041743 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

喫茶くしゅん

喫茶くしゅん

PR

フリーページ

2022年06月22日
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
池波正太郎の「真田太平記」第一巻を読んだ。
この第一巻なのだけど、相当前に買って
何度も最初の方だけ読んでは挫折していた本である。
今回はスムーズに読み通せた。なかなか面白かった。
でも、十二巻まである。(笑)
真田昌幸で調べたら以下のようなエピソードが載っていた。

真田昌幸が上田城に立てこもった折
敵の徳川秀忠は冠が岳にいる先陣に連絡する必要に迫られた。
秀忠は島田兵四郎という者を伝令として出した。
兵四郎は地理がよくわからなかったうえ
上田城を避けて迂回していたのでは時間がかかりすぎると思い
何と上田城の城門に堂々と馬を付けて
「私は江戸中納言(=秀忠)の家来の島田兵四郎という者。
 君命を帯びて、我が先陣の冠が岳まで連絡に行くところです。
 急ぎますので、どうか城内を通してくだされ」と叫んだ。
味方に連絡するために、現在交戦中の敵城を通してくれ
というのだから、とんでもない話である。
番兵たちもあまりのことに仰天してしまい
真田昌幸に報告すると
「何と肝っ玉の太い武士だろう。
 通してやらねばこちらの料簡の狭さになる。
 門を開けてやれ」と門を開けるように指示をした。
「かたじけない」と城内を駆け抜け、裏門を抜ける際
兵四郎はちゃっかりと
「帰りももう一度来ますので
 また通してくだされ」と言ったという。(笑)
その言葉通り、再び兵四郎が帰りに城に立ち寄った際
真田昌幸は自ら城内を案内し、そして無事に帰したという。

戦国時代の数あるエピソードの中でも
指折りの面白エピソードではないだろうか。
大馬鹿には、こちらも大馬鹿になって対応する。
素晴らしき哉。






最終更新日  2022年06月22日 20時13分08秒
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.