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しばらく帰省していた息子がもうすぐ帰る。今回は、ゆっくりできたようでよかった。ドイツ語の辞書や他の本などを持って帰るようにいう。
『アドラーに学ぶ―生きる勇気とは何か』が刊行された。息子が夕方読み始めた。僕は、どんな感想をいわれるかと思うと針のむしろにすわっているような思いだった。 「アドラーは、人間の悩みは すべて対人関係の悩みであるという。 本書においては、対人関係のみならず、 生の直下にあって 生きる勇気を失わせかねない 老い、病気、死に いかに対処するかを考察する」 (本のカバー裏コピーから) 向日葵の写真を最近たくさん載せたが、蓮も元気に咲いている。 蓮の葉に雨がかかった時の様子を動画におさめた。目にもとまらぬ速さで既にある雨滴までジャンプする様子がわかるかもしれない。リンクはこちら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
この夏は母の入退院のため、母の家に泊まりこみました。仕事が休みの日にも自分の家のことは放ったらかしになるジレンマを思う中、母が一日中何もしないでテレビを観ていることへの苛立ちに「私の人生はいつも誰かに邪魔されている気がしてくる」と友人に愚痴ったら「今、V・E フランクルを読み返してるの、一度読んでみて」と教えてもらいました。「誰?それ」と思いつつ図書館で借りて通勤時間に読みました。
活字好きではあるけれど文章嫌いな私(本よりも新聞、雑誌の短いコラムが好きです)には難しく、「どちらもよく解らないけれど、私はアドラーの方が好きかも」というのが感想です。でも、私がそういう気分の時に「そんな風に考えるべきではない」とか「気にしないでどこかでパーッと息抜きしなさいよ」などとは言わずに、こういう角度からもその問題を見てみて、と静かに教えてくれる友人の存在をありがたく思います。苛立ちを振り払うための息抜きではなく、涼しくなったら自分の心が欲している息抜きをしたいと思います。プールなのか、映画なのか美術館なのかコンサートなのか自分が何を選ぶのか楽しみです。 (2008年08月31日 17時11分39秒)
ちばちゃんさん
フランクルは一時アドラーのもとにいましたから影響は受けていますが、アドラーは経験することのなかった収容所での経験が両者の違いになっているように思います。 (2008年08月31日 18時30分29秒) |