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キタさんのつれづれ日記

キタさんのつれづれ日記

「かまくら」1/15

どうもこんにちは、ひめすた倶楽部の喜多です。
今日から喜多の新コーナー「キタさんのかばん」が始まります。
毎月第3土曜に限って10分程度放送されるので、よろしくお願いします。
このコーナーは、喜多さんが、スタジオに持参した大きなかばんから、とっておきのお勧めネタを取り出して、お届けします。
喜多さんが最近はまっているもの、お勧めの場所、姫路で行われるイベント、さらには喜多さんが主催するイベントなどなど、毎回バラエティー豊かにお送りします。
20年ほど前に、NHK教育でやっていた「ばくさんのかばん」をイメージしてもらえば結構です。
そのばくさんなら、滑り台から滑り降りて来て登場するんですけど、ここではそこまでのことはできないので、一応、オープニングテーマだけでも行きましょうかね。
「パーパパ パーパパ パヤッパッパパー、パーパパパパーパー」
「きたさんのぉ~!かばん~!!!!!  」

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改めまして、今日はその1回目です。「かまくら」というテーマで話して行きたいですね。
ご存知ですかね~、「かまくら」。
いい国つくろう~の方じゃないですよ。雪でつくったお家のほうですね。
じゃ、なぜそんなテーマでしゃべるかと言うと、今度2月5日から6日にかけて、千種町にて「かまくらパーティー」をするんですわ。
で、実際作らなきゃいけないんですが、どうやって作ればいいかなんて良く分からない。なので、最近ネットとか本とかで色々「かまくら」について調べてみたので、その辺の話をしてみようかな、ということですね。
では、実際かまくらとは一体何なの?ということですが、辞書を引くと「秋田県横手地方での小正月(1月15日)の行事。子供達が雪で室を作り、水神を祭り、朝にその前で火を焚いて、鳥追いの歌を歌う。」とあります。どうも、五穀豊穣を祈る年中行事の一つなんだそうで、お祭り的な色彩が強いですね。
また、秋田だけではなくて、新潟の湯沢町なんかでも作っていますし、日本の雪国に共通した、世界に名高い文化といえると思います。

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残念ながら、ここ姫路ではそれほど雪が降りませんので、その文化圏ではありません。なので、皆さんもほとんどご存じないと思われる、その「かまくら」の作り方を、続いて紹介していきたいと思います。興味しんしんですねー。
ちなみに、これから紹介するかまくらの作り方は、本場・秋田県の横手市観光協会が昭和34年から指導している正しい方法です。
まずは「雪の積み上げ」です。地面に4mほどの円を描いて、雪をしっかり踏み固めながら積み重ねていきます。高さが約3mになるまで積み重ねるそうですから、相当の雪の量と仕事量ですね~。

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で、あとは入り口から穴を掘っていく訳ですね。「穴掘り」と言われています。雪をレンガのように積み重ねていくんじゃないですよ。それは、エスキモーの氷の家「イグルー」ですからね。まぁ、それとは大分違いますね。
入り口の大きさは(縦1.3m 横0.7m)で、そこから後は、壁の厚さ(50cm)だけを残して、どんどん中を削っていくんですね。しかも、それだけで終わりじゃない!
仕上げがあります。分かりますかねぇ~?さっき、神様を祭るって言ったのがヒントなんですけど、そこまで言えば分かりますよね。そうです。「神棚」です。内部の正面の壁を削って、スルメ・お神酒などの供物を載せる棚と、神様を祀る神棚を作れば完成です。なにせ、五穀豊穣を祈らないといけませんからねー。
あと、かまくら作りのコツとしては、穴掘りは1日以上経過してからの方が良い、とか裏技も結構あるようですが、大体の作り方はこんなもんですね。

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ちなみにこの企画の言いだしっぺは、キタさんではないんですね。キタさんの所属するアウトドア同好会の森さんって言う女の子なんですけど、喜多さんも引きずられてしまいました。
今のところの計画では、昼間から車で現地に行って、かまくらを作ります。で、夕方からテントで鍋パーティーをします。さすがにかまくらは寒いでしょうから、気が向いたらそこに入って酒を酌み交わす…みたいな感じです。
ただ、それだけじゃ面白くないので、かまくらの周りにミニかまくらをたくさん作って、それぞれにロウソクをともして、ミニイルミネーションみたいにしたいなぁと考えております。なかなかきれいんじゃないかな~とは考えているんですけどね。まぁ最近、イルミネーションはブームですし。
現時点での参加者は4~5人なんですけど、2月のくそ寒い時に、よく来ますよねー。学生時代、山岳部だったんで、その時分は雪中キャンプなんてよくやってましたけど、半端じゃなく寒いですからね。
だから、寒さを防ぐための個人装備とかの勉強会までして、やるつもりなんですわ。で、それでも寒いなら、車で寝てしまおう!てな感じですね。

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もし、この「かまくらパーティー」に参加してみたいと言う方がいましたら、車とテントの都合がつき次第OKですので電博堂までFAXかEメールで申し込みください。
あと、キタさんのアウトドア同好会では、今回のかまくらパーティーだけでなく、カヌー・MTB・バーベキュー・ハイキング・スノーシュー…などなど、年中色々なイベントをしておりますので、そちらに興味のある方も、電博堂までお願いします。
FAX番号は0792-86-9009(2回)
メールアドレスはpaku@denpakudo.jp(2回)
今日の「キタさんのかばん」は「かまくら」というテーマでお送りいたしました。
それでは、また来月。さようなら。


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