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カテゴリ:登山
このところNPO活動に集中していたため、高越山がすっかりご無沙汰になっていました。
最近登った中津山、石堂山、国見山等はいずれも標高1500m前後の山、高越山より500mほど高い山ですが登山口の標高が800~1000mもあることから割と気楽な気持ちで登れます。 しかし、高越山は登山口が110m、山頂までの標高差は1000m、標準タイム2時間半は、登り慣れているとはいえ気合が入ります。 1ヶ月ぶりにふいご温泉登山口から登ります。 登り始めて1時間。中腹の中ノ郷に到着、快晴の秋空がまぶしく感じます。 中ノ郷の休憩所付近には水場がありますが、今日は水が出ていませんでした。 木々の黄葉が疲れを癒してくれます。ゆっくりペースで山頂を目指します。 登山口から2時間半、頂上(1133m)到着。こ 弘法大師像を取り巻く木々の葉はほとんど落ちました。季節を感じます。 今日は前回の国見山とは打って変わって快晴、剣山系がくっきりと望めます。 お寺に戻り管理人室へ立ち寄ると、今日はYさんが出迎えてくれました。 美味しいお茶をいただいた後、境内を歩いていると・・・なななんとその境内で狸に出会いました。 人怖じしない感じ、傍にいても逃げようとはしません。可愛いです。 管理人さんからは残飯に群がる2匹の狸がいると聞いていました。その内の一匹でしょうか。 この姿を見て癒されました。 さて中ノ郷の水場、水が出ていないのが気になります。 下山途中、その水源へ行ってみることにしました。以前、先輩のTNさんに連れて行ってもらったことがあります。 登山道から杉林の中へと、ホースが水源地へ向かっています。ホースに沿って細い山道が続きます。 歩くこと20分、水源地に近づきました。 ここが水源です。小さな渓流です。 その渓流の下に小さな貯水池を作り、そこから水をホースに取り込む仕組みです。 見ると、その貯水池には落ち葉などが堆積、ホースの取水穴が泥で詰まっていました。 先般の台風で、貯水池を覆っていた金網が飛ばされていました。 落ち葉などを取り除いてホースの取水穴も掃除、飛ばされていた金網をかぶせて風で飛ばされないようその上に石を置きなんとか復旧することができました。 そして、中ノ郷の水場へ下山してみると、果たして・・・清らかな水が出ていました。 やった~と思わず声が出ました。 今日は思いがけない動物(狸)との出会いと、中ノ郷の水場の水源の保守、・・・いろんな意味で収穫があった一日となりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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