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喫茶くしゅん

喫茶くしゅん

2019年

2019年12月29日 流星群。
ラジオで来年の天体観測のイベントについて聴いた。
日食、月食よりも流星群についてのイベントが多いようだった。
天体観測にとっては雨天、曇天はもちろんよろしくないのだけど
その天文台の人が言うには
流星群観察には月が出てる出てないが重要なのだそうな。
つまりは月が明るいと流れ星が見えづらいのだそうで
来年の流星群の夜には月が出てないんですよと
天文台の人は喜んでいた。
世の中にはいろんな喜びがあるものである。(笑)
というわけで、よいお年を。

2019年12月26日 ミレニアムファルコン号。
スター・ウォーズの続三部作(シークエル・トリロジー)の
2作がテレビで放映されていたので録画して見たのだけど
まあ、面白かったのだけど
どうもあのハイパードライブとやらには違和感がある。
ハイパードライブとは超光速航法とも言い
宇宙船が光速を超える速さで航行することで
とんでもない遠い空間まで移動することを言う。
確かにそんなことでもしないと物語にスピード感は出ないし
物語が成立しないとは思うのだけど
そもそも宇宙はとんでもなく広大なわけだし
仮にそんな技術があったとして
時間軸が素直につながるのかという気もするし
(浦島太郎状態になる?)
そんなものに耐えられる宇宙船は何で作れるのかとという
マテリアルな問題もあり
ミレニアムファルコン号、正直どうなってんだ?!
悪の帝国との戦いもほどほどにして
原理や仕組みや誰がいつどこでどうやって作ったのかを
それこそ2時間のドキュメンタリー映画にしてほしい。(笑)

2019年12月26日 You may say I'm a dreamer.
遠い将来、世界中の学校で
昔は国というものがあったんだよ
と習う時代が来るのではないだろうか。
自分を、自分の家族を、
親族や、友人、知人を守るために
どうしてもそのようなシステムが人類には長らく必要だった、と。
ビッグデータ、AI、ロボットなどの普及は
人類が国や民族の垣根を越える
一つの大きな転機になるのではないだろうか。
自分の話した言語が瞬時に相手に翻訳されて
意思疎通ができたり
地球のどこでも使える電子マネー的なものが使えるようになると
人は生まれた土地に縛られる必要がなくなってくる。
そうした時代が長らく続くと
むしろ一つの民族でまとまって暮らしている方が
奇異に映るようなことにもなってくるのではないだろうか。
自分は国同士の諍いや民族同士の争いを報道で見るにつけ
そんなことを考える。
だから、オリンピックやワールドカップで
国ごとに争うような仕組みは
将来的には乗り越えた方がいいと思っている。
人類は当然そういう方向を目指すべきだし
遠い将来、世界中の学校で
昔は国というものがあったんだよ
と習う時代が来た時が
人類にとって
これ以上ない到達点となるのではないだろうか。
それに向けては
政治、経済、その他、膨大な乗り越えるべきことがあるだろう。
でも、すべての立場の人がそのことを認識し
時間をかけて粘り強く努力していくことが肝要であると考える。
大風呂敷過ぎる?(笑)

2019年12月22日 酒を讃める歌。
令和は「万葉集」の
「初春の令月にして気淑く風和ぎ」からとったそうだが
これを書いた大伴旅人(おおとものたびと)は
「酒を讃める歌」を詠んことでも有名である。

しるしなき物を思わずば一杯(ひとつき)の
濁れる酒を飲むべくあるらし
(あれこれといろいろ考えるより、酒でも飲んだ方がましである)

あな醜(みにく)さかしらをすと酒飲まぬ
人をよく見れば猿にかも似る
(酒も飲まないで賢く振舞ってるつもりだろうけど、
 まあ猿みたいなもんである)

価無き宝といふとも一杯の
濁れる酒にあにまさめやも
(金も銀もダイアモンドも、酒に勝てるものなんて何もない)

此の世にし楽しくあらば来む世には
虫にも鳥にも吾はなりなむ
(この世で楽しく酒が飲めれば、
 来世は虫になっても鳥になっても構わない)

生ける者遂にも死ぬるものにあれば
この世なる間は楽しくをあらな
(どうせいつか死ぬんだから、酒でも飲んで楽しくやろうぜ)

志野さんの意訳が過ぎる部分あり。(笑)

NHKラジオを聞いてたら
この「酒を讃める歌」を紹介していて
男性MCがいくつかの歌と現代語訳を読み上げたら
女性アナウンサーが「旅人イエーイ!」と言っていた。
NHKも変わったね。(笑)

2019年12月15日 神田三河町。
で、「半七捕物帳」の続きなのだが
半七は十手持ちの岡っ引きである。
そもそも江戸に町奉行所が南と北と2つあり
エリアで分けているのではなく
月ごとに担当が交代になるという形をとっている。
各奉行所に与力が25人ずつおり
その与力は部下に同心を4、5人持っている。
その同心の下に岡っ引きが2、3人おり
そのまた岡っ引きの下に手先が4、5人いるという構成である。
ただ、岡っ引き、手先というのは
今でいうところの消防団員みたいな
民間人が兼ねるみたいな地位なので
岡っ引きが貰える給金はわずかだったという。
なので、岡っ引きは他に本業を持っている場合も多く
そっちの収入で手先を養っていた。
本業のない岡っ引きというのがまた困り物で
十手をちらつかせては強請たかりのようなことをして
町人からお金を巻き上げていた者もいたという。
つまりは、いい親分と悪い親分がいたのである。
岡っ引き、手先はその町内に住んでいるので
町内にいる人間、その動向については精通しており
何かあった時にはすぐに情報が上がるようになっていた。
ただし、武家についてはわからない部分もあったことだろう。
実は「岡っ引き」の正式名称は「小者」と言った。
時と場合によって「御用聞き」「目明し」とも呼ばれていたらしい。
手下は「下っ引き」とも呼ばれていた。
半七はよく「ひょろ松」という下っ引きを使っている。
半七はもともと日本橋の木綿問屋の番頭の子として生まれたが
道楽者で家を飛び出して遊んで暮らしていた。
そのうち神田三河町の吉五郎という岡っ引きの手先として拾われて
持ち前の推理力で頭角を現し始める。
程なく吉五郎が亡くなり
遺言に娘のお仙と結婚し
後を継ぐようにと書いてあったので
そこで、神田三河町の半七親分が誕生する。
現在のその辺りには
大塚製薬、山川出版社、東京電機大学などがあるそうな。

2019年12月08日 半七捕物帳。
岡本綺堂の「半七捕物帳」のいくつかを
のんびりと読んだのだけど
味わい深いものだなと思った。
謎解きもさることながら
語り口や風俗の描写が
本当に江戸っ子が語っている真実味があって
読んでいてこれはいいわーと思ってしまう。
岡本綺堂という人は明治5年生まれだから
自分では幕末期を見知ってるわけではないけれど
当時を生きてきた人が若い時分には
周りにごろごろいたわけで
そういう人達の話を直に聞いていたということなのだろう。
前に入試で江戸時代の世話物みたいな小説が出て
現代人の心情を
安易に江戸を舞台に置き換えたようなものだったので
こういうものは考える意味があるのかな
と思ったことがある。
入試問題なので
それなりに作者が見聞きして知っている世界が描かれたものの方が
考える価値があるのではないかと思うのである。
と、話がずれてしまったが
「半七捕物帳」はそういうわけでいい。

半七捕物帳
幕末期に岡っ引として
数々の難事件にかかわった半七老人を
明治時代になって新聞記者の「わたし」が訪問し
茶飲み話のうちに手柄話を聞きだすという構成で
旧幕時代の風俗を回顧しながら
探偵小説としての謎解きの面白さを追求する趣向の小説。

2019年12月01日 近代国家。
近代国家というものは
えらく簡略化して言えば
国民が選挙によって代議員を選び
その代議員が政治を行う
という契約に基づくものではなかっただろうか。
だから、国民が直接選挙をできないようにしておいて
武力を盾にある党やある一族が
権力を専横しているような国は
近代国家ではないのである。
自分達に不都合な情報を
国民が閲覧できないように
管理している部署があるような国は
化けの皮を一つ剥げば
古代国家か中世国家が
近代国家のような顔をして
なりすましているに過ぎない。
香港が欅坂46の「不協和音」状態
(ここで主張を曲げたら生きてる価値ない)
になっているのをテレビで見て胸が痛み
少し熱いことを書いた。

2019年11月24日 がんばれ!ベアーズ。
録画していた「がんばれ!ベアーズ」を観た。
原題は「The Bad News Bears」。
「悪い知らせだ、ベアーズ」とでも言うのだろうか。
1976年公開というのだから、自分が小学生の時である。
自分は当時、映画館に足は運ばなかったのだけど
世間ではかなり話題になってヒットしていたという記憶がある。
ウォルター・マッソー、テイタム・オニール主演。
テイタム・オニールはあの「ペーパー・ムーン」で一世を風靡して
次の作品がこの「がんばれ!ベアーズ」だというのだから
立て続けにヒットを飛ばす凄い子である。
今回「がんばれ!ベアーズ」を観て
あの頃の(70年代の)何とも言えない空気感に
懐かしい気持ちになった。
(もしかしたらフィルムのせいかもしれないけど)
画面に映っている空の
遠くの遥か遠くに日本の空が続いていて
その下にはベアーズの少年少女とあまり変わらない
自分が何かしてるのかななどとセンチメンタルな感慨を持った。
思ったほどお子様向けでないビターテイストのいい映画だと思った。

あらすじ
アメリカ西海岸の町にある
問題児ばかりを抱えた弱小少年野球チーム「ベアーズ」。
そんなベアーズを、かつてマイナーリーグで活躍していた
バターメイカーがひょんな事情から率いることになる。
「スクールウォーズ」の伏見工業並みに弱いベアーズだったが
バターメイカーが知り合いの女の子を
ピッチャーに連れてきたあたりから
チームは上昇へと転じていく。

2019年11月24日 オデッサ・ファイル。
録画していた「オデッサ・ファイル」を観た。
「オデッサ・ファイル」というものは実際にあったらしい。
1964年、西ドイツ司法省に、匿名である資料が郵送されてきた。
中身は元親衛隊(SS)隊員の逃亡を支援する組織「オデッサ」
に関わるファイルだった。
内容は元親衛隊員の顔写真や現在の所在地などが記されていたという。
では、なぜそのようなものが送られてきたのか
ということをフレデリック・フォーサイスが小説にし
それを1974年に映画化したものがこの映画である。
詳しい内容はここでは避けるが
最後、主人公がある元親衛隊員を追いつめる。
そこで元親衛隊員が重い口を開いて語ったのは
俺は命令されたからやっただけだ
という例の戦争の論理だった。
命令する者と実行する者が分かれていて
責任の所在がはっきりしないシステム
それが軍隊であり、戦争である。
勝ってる時は自分の手柄だと主張し
負けたとなるや押しつけ合って誰も責任を取らず
追及されてまずいと見るや逃げ隠れをし
追及が止んで隙ができると何食わぬ顔で
また権力のある側に戻ろうとする。
それが命令する側にいる軍人の本質である。
「オデッサ・ファイル」を観ながら、そんなことを考えた。

2019年11月16日 言葉は、本は。
10年前位からすると蔵書を10分の1に減らした。
そもそも中学1年生の時から本を買うようになって
もちろん買っても読まない本もあるわけだけど
本棚や部屋だけでなく廊下にまで平積みになっていた。
だいたい大学の時に就職する先輩の引っ越しを手伝った時に
本はほとんど置いていくというので大量にもらったこともある。
そんなわけで本屋敷と化していた状況から脱するべく
教室に持って行って生徒に
欲しい本は全部持ってけみたいなことをやったり
何度もブックオフに売りに行ったりして本を減らしていった。
結果、廊下に本は無くなり
部屋も床が広々と見えるようになり
本はすべて大きな本棚2つに収まるようになった。
今はお気に入りの本だけがすっきりと並んでいる。
年を取るにつれて物を減らしていくというのはいいと思う。
電子書籍だったらスペースを取りませんよ
という意見もあるだろう。
でも、ここではっきり言っておきたい。
言葉は、本は、物の手触りがなけりゃ嫌だ。(笑)

2019年11月10日 黒ハイボール。
9月には宇東高演劇部OG達との食事会、
10月には姿川中演劇部OG達との飲み会に参加した。
久しぶりに懐かしい人に会うのもいいものだ。
プライバシーがあるので具体的な話は書けないけど
それぞれにそれぞれの過ごした時間があり物語があり
当時の懐かしい話なども肴に
どちらも3時間くらいはやっていたと思う。
特に姿川中のОGはもう働いている年なので
いろいろ話が興味深かった。
お酒が入っているせいか随分口も滑らかになっていた。(笑)
自分も普段はほとんど飲まないのだけど
黒ハイボールをちびりちびりと時間をかけて飲み干した。

2019年11月04日 沈殿コーヒー。
沈殿コーヒーというものを飲んだ。
インドネシアのコーヒーで
すでに挽いてある粉をカップに入れて
お湯を注いでかき混ぜる。
粉が沈むまで3分くらい待って
その上澄みを飲むというものだ。
飲んでみるとなかなか美味しかった。

何事も沈殿するのには時間がかかる。

2019年10月27日 何気ない話。
この前、出張先である先生と話したら
「うちの学校で星野先生のこと話題にのぼってたよ」と言われた。
「どんな話題です?」
「あの人は演劇から足を洗ったんだって」
「……」
足を洗うというのは普通
悪いことをやめるという意味で使うのではないだろうか……。(笑)
まぁ、人の話題にのぼってるうちが花なので、別にいいんだけど……。

この前、少し車でドライブしてある公園に行ってきた。
散策しているとやや大きな池にたどり着いた。
すると、とんでもない数の黒い鯉が
自分の足元に泳いできて
パクパクパクパク大きな口を開けて
えさをくれ、えさはどうした、と言わんばかりである。
近くに「鯉のえさ100円」と書かれた看板のある
小さな小屋が立っているけど
閉まっていて人の気配がない。
手持ちのパンもお菓子もなくてどうする術もなかった……。

芝居より足洗いしと噂さる
吾が足許に鯉がぱくぱく。(笑)

2019年10月20日 3代目女将さん。
あえてのんびりとした話題を。
「相棒18」を第2話まで見たけど
まだ「花の里」の3代目女将さんが誰なのか明かされていない。
気になるところである。
ネットでは以下のような候補者の名前があがっているそうな。

真飛聖さん(3代目相棒カイトくんの彼女)
鈴木砂羽さん(初代相棒亀山くんの奥さん)
仲間由紀恵さん(現広報課課長)
吉田羊さん(相棒9でゲスト出演)
木村多江さん(相棒2でゲスト出演)
安田成美さん(水谷豊と仲良し木梨憲武さんの奥さん)
鈴木保奈美さん(木梨憲武さんの相棒石橋貴明さんの奥さん)
朝倉あきさん(相棒16でゲスト出演)
笛木優子さん(相棒14でゲスト出演)
石田ゆり子さん(特に今まで関わりなし)
武井咲さん(特に今まで関わりなし)
剛力彩芽さん(特に今まで関わりなし)
渡辺えりさん(特に今まで関わりなし)
宇賀なつみさん(元テレ朝のアナウンサー)
清原果耶さん(最近何かと話題)

志野さん的には断トツで
目撃しない女、キッチンカーでタコライス作ってた
朝倉あきさん、ですね。(笑)

2019年10月13日 昨日今日。
昨日は用があって台風の雨風が強い中
車で田川周辺を行ったり来たりした。
その時はまだ水位は上がってなかったと思うのだけど
夜になって携帯のアラームが数回鳴り
宇都宮全域に避難勧告が出て
田川周辺の地区には避難指示が出ていた。
家族がもしここで避難するなら
どこどこだなどと確認してるうちに
宇都宮駅周辺で田川が氾濫している映像が飛び込んできて
うわーという感じだった。
各地の1日も早い復旧復興を願う。

ありがとうございます。 ベンジャミンの人パート2 さん
sankichi3333さんへ
本当にありがとうございます!!
今日部員のみんなにも伝えました。
地区大会が終わってから、今は練習したり、
生徒創作の脚本なので細かいところを直したりしています。
先輩方や先生方など、たくさんの人の思いを背負いながら練習や本番
(11月1日、2日です!)に取り組もうと話しました。

脚本、演出などみんなで作った劇を県大会に向けて真剣に頑張っていきます。
部員はまだまだ少ないですが、
それを生かして私たちらしい劇を目指し、最善を尽くします!
(2019年10月08日 19時31分17秒)

おめでとうございます。 sankichi3333 さん
宇東附中演劇部の皆さん、県大会出場おめでとうございます。
ねばり強く活動を続けていれば、こうして花が開くことがあります。
皆さんの努力を称えたいと思います。
名誉顧問から皆さんに2つ言いたいことがあります。
過去の先輩方(宇東附中でいうところの3期生の代から今まで)の
苦難の日々の果てに今の環境があるということを忘れないこと。
そして、県大会出場というチャンスを決して無駄にしないこと、です。
県で1位になれば関東大会出場の権利が得られます。
県に出場できるのは自分達が高校を卒業するまでこの1回しかない
くらいの真剣さで臨んでください。
いぇーいなどと浮かれているヒマは1秒もありません。
(2019年10月07日 19時42分43秒)

お久しぶりです! ベンジャミンの人 さん
おはようございます!
うとうふ演劇部です!
名誉顧問の先生にお知らせします。
な、なんと!!!
今年の芸祭で県大会に出場できることになりました〜
いぇーい。笑 (2019年10月06日 22時21分07秒)

2019年10月06日 いい英語になった。
「白雪姫?」の英語バージョンを作って
「はりこのトラの穴」で公開しているのだけど
如何せんグーグル翻訳で作ったので
あちこち無味乾燥な英語だった。(と思う)
そこで、英語のできる方に
もっといい感じに翻訳してもらいたいと思って
どなたか翻訳してくれませんか
と呼びかけたところ
あかざとうさんという方がやってくださるということで
お願いしていた。
そして、仕上げてくださったので
アップデートされたものを再びアップしようと思う。
あかざとうさんは全くお会いしたこともなく
たぶん自分よりはずっと若い方なのだと思うのだけど
そういうつながりも現代風でいいのではないだろうか。
あかざとうさんは脚本家で英語も堪能な多才な方である。

そういうわけで「Snow White?」
written by Hideno Shino
Translation by Akasatou
で再アップしようと思う。
いい英語になったので、ぜひ読んでみて。

2019年09月23日 彩羽真矢さん。
昨日、久しぶりに彩羽真矢さんからメールが来たので
許可を得て転載します。

彩羽真矢です!
覚えていらっしゃいますでしょうか??
星野先生、大変ご無沙汰しております。
お元気でいらっしゃいますか?
私が中学生時代に
先生が脚本を書いてくださった「白雪姫?」が
今もなお様々な学校で演じられてると知り
とても嬉しいです!!
あれから20年もたちましたが
私はずーっと相変わらず
人前で何かをやるのが大好きな
目立ちたがり屋で変な人です。笑笑
昨日、私のワンマンライブがあったのですが
そこで改めて演じることが好きなんだと
気づかせてもらう出来事があり
なんだか嬉しくなっていたら
星野先生の事を思い出して検索してました(´∀`)
これからもお元気で
沢山の中学生高校生の夢を作っていく
ステキな先生でいてください!
長文失礼しました!
彩羽真矢


2019年09月15日 はやぶさ2。
テレビを見てたら「はやぶさ2」についてやっていた。
リュウグウという小惑星に着陸して
岩石のかけらを採取することに成功したらしい。
で、そもそも何でそんなことに躍起になっているのかというと
そのかけらに炭素が長く結合した有機物がもし入っていたら
地球に生命が誕生した道筋がほぼ確定することになるかららしい。
地球はただ単体では炭素が長く結合するような環境には
どこまで行ってもならないことが最近わかってきていて
隕石にでもそれが入ってない限り
生命が生まれないという推論を証明することが
「はやぶさ2」の使命なのだそうな。
大昔、地球が誕生した頃
木星や土星の向こう側には
内部にぐつぐつとマグマや温泉を持った小惑星が
無数にばら撒かれていて
炭素が長く結合する物質がそこで生まれていたらしい。
そして、その小惑星が木星や土星にぶつかって進路を変え
一部が地球に向かって飛んできて落ちて初めて
地球に生命が生まれる条件が揃うというのである。
「はやぶさ2」がそのかけらを地球に持ち帰るのが1年後。
いつもニュースを見ていて思うのだけど
「はやぶさ2」が着陸に成功です、わーっ
みたいなものばかりで
そもそも何でそんなことをやっているのか
解説者とか言ってるのかもしれないけど
いまいち情報として入ってこない。
それでもほとんどの人はわかってないのに
喜んだり、涙を流したりしている。
ま、確かに地球からすごい離れたところで
遠隔操作で指示通り動いて
地球に戻ってきた時には本体は燃え尽きてしまうのだから
その健気さに涙するというのはわかるのだけど
そもそも何でそんなことをする必要があるのか
知らないで騒いでいるのはどうなんだろう。
JAXA(宇宙航空研究開発機構)の人達も
ガッツポーズとかハグとかしてるのもいいんだけど
もう少し国民に自分達が何をやっているのか
わかりやすく説明してもいいのではないだろうか。

2019年09月10日 Snow White?
「白雪姫?」の英語バージョンを作ったので
「はりこのトラの穴」で、公開しようと思う。

written by Hideno Shino「Snow White?」という作品です。

2019年08月31日 渦 妹背山婦女庭訓 魂結び。
夏の終わりに何かもう1冊読もうということで
大島真寿美さんの「渦 妹背山婦女庭訓 魂結び」を読んだ。
「うず いもせやまおんなていきん たまむすび」と読む。
令和初の直木賞受賞作である。
読み始めてすぐ、これはいいものであることがわかった。
何しろ語り口がいい。
歌舞伎と人形浄瑠璃が互いにしのぎを削っていた
江戸時代の上方、大阪道頓堀に生まれた穂積成章は
近松門左衛門の硯をたまたま手に入れたことから
人形浄瑠璃作家を志す。
近松門左衛門に因んで
近松半二と名乗ることにする。
とはいえ、最初から作家になれるわけもなく
あっちへふらふらこっちへふらふらしてるうちに
やっと1作書かせてもらえることになり
そして、何作か書くうちに
やっと作家として認められるようになる。
でも、その頃には歌舞伎の方が圧倒的に隆盛になり
人形浄瑠璃は人気低落の一途を辿る。
しかし、半二の書いた「妹背山婦女庭訓」は
歌舞伎に一矢報いる大ヒット作となり
人形浄瑠璃は一時ではあるが大いに息を吹き返す。
「渦 妹背山婦女庭訓 魂結び」では
実在した近松半二の少年期から老年期までを
いきいきと描き出している。
今はユネスコの無形文化遺産になっている
文楽(人形浄瑠璃の現在名)に
夢中になり一生涯を捧げた男の人生は
夏の終わりにしみじみ読むにはぴったりの本であった。
にしても、「妹背山婦女庭訓」は
大化の改新をモチーフとした物語で
帝位を奪おうとする蘇我入鹿を倒すべく
藤原鎌足、藤原淡海親子の活躍を描いている。
のだけど、案外そうでもなくて
超人的な力を持つ入鹿は一筋縄では倒せる相手ではなく
倒すためには妖術を使うしかない。
その妖術を使うには
情念に狂った女性の生き血が必要だという。
そこで、淡海に恋し、三角関係になっている入鹿の妹橘姫と
町娘お三輪が出てきて
入鹿を倒すためにお三輪が刃で刺されて犠牲になるという
よく考えたら破茶滅茶な話なのだけど
このお三輪というのが庶民なのに
権力者の妹橘姫に対して少しも負けてなくて
「あなた、お姫様だから何も知らないのね。
 女性というものはかくあるべきなのよ」
と訓戒を垂れるのが題名にもなっている「婦女庭訓」であるらしい。
つまりは、男性同士のクーデターで済む話を
女性同士のクーデター?に置き換えてしまったあたりが
近松半二の真骨頂といったところで
江戸時代だろうが何時代だろうが
想像力の翼を遺憾なく発揮した人
というのはいたのだなと思った。

2019年08月23日 一期一会。
今週はある場所に出かけた折
どこかで見かけたことはあるけど
たぶん話したことのない人と
近くで目が合った。
自分よりはやや年上に見える男性の方である。
「どこかでお会いしましたよね」と
その方が話しかけてきてくださったので
「はい。でも、どこでお会いしたのか思い出せません」
と答えた。
「私は小学校を中心に勤めてまして
 中学校にも少しだけいたことがあります」
「そうでしたか、中学校に。
 それで、出張の時か何かで
 お会いしたことがあるのかもしれませんね」
「そうかもしれません。
 あなたは確か星野先生と言うのではないですか」
「そうです。星野です」
「私は○○です。2年前に退職しまして
 65までは働こうということで
 今はかくかくしかじかの仕事をしております」
「え?教員を辞めて
 そういうところに引っ張られるってあるんですか」
「ええ。あるんです。嘱託という立場です」
それからしばらく座り込んで、2人でいろいろと話に花が咲いた。(笑)

2019年08月19日 ぬかどこ。
新作を8月23日(金)夜に公開と言っていたけど
部分修正もある程度終わったので
「はりこのトラの穴」で、もう公開しようと思う。

ひさびさの中学生向、「ぬかどこ」という作品です。

2019年08月16日 スマホを捨てよ、窓外を見よ。
さらに興味が湧いたので
京極夏彦さんの「魍魎(もうりょう)の匣(はこ)」を読んだ。
文庫本で1000ページもある。(笑)
でも、面白かったのでずんずん進んでもう読み終わった。
またもやおどろおどろしい話なのだが
「姑獲鳥の夏」のさまざまな良さ健在で
またもやオールスターそろい踏みで
京極夏彦という作家の地位を不動のものにするに
十分な作品だっただろう。
「姑獲鳥の夏」も「魍魎の匣」も映像化されたようだが
きっと本を読んで繰り広げられる世界の方が断然上だろう。
読書とはそういうものである。
話は少し変わるが
ラジオを聞いてたら
あるパーソナリティが久しぶりに電車に乗ったら
乗客が8割がたスマホの小さい画面を覗き込んでいて
嘆かわしかったと言っていた。
確かに自分も思うに
人と話したり、読書をしたり、ぼーっと窓の外を眺める
人達のいる列車の方が好ましい。
スマホを捨てよ、窓外を見よ。
で、話を戻すと
「姑獲鳥の夏」も「魍魎の匣」もすごい面白いのだけど
志賀直哉の短篇「赤西蠣太(あかにしかきた)」とか
森鷗外の短篇「百物語(ひゃくものがたり)」なんかの方が
ただただ好ましい。
時間を取らせないのに
文章の手触りや読後感の良さがしっかりと残る。

2019年08月13日 脚本を1つ書いた。
いろんな人に会う度に
「ところで最近、脚本は書いてるんですか?」と言われる。
どう答えてもいいのだけど
「休養というか、のんびりやってます。」と答えていた。
実際、自分の学校を通しての発表の場がないのだから
締め切りに追われる、ということが全くないわけで
これはこれで心穏やかに過ごすいい機会である。
でも、この夏、何か書きたいな、という気持ちになり
とうとう書き出した。
中学生向を書くか、高校生向を書くか
という問題もあったのだけど
結果、中学生向の作品を書くことにした。
作品を書いたのは2年ぶり
中学生向の作品ということで言えば
8年ぶりくらいである。
現在、最後まで書き終わって、部分修正中である。
8月23日(金)夜に「はりこのトラの穴」で
公開しようと思っている。
とりあえず今年は、休養十分の中で脚本を1つ書いた。
めでたい。(笑)

2019年08月11日 夏に読むには。
夏休み中に何か一冊読もうということで
京極夏彦さんの「姑獲鳥(うぶめ)の夏」を読み始めたら
面白くてもう読み終わった。
確かにおどろおどろしい話なのだが
語り口のクリアさ、ペダンティックな部分の楽しさ、
キャラ立ち、物語の完成度など本当に舌を巻くという感じだった。
これがデビュー作だったというのだから驚きである。
主人公感のある人間がゴロゴロいて
オールスターそろい踏みといった風情が最初からある。
発表されたのが1994年だからかなり前なのだが
その時はデビュー作でのあまりの完成度に
読書界、ミステリー界が騒然となったというのも頷ける。
かなりの分量を読んだ後にたどり着く
ラストシーンが本当にいい。
うちの学校の図書館司書の先生に
今「姑獲鳥の夏」読んでるんですよ、と言ったら
「夏に読むにはぴったりですね」と言われた。
でも、寝苦しくなるような内容だけどね。(笑)

2019年08月04日 8÷2(2+2)。
8÷2(2+2) が今、熱いらしい。
どこから計算するかで答が16派と1派に分かれて
言い争いになっているというのだ。
8÷2はそもそも8/2なのだから4であるとすると
答は4(2+2)で、どうしても16になる。
でも、2(2+2)はそもそも2×4なのだから8であるとすると
答えは8÷8で、どうしても1になる。
演算の優先順位というものは当然あるらしいのだが
PEMDAというのとBEDMAという
2つの流派?があるらしく
どちらを選ぶかで
16になったり、1になったりするのだそうな。
もっと単純に 8÷2×4 と考えると
÷を先にやるか×を先にやるかで答が変わるのか……。
そして、どちらを先にやるかっていうのは
はっきり決まっているわけではないのか……。
謎だ。(笑)

2019年07月30日 環状式交差点。
自動車の免許更新に行った。
受付から免許証が発行されるまでちょうど1時間で終わった。
前回は最後に免許証を受け取る場所が窓口だったような気がするのだが
今回は30分講習が終わった時に教室で交付された。
その30分講習の話の中に
環状式交差点がいよいよ栃木にも
それも宇都宮にできるんですよ、という話があった。
環状式交差点とは、ロータリー交差点、ラウンドアバウトとも言い
信号のない
中央の円形の庭園みたいなものを回りながら走る交差点である。
ヨーロッパ発祥のものだが
何でも現在、日本には80ヶ所近くあるそうで
何と宮城県には40ヶ所もあるのだそうな。
日本では環状式交差点に進入したら
とりあえず左折して
時計回りに進んで
曲がりたい場所でまた左折する、ということだった。
宇都宮にもできるのか……。
何かドキドキしちゃうね。(笑)

2019年07月15日 了解道中膝栗毛。
EXITの漫才に出てくるフレーズ
若者言葉なのだろうけど面白い。

了解道中膝栗毛。
生類わかりみの令。
どうしよ平八郎の乱。
六波羅どうし探題。

EXITはチャラチャラした若者言葉でやっているけど
りんたろー。さんの方は昭和生まれらしい。(笑)

2019年07月07日 平成の中学校演劇を振り返って。
「演劇と教育5+6月号」掲載の田代卓先生が書いた
「平成の中学校演劇を振り返って」の自分に関する部分。

では、中学校演劇の書き手はいないのか。
平成になり、全体としてオリジナルを生み出す作者は限られていった。
その大きな原因として
教師の多忙化があることは言うまでもないだろう。
さらに、高校演劇の隆盛の中でそれに対抗できる作品を書くことは
大きなハードルだったと思う。
「高校演劇に対抗できる中学校演劇を書く」
それは中学校演劇にとって大きなテーマであった。
いや、今でも大きなテーマであることに変わりはない。
平成、それも後期に入ってからそれができた人物として
まず関東の二人を挙げよう。
栃木の志野英乃と埼玉の斉藤俊雄だ。
志野英乃の作品例を挙げると、
重い病に次第に追い詰められ亡くなる女子と
その幼なじみの男の子の
淡い恋を描いた「スワローズは夜空に舞って」や、
コーラス練習でのちょっとしたわがままで裂かれた友情が
阪神淡路大震災で
二度と取り返せなくなってしまう「Hello, my friend」、
斉藤俊雄の代表作としては、
高校受験の中での友達同士の葛藤を描く「春一番」、
圧倒的な力を持つ女子に支配された教室に転入して
敢然といじめに立ち向かう子の奮戦記「ふるさと」、
どちらも中学校演劇作品でありながらしっかりした構成と、
普遍性のある内容をもつ作品を多数生み出し、
各学校でこぞって取り上げられることとなった。
現在、この二人の作品は
最も多く上演されていると言っても良いだろう。
志野英乃はやがて中学校演劇の現場から高校に移ることとなり、
新しい作品に出会えなくなったが、
それまでの間、志野作品を次々に取り上げた安藤俊弥は、
徹底して凝った演出による
出色の上演を都大会で数多く見せてくれたし、
またそれらの上演の影響もあって、毎年多くの作品が上演されている。

2019年06月30日 遠方からの初めての使者。
オウムアムアというものがあるらしい。
2017年に発見された天体観測史上初となる
太陽系外から飛来した恒星間天体である。
ということは、オウムアムア以外の
今まで観測されたすべての隕石、彗星などは
すべて太陽系の中にいたものばかりということになる。
オウムアムアは太陽に接近するところで発見され
明確な双曲線軌道にあり
太陽からの脱出速度よりも速いことがわかったことで
太陽系の重力に束縛されていない
恒星間天体であることがわかった。
その後、土星付近を通過しており
太陽系を脱出した後は
ペガスス座の方向に移動すると考えられている。
オウムアムアはハワイ語で
「遠方からの初めての使者」を意味するという。
形状は球形に近い形ではなく
長さ400mの棒状であるという。
しかも驚くべきは太陽から遠ざかる時
不自然な加速をしたことだ。
熱せられて中にあったガスが噴き出した
という説もあるが
光か熱を推進力としているという見方もあり
知的生命体が作ったものではないかとの憶測も呼んでいる。
あくまで岩のような外観らしいが
例えば原始人がスマホを見ても石のようにしか見えないのではないか
と主張する人もいる。
原始人とは我々、現代の地球人の喩えである。
科学者はこのオウムアムアの故郷である恒星の候補も
絞り込んでいるという。
面白いね。

2019年06月22日 ブオーン、ガタン。
今週は学校の帰りにある店に立ち寄って
帰ろうかなと駐車場に置いてあった車を
出そうとしてバックしたら
後ろに思いのほか大きな穴があったらしく
タイヤの1つがガクンと落ちてしまった。
あれ?あれ?と前に後ろに
アクセルを踏んで出そうとするけど
一向に上がる気配がない。
すると、どこからか少年が現れて
車の落ちてるあたりを持ち上げ始めた。
「あ、ありがとう」と自分。
そして、またどこからか年配の男の人が現れて
「このブロックをタイヤにかませたら上がんないかな」
などと工夫をし始めた。
「あ、ありがとうございます」
それでもなかなか上がる気配がない。
すると、またまたどこからか女の人が現れて
「近くに車の整備工場あるので、私、呼んで来ます」
と走って行った。
「あ、ありがとうございます!」
程なく、その女の人が屈強な男の人3人を連れて戻って来た。
「私達が車持ち上げますから
 ハンドルきりながらアクセル踏んでください」
「ありがとうございます!」
ブオーン、ガタン。
一瞬で穴から脱出!
「ありがとうございました!」
自分のお礼の言葉もそこそこに
解決したのを確認して
6人の人達はたちどころに車を後にして行った。
去って行く後ろ姿を見送りながら思った。
栃木県っていい人しかいないのかよ。(笑)

2019年06月09日 のど自慢。
自分はNHKの「のど自慢」って
子どもの頃から結構苦手である。
なぜなら、出場する人が
本格的に歌手を目指している人
目指してるわけではないけど歌いたい人
ただ度胸試しがしたい人
歌はともかく地元の名産をアピールしたい人
職場の宴会部長でただただ目立ちたい人
部活動をがんばっている人
仕事をがんばっている人
今度結婚するかしたばかりの人
子どもが生まれたので子どもに聞かせたい人
家族に日頃の感謝を伝えたい人
地元を離れて移り住んできた人
外国からたまたまやって来た人
年を取ってもすごい元気な人
大病を克服した人
おじいちゃんおばあちゃんの病気が治ってほしい人
亡くなった家族にありがとうと言いたい人
他いろいろ
とカオスだからである。
自分が特に苦手なのが
職場の宴会部長でただただ目立ちたい人と
亡くなった家族にありがとうと言いたい人を
ただ横並びに一緒に並べてしまう
雑駁というか繊細さがないというか
そういうデリカシーのないところと
職場の宴会部長でただただ目立ちたい人だって
仕事をがんばってる一面もあるかもしれないし
子どもが生まれたので聞かせたい一面もあるかもしれないし
亡くなった家族にありがとうと言いたい気持ちだって
あるかもしれないのに
ただ単純に
あなたは職場の宴会部長でただただ目立ちたい人ですと
人の一面だけを見てすべて判断してしまうような
やはり雑駁というか繊細さがないところである。
そんな人間世界の雑な幕の内弁当状態みたいにしておいて
歌の上手い下手というたった一つの物差しで
単純に判断するという
しかも判断してる人が一度も顔を出すこともなく
謎の組織の指令みたいになっているのに
誰もそれを何の疑問もなく受け入れるという
何かもやもやしかしない番組なのである。(笑)
でも、カオスというものに
これから人は慣れていかなければならない
とも思う今日この頃である。

2019年06月02日 ヘンな感覚。
「ヘンな感覚の正体」(河出書房新社)という本が売れているらしい。
日常生活で誰もが感じうるヘンな感覚を集めた本で
例えば次のようなものが載っているそうな。

あれ?こんな字だったかな?と突然わからなくなる
「ゲシュタルト崩壊」

テストの前の夜、なぜか部屋の整理整頓をしたくなる
「セルフハンディキャッピング」

年を取れば取るほど1年が早く過ぎると感じる
「ジャネーの法則」

音楽のあるメロディーが頭の中でヘビーローテーションされる
「ディラン効果」

特定の香りを嗅ぐとそれに関連した記憶を思い出す
「プルースト現象」

ふと見た時計の秒針が止まっているように見える
「クロノスタシス」

子どもの頃から馴染んでいる特定の人形やおもちゃが手放せない
「ライナスの毛布」

行列を見るとなぜか並びたくなる
「バンドワゴン効果」

着信してないのに携帯が振動してるように感じる
「ファントムバイブ」

屋外に出て太陽の光が目に入った瞬間くしゃみがしたくなる
「光くしゃみ反射」

本屋に行くとなぜか便意を催す
「青木まりこ現象」

「青木まりこ現象」については
ウィキペディアにとんでもなく長い記述がある。(笑)

2019年05月25日 時は過ぎて。
今週は出張先で久しぶりにある先生と会って話をした。
「私ももう今年、ラストイヤーなので」と切り出されたその先生は
自分が新規採用された年に同じ国語科の先輩だった先生である。
「そうですか。もうラストイヤーですか」
などと短時間ではあったけどしみじみと会話をした。

その先生と話していて思い出したことがある。
自分が大学を卒業して初めて勤めだした学校は
県内でも屈指の大規模校で
国語の先生だけでも私を含めて8人いた。
8人というのは、公立の中学校としては
たくさんいた方である。

初年度で特に覚えているのは
その国語科の先生8人で夏休み、旅行に出かけたことだ。
その旅行中、先輩方がしきりに言っていた言葉がある。
「毎年というわけではなくて
 こういう8人がたまたまそろったから
 今年はこうして旅に出るのもいいよね」
今から思い出しても深い言葉で
いろんな人生経験をした者でなければ
こういう言葉はなかなか出てこない。
かくも国語教師というものは思慮深いものか
と思ったものである。
確かにその旅行は何のいさかいもすれ違いもなく
ただただ心穏やかで楽しいものであった。
人が集まればもめたり泣いたりすねたりわめいたりするのは
当たり前だと思っていた自分には
(ま、自分にもその一因がなかったわけではなかったが)
そういう大人の集団の一員に加われたことは深い喜びだった。

国語科のメンバーは翌年以降も
そんなにすぐに変わったわけではなかったけれど
国語科での旅行はその年のその1回きりだった。

時は過ぎて
4人はもうご退職されて
お1人は残念なことに現職で亡くなられている。

でも、今でも、あの奇跡のような旅で見た光景は
時々胸をよぎることがある。

2019年05月19日 本。
前に新聞を読んでいたら
歌人の穂村弘さんの話が載っていた。
知り合いの青年に「本は読まないの?」と聞いたら
「穂村さんはダンスしないんですか?」
と聞き返されたというのだ。
読書とダンスを同列に並べることに
不安とためらいを感じると書いてあった。
自分が思うには
ダンスも世界や人間に対する
深い認識を表現できるものだとは思う。
だが、その前段階で
世界や人間に対して深い理解をするには
言葉において
とりわけ読書においてするに他ないのではないのだろうか。
日常で人は言葉を駆使して生活はしている。
周囲の人と会話をして
SNSをして
テレビやネットで
世間で起きたニュース、その解説などを
見たり聞いたりはしている。
でも正直、それでは
優れた深い認識には
あまり出会えないのではないだろうか。
例えば、三島由紀夫の最期について
日常生活で
確たる認識に触れたことがあるだろうか。
最近、ある本を読んだら
村上春樹さんがこういうことを述べていた。
「ひとつの想念を文学として純化させることと、
 想念を行為として純化させることのあいだには、
 きわめて大きな違いがある。」
村上春樹さんは三島由紀夫という人物に対して
かなり長い時間をかけて
上の認識にたどり着いたのだと思う。
本でなければ
こういう言葉には巡りあえないのではないだろうか。
前に東高にいた時
よく図書館に本を借りに来ている体育の先生がいた。
借りていく本も
新聞の書評欄に載るような少し硬めの本ばかりで
その姿を見て自分は密かに尊敬の念を抱いていた。
きちんとした素敵な大人は本を読むのである。

2019年05月12日 タイムリープ。
先週は出張で久しぶりに若松原中学校に行った。
自分が勤めていたのは1994年からの実に10年間で
最後の年から数えてももう16年経っている。
その頃の生徒も30歳前後になっているのだから
何をか言わんやである。(笑)
行くまでの景色、入る校舎、
懐かしいやら少し違っているようやらで
終始不思議な感覚に包まれた。
談笑しながら少人数で会議をして
職員室にも立ち寄って知り合いの先生と話をしたりした。
演劇部も覗いてみたいという気持ちもあったのだけど
顧問の先生も知り合いではないので
さすがに行かなかった。
でも、それで満足だった。
自分が創部してから今年で26年目になる。
若松原中学校演劇部は
四半世紀以上、風雪に耐え、続いたのだ。
継続こそ力なり、ではないか。
用を終えて正面玄関を出て
昇降口から溢れるように出てきた
制服やらジャージやらの生徒達の波に飲まれた。
嗚呼、若中だ……。(笑)
タイムリープという、最高のアトラクションが
自分にはある。

2019年05月05日 武道的思考。
内田樹(うちだたつる)さんの「武道的思考」(筑摩選書)という本
ここ何年か折に触れて読み返しているのだけど
読む度にいろいろと気づかされることが多い。
例えば内田さんはこんなことを言う。
ルールがあり、制限時間があり、審判が裁定してくれる世界は
競技的スポーツに寄っている武道であり
本来の武道ではない。
本来の武道はその試合が行われているアリーナに
ゴジラがやって来て観客席ごと踏みつぶされるような状況を
どう生き延びるかといったところにある。
そこではその武道の高い技量を身に付けるといったことは
正解の一つでしかない。
例えば最も武道的な正解の一つは
そもそも人の集まるところには行かないということである。
凄いでしょ?
十連休、あまり人の集まる所に行かなかったという人
真の武道家である可能性が高い。(笑)

2019年04月29日 いい役者になったもんだ。
録画していたテレビ朝日の
アガサ・クリスティードラマスペシャル「予告殺人」を見た。
アガサ・クリスティーづいてる自分には
誠にタイムリーな企画である。
主演は沢村一樹さん、客演に大地真央さん。
「予告殺人」はポワロではなくミス・マープルシリーズ。
しかし、女性探偵を警視庁の男性頭脳派警部に変えて翻案してある。
霜月蒼さんの「アガサ・クリスティー完全攻略」では
星2つで原作はあまり認められていない。
でも、ドラマは結構楽しめた。
途中気になったのが
しゃべり方が個性的な家政婦。
あれ?この人、誰だろう?
にしても、味のある演技だ。
で、終盤になって気づいた。
もしかして、ルビー・モレノさんではないだろうか。
果たしてエンドロールにルビー・モレノとあって
ああ、やはりそうだったんだと腑に落ちた。
いい役者になったもんだ。

あらすじ
「殺人のお知らせ 10月29日金曜日 於・小径の館」
という広告が地元タウン誌に掲載された。
小径の館の当主、黒岩怜里(大地真央)はこの広告を面白がり
たくさんの人を招待してパーティーを開くことにする。
そして、まさにパーティーが始まろうとした時
突如明かりが消え、銃弾が鳴り響く。
明かりが戻ると怜里は銃弾で負傷しており
見知らぬ男が死体になって倒れていた。
警視庁捜査一課の相国寺竜也(沢村一樹)は
この難事件の捜査に乗り出す。

2019年04月21日 買い物。
先週、あるスーパーに立ち寄って
買い物かごを手に店内をふらふらしてたら
何やら遠くレジの方のエリアが白く煙っている。
ん?何だ?と近づいてみると
アイスが入っているよくコンビニなどにもある
上から品物を取り出せる式の冷凍庫から
激しく白い煙が噴き出している。
店員が2人駆けつけて
1人が「店長、大変です!」と電話をしていた。
みるみるうちに広い店内の半分近いエリアが
濃霧注意報みたいな状況に。
これは避難した方がいいのかなと思ったけど
別に火を噴いているわけではないし
有害なガスが発生しているわけでもなさそうなので
自分は普通に買い物を続行した。
ほとんどの他の客も慌てず騒がず
買い物を続けていた。
レジのパートのおばさん、バイトのお姉さん達も
何食わぬ顔でチェッカー作業を続けている。
レジ袋を持って白煙の店内を抜け出ると
女の人が1人、ハンカチを口に当てて佇んでいた。

2019年04月14日 山の小学校。
今日は山の小学校にお花見に行った。
だいたいの人は前の土日か昨日来てしまったらしく
校庭は閑散としていた。
それでも、20人くらいの人が
校庭のあちこちで思い思いに過ごしていた。
今年の宇都宮は満開になるのが
東京よりもだいぶ遅く
また花持ちもいいように思う。
途中、季節外れの雪が降るような日もあったが
影響されることもなく
ずっと咲いていてくれた。
気候も穏やかで
のんびりと鑑賞できた。

2019年04月07日 トラペジウム。
話題になっている
高山一実さんの「トラペジウム」を読んだ。
高山さんは乃木坂46のメンバー。
アイドルも小説を書く時代なのである。
「ダ・ヴィンチ」で連載していたので
東高の図書室でたまに見て知ってはいた。
けれど、全然読んでなかった。
読む前の予想では
アイドルに密かになりたいと思っている女子高生の
何気ない日々とその葛藤
みたいなものが綴られているのかと思ったら
今回読んで「へえ、こういう内容だったのか」
と少し驚いた。
展開的には
この山を登っといてそれは下りて
最後に別の山登る?という感じだった。
でも、分量もありそれなりに着地した小説を書いた
ということは賞賛に値すると思う。
トラペジウムとは不等辺四角形のこと。
また、その形からオリオン座の外側の4つの星のこと。
主人公を含めて4人の少女が出てくるのだけど
その4人の存在や関係性を象徴している。

2019年03月30日 カーテン。
で、「白昼の悪魔」に続いて
アガサ・クリスティーの「カーテン」を読んだ。
やはり霜月蒼さんの「アガサ・クリスティー完全攻略」で
有名どころじゃない作品の
星が5つつく作品の1つである。
原題は「CURTAIN POIROT’S LAST CASE」。

ポワロ最後の事件として1943年に執筆してから
公開せずにずっと保管されていて
クリスティが亡くなる前の年、1975年に発表された作品である。
題名の「カーテン」は
長いポワロシリーズのフィナーレ、幕引きという意味か。

しかも、舞台となるのは
ポワロ最初の事件で舞台となったスタイルズ荘。
ポワロシリーズは
スタイルズ荘で始まりスタイルズ荘で終わるのである。

久しぶりにポアロから手紙をもらって
牧場を営んでいた南米からイギリスへ
訪れることになったヘイスティングズ大尉。
スタイルズ荘は高級な下宿屋に姿を変えており
ポワロは最晩年をそこで過ごしていた。
再会を喜び合うものの
体が弱り
車椅子での生活を余儀なくされているポワロ。
ヘイスティングズも最愛の妻に先立たれたばかりで
かつてあんなに輝いていたコンビにも
人生の悲哀というものが押し寄せてくる。

そしてポワロがヘイスティングズにこう告げる。
かつて何件もの殺人事件に関わってきた危険人物が
現在、このスタイルズ荘にいる。
その人物はいつも巧妙に自分に嫌疑がかからないように
すり抜ける術を持っている。
そして、ここでもまた殺人を起こそうとしている。
ヘイスティングズ、それを心にとめておいてほしい。

で、スタイルズ荘には結構な人数がいるのだが
ポワロはその危険人物が誰かは言わないのである。
そして、ヘイスティングズの身に……。

これ以上は言わない方がいいだろう。
ただ、途中とんでもないことが起こり
更にとんでもない結末を迎えることになる。

にしても、ポワロシリーズの何と豊かなことか。
英語の原文で読んだら、またいいんだろうね。(笑)

2019年03月24日 伝説のお花見。
ラジオを聞いてたらお花見のエピソードを紹介していた。
ある会社のお花見でのこと。
飲んで酔っ払ってきて
どういうわけか男性社員2名が相撲を取りだした。
俺も俺も、となって総勢10名が代わる代わる相撲を取りだして
終いにはプロレスのバトルロワイヤルさながらの大乱闘に。
近くにいた花見客がケンカだと勘違いして警察を呼ぶ始末。
事情を説明して警察にはお引き取り願ったものの
気がついたら手の指を骨折している者3名
手首にひびの入った者1名。
程なく会社上層部から大目玉をくらい
その部署は翌年からお花見禁止になったのだそうな。
伝説のお花見ですね。(笑)

2019年03月09日 アンナチュラル。
年末年始に録画しておいたドラマ「アンナチュラル」を
約2ヵ月間かけて少しずつ見てやっと見終わった。
何しろ紅白歌合戦の米津玄師さんの「Lemon」の時に
民放のドラマなのにこのドラマの主題歌でした
みたいな感じで映像つきで異例の紹介をされるという
これはちょっと見たいなと感じさせるドラマだった。
UDIラボ(Unnatural Death Investigation Laboratory)
という不自然な死を遂げたご遺体を
法医解剖医が専門的に調査する架空の施設が舞台。
石原さとみさんのドラマって
今まであまり見てこなかったのだけど
へえ、こういう演技するんだと思った。
眉間に皺を寄せて
どうせ私には仕事しかありませんよ的な
もてない女感を出すのがすごい上手。(笑)
ドラマは1回1回が
2時間ドラマになるんじゃないのくらいの重量。
UDIラボのメンバーが力を合わせて
事件の背後にある謎を解き明かしていく。
ドラマの縦軸として
ラボの2人の法医解剖医
一家心中事件の生き残りである三澄ミコト(石原さとみ)の生い立ちと
かつて恋人が殺された中堂系(井浦新)
に関わる事件の解明が語られていく。
二の線の窪田正孝さんが霞みそうな勢いで
北村有起哉さん、竜星涼さん、池田鉄洋さんと
これでもかとクセ者が脇を固めて
毎回の重い内容を少しでも中和させる意味合いで
松重豊さん、市川実日子さん、飯尾和樹さん、
大倉孝二さん、薬師丸ひろ子さんがいい味を出している。
そして、毎回毎回その回の一番いいところで
♪ 夢ならば どれほど よかったでしょう
と「Lemon」がインサートしてくる。
特に最終回の前の回で
「Lemon」がかぶさってきた時には
マジ泣きそうになった。(笑)
というわけで、面白いドラマだった。

2019年03月02日 白昼の悪魔。
で、「五匹の子豚」に続いて
アガサ・クリスティーの「白昼の悪魔」を読んだ。
やはり霜月蒼さんの「アガサ・クリスティー完全攻略」で
有名どころじゃない作品の
星が5つつく作品の1つである。
原題は「EVIL UNDER THE SUN」。
これもいまいち有名でないのは
題名がきっと悪いのだと思う。
「スマグラーズ島の怪事件」とか
「ポワロの夏休み」とかの方が良かったか。
初めから散りばめられていたパズルのピースが
ポワロの灰色の脳細胞によって
ラストに超絶技巧で組み合わさる。

あらすじ
ポワロはスマグラーズ島のジョリー・ロジャーホテルで
夏の休暇を楽しんでいた。
すると宿泊客の1人、元女優のアリーナ・マーシャルが
島の裏の浜辺で絞殺体となって発見される。
宿泊客は他に何人もいたが
殺害時刻にその島の裏の浜辺に近づけそうな者は
1人としていなかった。
つまり全員にアリバイが存在していた。
果たしてポワロはこの完全犯罪を解くことができるのか。

2019年02月24日 おひな様めぐり。
今日は家のささやかな庭にいたら
どこかのおばあさんが話しかけてきた。
「桃の花を買ってきたの。
 こんなおばあさんだけど、雛人形を出したから」
むしろ小さい子なんて
雛人形を見て味わうなんて出来ないのだから
年齢なんかに臆することなく
どんどん出して飾るといいと思う。(笑)

宇都宮市のお隣り鹿沼市には
「おひな様めぐり」というのがあるそうな。
鹿沼市内60ヶ所に飾られたお雛様を
自由に巡って見学できるらしい。
一般家庭、商店などいろいろ開放されていて
次郎左衛門雛、享保雛、古今雛、つるし雛など
代々受け継がれてきた貴重なお雛様を拝見できる。
気候も暖かくなってきたし
カメラ片手に巡ってみるのもいいかもしれないね。

2019年02月17日 五匹の子豚。
で、「ABC殺人事件」に続いて
アガサ・クリスティーの「五匹の子豚」を読んだ。
最近、何でクリスティーづいてるのかというと
霜月蒼さんの「アガサ・クリスティー完全攻略」
という本を買ったからである。
この霜月さんという人は
アガサ・クリスティーの作品を全部読んで
レビューを書き、星5つで判定している。
そのレビューがまた面白くて
ついつい読んでみたくなってしまうのである。
ちなみに
「アクロイド殺し」★★★★☆
「オリエント急行の殺人」★★★★
「ABC殺人事件」★★★★☆
「ナイルに死す」★★★★☆
「そして誰もいなくなった」★★★★☆
という具合。
決して甘くつけているわけではなく
星がほとんどつかない作品もある。
そして驚くべきは
上に挙げた有名どころじゃない作品で
星が5つつく作品があるということである。
「五匹の子豚」がその1つで★★★★★。
原題も「FIVE LITTLE PIG」で
いまいち有名でないのは
題名がきっと悪いのだろう。
しかし、中身は間違いなくの5つ星。
ポワロの灰色の脳細胞が遺憾なく発揮される傑作である。

こんなミステリーを温泉旅館に持って行って
温泉に入っちゃ読み、温泉に入っちゃ読みしてたら
ただただ至福の時間を過ごすことができるだろう。(笑)

あらすじ
ポワロの元に1人の若い女性が訪ねてくる。
カーラ・ルマルションと名乗ったその女性は
本名はキャロライン・クレイルと言い
あの高名な画家エイミアス・クレイルの実の娘だと告げる。
16年前、キャロラインが5歳の時
母が父エイミアスを毒殺するという事件が起きた。
キャロラインはその後、外国の親戚の家に預けられ
母は事件の1年後、獄中で病死する。
しかし、事件当日
海沿いのその大邸宅には
母以外に少なくとも5人の人間がおり
キャロラインは、母は無実で冤罪だったと主張する。
16年前の事件を
果たしてポワロは推理できるのか……。

2019年02月09日 古今亭志ん生。
「志ん生が語るクオリティの高い貧乏のススメ」を読んだ。
作者は志ん生の孫娘で池波志乃さんの妹の美濃部由紀子さんである。
そうか、池波志乃さんの志は志ん生の志なのか。
中身で笑ってしまったのが志ん生の食生活。
取り合えず朝飯の前にコップ一杯の日本酒を飲んで
その後、納豆とイクラでご飯三杯食べるのだそうな。
とにかく野菜嫌いでサラダなどは一切食べたことがなく
それにも増して漬け物は大嫌いときている。
一度、弟子と二人でデパートに行った時
漬け物売り場にたどり着いて
「逃げろー!」と走って逃げた話など笑ってしまった。

志ん生は偏屈なのである。
その偏屈という短所を磨きに磨いて
五十歳くらいで、あの神がかった人格が出来上がったのである。
ただの放蕩三昧では、あれは出来上がらない。
放蕩なんかしたところで芸の足しになど少しもならない。
偏屈を正しい方法で時間をかけて磨くとああなる。
落語界ではそれに類するものをフラと言う。
フラとは、ただ出て来ただけで味わい深く面白い雰囲気のことだ。

志ん生はそれに加えて
計算しつくされた言い方、テンション、間の伴った芸が加わる。
いや、志ん生は計算などという小賢しいことはしていない。
偏屈と同じであの芸は
時間をかけて磨いて磨いて熟成されて出来上がった。
それがまるで価値あるワインのような域にまで
達してしまっているのである。

短所も芸も時間をかけて磨くべきだ、というべきか。

2019年02月03日 ABC殺人事件。
アガサ・クリスティーの「ABC殺人事件」を読んだ。
面白かった。
サイコ・サスペンスの元祖と言われている作品である。
アガサ・クリスティーは現在使われているであろう
ありとあらゆるトリックを思いつき
次から次へと高品質の作品に仕上げていったのだから
その能力たるや圧倒的である。
「ABC殺人事件」が書かれたのが1936年(昭和11年)。
日本が二・二六事件とかやってる年に
片やサイコ・サスペンスというのだから驚く。

あらすじ
「6月21日、アンドーヴァーを警戒せよ。ABC」という手紙が
エルキュール・ポワロの元に届く。
そして、当日、アンドーヴァー (Andover)で
イニシャルがA.Aの老女の死体が発見される。
間もなく第2、第3の手紙が届き
警察が警戒する中
べクスヒル (Bexhill) でイニシャルB.Bの若い女性が
チャーストン (Churston) でイニシャルC.Cの紳士が殺害される。
被害者同士に関連性はなく、犯人の正体と動機は全くわからない。
やがて第4の手紙が届き
ポアロらは犯行を阻止すべく
ドンカスター (Doncaster) へと向かう。

2019年01月27日 パプリカ。
にしても「パプリカ」は不思議な歌だと思う。
紅白歌合戦でも歌われた東京2020応援ソング
あの米津玄師作詞作曲である。
子どものために作ったような
大人のために書いたような不思議な歌詞。
一度ではよく覚えられない
それでいてくせになる不思議なメロディライン。
2番の冒頭など「雨に燻(くゆ)り月は陰り」って
子どもが歌う歌詞じゃない。(笑)
北原白秋みたいで感心する。
ちなみに以下は北原白秋作詞の「城ヶ島の雨」。

城ヶ島の雨

雨はふるふる 城ヶ島の磯に
利休鼠の 雨がふる

雨は真珠か 夜明けの霧か
それともわたしの 忍び泣き

舟はゆくゆく 通り矢のはなを
濡れて帆上げた ぬしの舟

ええ 舟は櫓(ろ)でやる
櫓は唄でやる
唄は船頭さんの 心意気

雨はふるふる 日はうす曇る
舟はゆくゆく 帆がかすむ

しびれますね。

「パプリカ」なんて凡百の応援ソング
子どもが歌う歌ですよと油断させておいて
日本の叙情というものをしっかりと受け継ぎつつも
新たな地平の向こうに行っているのが「パプリカ」なのである。

ところで「パプリカ」って何だ?(笑)

2019年01月19日 かつお節。
今日のお昼は近所のお店で団子を買ってきて食べた。
胡麻、あやめ、こしあん、醤油、海苔、かつお節、味噌の7種類。
渋いお茶を入れて、団子を1本ずつ食う。
7種類それぞれにそれぞれの味わいがあって、しみじみ美味い。
かつお節というのは初めて食べた。
団子全体にかつお節がまぶされている。
隣のネコの三吉が好きそうな感じだ。
それだけの話なんだけど、どう?(笑)

2019年01月14日 夢の本屋。
自分が小学生の頃、近所に小さな本屋ができた。
自宅の前部分の一部屋をお店にしたような
本当に小さい本屋で
やさしそうなおじさんが一人でやっていた。
話してみたら何でも
KKベストセラーズという出版社を
退職したので始めたそうで
本棚にはなるほどKKベストセラーズの本が
勢ぞろいという感じだった。
子どもの自分にとっては
ワニの豆本が全巻揃っているというのが
何とも魅力的だった。
現在、ワニの豆本は全く本屋に並んでないので
現代のお子様にとっては全くわからないと思うけど
当時の小中学生にとっては(特に男子)
このワニの豆本のシリーズというのは
とても人気が高かった。
「谷村新司の天才・秀才・バカ」「鶴光の新かやくごはん」
「笑って笑って60分」「マッチ棒遊び」「歴史パズル」
「名探偵に挑戦」「ホームズ対ルパン」「謎の怪事件」
「世界の怪談」「世界ケンカ旅」「科学の手品あら不思議」他多数。
自分は特に「日本の軍艦」と「猛獣もし戦わば」
というのが好きで、買って愛読していた。
結果、それらはいつしかどこかに行ってしまったけれど
現在「日本の軍艦」などは
状態が良ければ15000円の値がついているのだそうな。
その小さな本屋は数年やったかやらないかくらいで
いつの間にか店じまいしてしまった。
おじさんが病気になってしまったのか
ただ単にやめてしまったのかよくわからない。
でも、今になって思うのだけど
それはそれでよかったのではないだろうか。
本屋を開いていた時間の長い短いは関係ない。
おじさんにとっては、それが夢の本屋だったのだから。

2019年01月05日 大伯皇女ファンクラブ通信。
大伯皇女ファンクラブ通信。(笑)

「天武天皇の娘「初代斎王(さいおう)」宮殿か、建物跡を発見」
というのが今日、ニュースになっていた。
以下、ヤフーニュース全文。

「天武天皇の娘「初代斎王(さいおう)」宮殿か、建物跡を発見」
 古代から中世にかけて、天皇に代わって伊勢神宮に仕えた「斎王(さいおう)」の宮殿があった三重県明和町の国史跡・斎宮(さいくう)跡で、飛鳥時代後半(7世紀後半~8世紀初頭)の斎宮の中心施設である、方形区画と多数の建物跡が見つかった。天武天皇の娘で初代斎王とされる、大来皇女(おおくのひめみこ)の就任に伴い造営されたとみられる。中央集権国家の樹立を目指す天武天皇のもと、伊勢神宮祭祀(さいし)が整えられたことを物語る貴重な発見だ。
 現場は東西2キロ、南北0・7キロに及ぶ国史跡範囲の西部。斎宮歴史博物館の2018年度の発掘調査で、区画の北東隅とみられる直角に折れた約10メートル×約8メートルの塀跡が見つかった。過去に発掘された塀跡と合わせて東西方向に約40メートル、南北方向に約60メートル以上の方形区画が存在することが分かった。区画内では脇殿とみられる掘立柱建物跡が4棟、さらに区画外の西では、柱の直径40センチ、柱間隔が2メートルを超える3間×4間の大型総柱建物を含む倉庫跡が7棟あることが確認された。

大伯皇女ファンクラブとしては是非見てみたい。

大伯皇女ファンクラブ通信。 投稿者:志野英乃 投稿日:2010年10月11日(月)19時30分10秒
大伯皇女ファンクラブ通信。(笑)

見まく欲り我がする君もあらなくに
何しか来けむ馬疲るるに        大伯皇女

逢いたくても逢いたいあなたはいないのに
何しに来たのだろう馬だって疲れるのに

磯の上に生ふる馬酔木を手折らめど
見すべき君が在りと言はなくに     大伯皇女

海岸の馬酔木の枝を折ってはみても
見せるはずのあなたがいるって誰も言わないのに

大津皇子が亡くなってから詠まれた二首。
せつな過ぎ。

大伯皇女。 投稿者:志野英乃 投稿日:2010年10月10日(日)21時43分29秒
教科書には載っていないけど自分が万葉集で一番好きな歌。

うつそみの人なる我や明日よりは
二上山を弟背と我が見む        大伯皇女(おおくのひめみこ)

この世の人である私は明日からは二上山を弟だと思って生きて行こう

※二上山(ふたかみやま)
※弟背(いろせ)

大津皇子(おおつのみこ)は大海人皇子の子だったが
天智天皇にも愛されて育った。
風格があり、学問好きであることから
人々の信頼を得るようになっていった。
大海人皇子が天武天皇となって政権を握ると
政治の指示を出す役割を任されるようになった。
しかし、やがて天武天皇が亡くなると
密告によって謀反の疑いをかけられ
自害させられることになる。
大津皇子の亡骸は二上山に葬られた。

その大津皇子には子どもの頃より仲の良い姉がいた。
大伯皇女である。
伊勢神宮の斎宮になっていた大伯皇女は
弟の罪によって任を解かれ都に戻っていた。
その死に際して詠んだのが上の歌である。

大津皇子と大伯皇女は絆の深い姉弟だったのだろう。
身に危険が迫っていると知った大津皇子は
一度伊勢まで大伯皇女に逢いに行っている。
そして再び弟が都へ帰る時には次の二首を詠んでいる。

我が背子を大和へ遣るとさ夜更けて
暁露に我が立ち濡れし 大伯皇女

夜更け、弟を都へ旅立たせて見送った後
夜明けになるまで私はそこに立ちつくしていた

ふたり行けど行き過ぎかたき秋山を
いかにか君がひとり越ゆらむ 大伯皇女

二人でも越えにくいあの淋しい山々を
どのようにして今あなたは一人で越えて行くのだろうか

泣かせるね。

2019年01月01日 あけましておめでとうございます。
うちのささやかな庭の
隣の家との境界になっているブロック塀の
高さ1メートルくらいのところに
黒い10個くらいの、紅葉のような模様があった。
昨日、気づいたのだけど
おそらく隣のネコの三吉が
地面から立ち上がるようにして
爪とぎでもしてつけたものに違いない。
今日、塀の上で丸くなっている三吉と目が合ったのだけど
特に「おめでとう」という感じでもなく
特に「私がやりました」という感じでもなく
不愛想な瞳を向けただけだった。
ネコというものは
未来を憂えることもなく
そして、過去に煩わされることもなく
ひとまず今日をただ生きているものらしい。
見習いたいものだ。(笑)

というわけで
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。(笑)


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