南アルプスの山々
南アルプスは次のような山々です。1.間ノ岳 標高3,189メートル。日本第4位の高峰。白峰三山の中央にあります。野呂川(早川―富士川)と大井川の分水嶺です。2.アサヨ峰 2,799メートル。山梨県南アルプス市と北杜市武川町の境です。鳳凰山の地蔵ケ岳から仙水峠へ続く早川尾根のピークです。3.甲斐駒ケ岳 県の西域に連なる南アルプス連峰の北の主峰をなし、標高2,967メートルに及ぶせん(閃)雲花こう岩から成る山地です。4.北岳 標高3,193メートル。富士山に次ぐ日本第2位の高峰で南アルプスの最高峰。白根山とも呼ばれています。5.櫛形山 標高2,052メートル。南アルプスの前衛にあり山梨県南アルプス市、増穂町にまたがります。山容は南北に長く、甲府盆地から眺めると櫛の背のように見えます。6.塩見岳 3,047メートル。長野県伊那市と静岡市にまたがります。南アルプス主脈のほぼ中央に位置し、独立峰的な趣があります。7.仙丈ケ岳 優雅な山容から南アルプスの女王と呼ばれ、豊富な高山植物で彩られます。南アルプスの氷河遺跡がある山として有名です。8.農鳥岳 山梨県早川町と静岡県との境にあり、南アルプスの北岳、間ノ岳とともに白峰三山のひとつです。西農鳥岳は標高3,051メートル、東農鳥岳は標高3,026メートルです。9.鋸岳 2,685メートル。山梨県北杜市白州町と長野県伊那市の境です。大きな山体、広い山稜が特徴の南アルプスにあって、岩稜と岩壁が連続する特異な山です。10.鳳凰山 山梨県韮崎市と南アルプス市との境にある山群です。北から地蔵ケ岳(2,764メートル)、観音岳(2,840メートル)、薬師岳(2,780メートル)の三山を総称します。