パワースポット　栃木県3

　今回は、久しぶりにパワースポットの紹介です。場所は栃木県那須町の那須湯本温泉の一角です。

殺生石

　殺生石とは、

「鳥羽上皇が寵愛した伝説の女性、玉藻前（白面金毛九尾の狐の化身）が正体をあらわし、数万の軍勢によって殺害され、石となったという逸話がある。その後、至徳2年（1385年）に玄翁和尚によって打ち砕かれ、そのかけらが全国3ヶ所の高田と呼ばれる地に飛散したという。」

ウィキペディアより

補足すると、金毛九尾の狐は石になってからも毒を周囲に撒き散らし、被害を出し続け、玄翁和尚により打ち砕かれ、全国に飛散して被害がなくなったということです。 

殺生石　全体

殺生石　拡大

平成16年当時、私、喜四郎は、鎮魂帰神法を修得していなかったため、たまゆらの画像はありません。

きんいろのきつね 「殺生石ものがたり」

　金毛九尾の狐というば、ピンときた方もいると思います。

(残念ながら、こちらではありません。)

私、喜四郎が紹介するのは、こちらです。

　出口王仁三郎全集　第三巻　第18章　霊界の情勢

「然るに一方印度に於ては、極陰性の邪気が凝り固って金毛九尾白面の悪狐が発生した。この霊は各々又霊を分けて国々の八王八頭の相手方の女の霊にのり憑った。」

金毛九尾の悪狐の伝説は、霊界物語の通りインド、中国、日本となります。不思議と三国ともそれぞれ金毛九尾の悪狐伝説があります。注目するのは、こちらです。

 
「封神演義」　藤崎竜 作

安能務訳の講談社文庫版『封神演義』に基づきながらも、独自にアレンジしている部分が非常に、超古代史を表現しています。　　
　例えば、タイトルの「封神演義」の「封神」=「封じる神または封じた神」 、霊界物語で東北に報じられた神様がいました。国祖、国常立大神様です。中国に降りた「盤古大神」と金毛九尾の悪狐が関わっています。そして、封印された異星人で最初の人

女媧
男神を女神に貶めるすり替え

蓬莱島に封印された設定になっています。
　中国の秦の始皇帝により、徐福が不老不死の薬を求めて蓬莱島へ出発したのですが、日本各地に徐福が来た史跡があります。
ウィキペディアより
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%90%E7%A6%8F#.E6.97.A5.E6.9C.AC.E3.81.AB.E3.81.8A.E3.81.91.E3.82.8B.E4.BC.9D.E6.89.BF

　本来、伏儀、女媧とは中国で蛇身人首(レプティリアン)の姿、夫婦か兄妹で洪水神話の神とされ、「演義」だからなせる話です。

　さらに、作中、終盤、元始天尊と聞仲の戦闘があります。

この時、元始天尊が使用した宝貝「盤古旛」。霊界物語の「盤古大神」を彷彿させる名前です。私、喜四郎が思うに、「封神演義」とは、中国側からの立場で、国常立大神様を集団でボコボコにした話を婉曲に表現したものだと思いました。
　パワースポット「殺生石」から話が飛躍し過ぎましたので、今日はここで終了します。