着のような柄取りを出すのは、織り技術的に非常に困難であるため、このような後染め商品が作られてます。

  Feb 20, 2005

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