【おすすめ映画】『二つの祖国で 日系陸軍情報部』
【おすすめ映画】『二つの祖国で 日系陸軍情報部』最初、題名から戦争関係の映画なので、左翼的だったら途中で観ないでおこうと心に誓いながら観ましたが、途中でやめるどころか、不覚にも涙してしまいましたです~(笑)アメリカでは、真珠湾攻撃以前から、在米日本人・日系人は、差別され、強制収容所に連行されています。なんせイエローモンキーですから、人間扱いされてません。国籍もアメリカだし、アメリカをこんなにも愛しているのに何故?それがいつも引っ掛かっていたのです。そして、日系人の名誉回復のため、また大好きなアメリカのために、気概を、大和魂を、武士道精神を、そして、重い槍を、いえ、思いやりを、みせてくれたのです!終戦直後は日本の貧困を目の当たりにし、なみだし、援助や日米の橋渡しもしてくれました。さすがのアメリカ人も、分からないわけはありませんね。アメリカの収容所から在米日系人・日本人全員を解放し、お詫びと共に、勇敢に戦った彼らには勲章を与えることになり、人種差別の壁はここに消えてなくなりました~めでたし、めでたし。ただ、戦時中の日本軍の無線交信が暗号化しないで日本語でベタに話していたので、全部アメリカに筒抜けになってしまったのは、日本軍の大間抜けでしたね~。大事なところだけ「アカ」と言ったって無意味でしたね(笑)。米国陸軍の秘密情報機関=MIS(ミリタリーインテリジェンスサービス)の中心メンバーであった日系二世の元兵士たちの証言をベースに、太平洋戦争における米国側の極秘情報を取り上げるドキュメンタリー映画。 長い期間、その存在自体が国家の最高機密だった“MIS”。そこに属する日系二世たちは米国の国籍を持ちながら、国内で人種差別と闘い、父母の祖国・日本と戦う運命を受け入れた。祖国・米国に忠誠を誓い、勝利に貢献し、戦後は日米の架け橋として日本再建に尽力した兵士たち。彼らが長い沈黙を破り、二つの祖国への想いを語り始める…。BSフジサイトより、抜粋・編集http://www.bsfuji.tv/top/pub/futatsunosokoku.htmlほかの部隊では、第1399工兵部隊というものもあり、その兵士も日系部隊として第二次世界大戦当時に活躍をしたそうです。アメリカ陸軍情報部、Military Intelligence Service, MISは、第二次世界大戦期にアメリカ陸軍において、日系2世を中心として編成された語学要員部隊。陸軍情報部日本語学校(MISLS)の卒業生は、対日戦における翻訳や情報収集、文書の分析、投降の呼びかけ、捕虜の尋問を行うために、太平洋戦線に派遣された。戦闘にも従事しており、大戦末期になると、疲弊した日本の占領下における復興と再建に計画の焦点を当てるようになった、と、ウィキペディアにはあります。ご存知、第442連隊は、第二次世界大戦中のアメリカ合衆国陸軍において日系アメリカ人のみで編成された部隊で、ヨーロッパ戦線において、勇戦敢闘し、アメリカ合衆国史上もっとも多くの勲章を受けた部隊として有名ですね。第二次世界大戦で米国人として戦ったハワイの日系二世の部隊、第100歩兵大隊もヨーロッパに行き大活躍をしました。この話が、景山民夫著・【未完書籍】【ワン・プカ・プカ戦記】ですね。プカ、とはハワイ語で、穴の意味で、ゼロのことだそうでして、文字通り、ワン・プカ・プカとは、1・0・0ですよね。アメリカでは、第100歩兵大隊を「ワン・プカ・プカ」と呼ぶそうです。アメリカ大統領から勲章を戴く場面から始まるこの小説でも、次に、ヨーロッパに着いたところで未完になってはいるとはいえ、実話とも内容がピッタリ合っていますよね!