テーマ:高校野球(3679)
カテゴリ:高校野球~神奈川を制する者は全国を制す~
今日の第2試合は横浜(神奈川)と履正社(大阪)という優勝候補同士の
1回戦屈指の好カードが行なわれました。 横浜先発の左腕・川角が直球とスライダーで履正社打線を手玉に取れば 履正社のエース・魚谷は直球とカーブのコンビネーションで横浜打線に 得点を与えず。強打のチーム同士の試合は意外にも投手戦となります。 しかし均衡を破ったのは横浜。6回表、岡田のヒットから二死三塁とすると 2年生の3番・高浜が一、二塁間を抜き先制します。 すると果たせるかなこの1点を川角が守りました。9回、二死三塁と同点の ピンチも強気の攻めで注目の4番・土井を二塁フライに討ち取ってゲームセット。 横浜がまずは初戦突破です。秋は投球にムラのあった川角が強力打線を僅か 2安打に抑えたことは次戦以降の大きな収穫となりました。 課題を挙げるなら攻撃面ではスクイズ失敗があり、まだ「横浜らしさ」が 出ていません。逆に言えばこの辺りが修正されれば頂点に一番近いチームと 言えましょう。 第3試合も注目カード。日本最南端の高校として注目を集める初出場の 八重山商工(沖縄)が高岡商業(富山)と対しました。この試合は思わぬ ミスが勝敗を分けました。八重山が金城の大会1号ホームランなどで3点 リードすれば高岡が5回に2点を返し、なおも二死満塁の場面で北田が中前 に運び2者生還、逆転・・・のはずが二塁走者が三塁ベースを踏み忘れて おりアピールアウト。第3アウトが塁を踏み損ねたことによるアウトのため 二者の得点は取り消し、3-2のまま。八重山は思わぬ形で命拾いします。 これで流れを呼び戻した八重山は7回にも2点追加。このリードをエース・ 大嶺が17奪三振の力投で守り八重山商工が見事初陣を飾りました。 2回戦は横浜との対戦、伊志嶺監督は試合後「島の子の野球がどこまで都会 の洗練されたチームに通じるか」と語っておられましたがまさに個性的かつ 対照的なチーム同士の対決となりました。 第1試合は今大会初のサヨナラゲーム。希望枠選出の一関学院(岩手)と 岐阜城北(岐阜)の対戦でした。先制は一関、4回に四球の走者がバント、 盗塁で三進しそこで暴投が出て先制。岐阜・尾藤と一関・太田両投手の好投 で試合はそのまま9回裏、岐阜の攻撃。ここで岐阜は太田を攻め一死二・三塁 とすると尾藤が犠牲フライを打って同点に。さらに水川がライト前に サヨナラヒットを放ちました。尾藤は一関打線を1安打に抑える力投でした が最後に報われました。太田は中盤以降毎回走者を出しながら粘っていまし たが最後に力尽きました。打線の援護があれば、と悔やまれます。 明日は駒大苫小牧の代理出場の北海道栄が早稲田実業と第2試合で対戦します。 また第1試合では注目の好投手・ダース擁する関西が東北の雄・光星学院と 対します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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