パニッシュパニッシュとは現在毎週日曜に公開されている連続ブログ小説である。テロと戦う組織を描く。 【パニッシュ】 正式名称は「対テロ特別組織」。しかしテロリストに対して罰を与えるという 意味から、「パニッシュ」と呼ばれるようになり、所属者たちもこの呼び名を 用いている。 パニッシュはテロリスト達に直接攻撃する突撃組と、情報を集めたり、送っ たりする調査組の二つに分かれている。 パニッシュが出撃する条件は事件発覚から犯人像特定までが1時間以内である ということ。それ以上立つと、捜査権が「事件調査所」というところに回される。 登場人物 【パニッシュ 実行組】 <チーム7> (チームとは・・・組織には実行組のチームが12チーム存在し、1チーム12人、突撃班10人、救護班2人で行動する。一つの任務につき、大抵2チームが出動する) ジェフ・ドーソン:壇臣幸(青山穣) 組織内の中の一般的な人間。過去に人質まで一緒に殺してしまった苦い経験を持つ。 今年で三十路を迎えるため複雑な心境を持っている。妻と息子と娘が一人ずつおり、その家族をテロから守るために命をかける。 トリート・ヒル:大塚明夫(大川透) 冷静かつ冷酷な人間。33歳。しかし悪人に対し冷酷なだけで、平和を守るこころは同じ。 過去に人質を犯人と間違え、殺してしまった苦い経験を持つ。 ジェフとは2008の最大事件で顔を合わせる。まさに対テロ組織の一員の鏡である存在。 スティーブ・ウィリアムス:高木渉(山寺宏一) 組織内では一般的な人間。26歳。しかし性格が少し軽いといったところが特徴的。 何事もプラス思考で、2008の重大事件をもプラス思考で考える。 過去に組織としては前代未聞の犯人を取り逃がしたという苦い経験を持つ。 クレア・ワット:朴路美(岡寛恵) 組織の数少ない女性。26歳。かなりの美女+明るめの性格で何故かスティーブと仲がよい。 軽いスティーブと可愛いクレアの仲がいい事を組織の連中は不満に思っているんだとか。 過去に生き延びたテロの実行犯と付き合っていたという前代未聞の過去を持つ。 ダニー・ルーカス:桐本琢也(堀内賢雄) 組織の中では一般的な人間。30歳。イケメンでジェフとは同い年かつ仲がよい。 専門としている分野は主に爆破だが、最近は全然その能力を生かしきれてないらしい。 過去に逃げ遅れた民間人をも巻き込む爆発を起こしてしまったという苦い経験を持つ。 エンジー・フォード:小杉十郎太(井上和彦) 組織の中では一般的な人間。29歳。長所は無いが、加えて短所も無いという性格。 専門としているのは遠距離からの狙撃。愛銃の使用を認められている数少ない人間である。 過去に仲間が死んでいく中、遠距離にいた彼一人で逃亡したという苦い経験を持つ。 ロンド・ゾーン:咲野俊介(小杉十郎太) 組織の中では一般的な人間。29歳。実行組の中の医療班として行動する。 それゆえ、怪我人の治療が専門で、突撃することは援護くらいしかない。 過去に怪我人の治療中にその人を死亡させてしまったという苦い経験を持つ。 レベッカ・ソナー:佐々木優子(石塚理恵) 組織の中では一般的な人間。29歳。実行組の医療班として行動する。 彼女も組織の数少ない女性で、医療を中心に活躍する。 過去に怪我人の治療を遅らせ、その怪我人を死亡させてしまったという苦い経験を持つ。 ピーター・キング:小山力也(楠大典) 組織の中では一般的人間。27歳。実行組の中でのデータ処理係として行動する。 ひたすら事件解決に前向きで、また突撃の際には十字架を忘れない。 殺した敵の武器を必ず奪う(本人曰く趣味)。チームの中で、唯一苦い経験をしたことが無い。 リック・ボーン:三宅健太(山野井仁) 組織の中では一般的な人間。31歳。唯一の黒人系の人間。 得意分野はミサイル射撃。エリーという女性と付き合っているらしい。 過去に民間人をミサイルの爆破に巻き込んで、殺してしまったという苦い経験を持つ。 デック・ショート:樋浦勉(佐々木敏) 組織の中では一般的な人間。チームの最年長者。 実行組の規則年齢の45歳になるため、今年で実行組からは身を引く予定。 彼の赴く任務は必ず人質が死ぬ、という悪いジンクスを噂されている苦労人である。 ロブ・アンダーソン:山路和弘(金田明夫) 組織の中では、少し名の知れた人物。チームの隊長を務める。 年齢は38で隊長最年少記録の3位につけているらしい。正義感は人一倍強い。 過去に撤退を遅らせ、チーム2を半滅状態にしてしまった苦い経験を持つ。 <チーム6> ドク・レッド:てらそままさき(村治学) チーム6の隊長。チーム7の隊長ロブとは過去からの知人。 過去に突撃するタイミングを誤り、人質を犠牲にしてしまったという苦い経験を持つ。 チャールズ・コンバックス:手塚秀彰(麦人) 組織の中では少し名の知れた存在で、41歳のベテランである。 人の命が一番と考えているため、主に人質を助けることに重点を置く。愛称はチック。 過去に救えた人質を置き去りにし、その人質は死亡してしまったという苦い経験を持つ。 アラン・エレミー:古澤徹(菅生隆之) 組織内ではかなり名の知れた存在で、40歳のベテランである。 911同時多発テロを予言したといわれ、突撃というよりは、事件予告の立場にいる。 最近、かなり重大な事件が起きる予感がしてたまらない。 ほか9人 <チーム2> オーバー・グラント:立木文彦(坂口芳貞) 組織内では一般的な存在で、チーム2の隊長。 シーズン1では超脇役。 ほか11人 【対テロ組織 調査組】(主要の4人以外、数十名の組員がいる) (事件発生から一時間以内に手がかりを元に、テロの犯人像を特定する。しかし、これは実行組と違い、専門組織ではないので一時間経過すると事件調査所に捜査権がわたる) ジャック・バウアー:関俊彦(小山力也) 組織内では一般的存在。38歳。ロブの過去からの知り合いで、そのロブ率いるチーム7の 専門調査班。チーム7に情報を与えたり、無線で状況を教えたりする。ハッキングのプロ。 最近、ドラマで同名の男が活躍しているのでジェラシーを感じる。 ジェーン:小林早苗(坪井木の実) 組織の中では一般的存在。29歳。チーム7の専門調査班で、情報収集を担当。 もちろん情報を与えもする。ジャックと親しい関係なのは皆、ご存知である。 ジェイセン・オバハク:森川智之(平田広明) 組織の中では一般的存在。26歳。手がかりを元に犯人を特定する事件調査班の一人。 かなりの紳士だが、場所が場所だけあって彼女にはめぐり合えない。 実はかなりの大食いなのだが、まったく仕事と関係ないのが無念、と語る。 ケイン:野沢那智(内田直哉) 組織の中では少し名の知れた存在。48歳。ジェイセンの良き上司で事件調査班の一人。 事件調査班の一番トップにいるのだが、真面目ではない性格で、少し軽い性格。 でもやる時はやる。首脳陣と親密なためジェイセンに裏情報を教えたりもする。 【パニッシュ 首脳陣】 (明かしている情報が誤っていたり、情報を隠していたりするのであまり評判は良くない。 しかし隠している情報は、わりとすぐ出回ってしまうというのが現状である) デズモント:田中信夫(郷里大輔) 組織の中で、一番上に立つ存在の人物。かなりの堅物で頑固な性格。 しかし腕は確かなようで、デックが若いころにチームの隊長を務めていたらしい。 過去に突然狂い、人質も構わず殺していたという苦い経験を持つ。 ハリー・コバトノフ:堀勝之佑(納谷五朗) デズモントの完全な右腕的存在。しかし性格は頑固ではなく、おおらかな性格。 ケインの元上司で、ケインとはかなりの仲。ケインに裏情報を教えているのは彼である。 ホリー:弥永和子(高島雅羅) デズモントより、二つ地位が下の存在。人が良く、よくチーム7に雑談しに来る。 娘が二人、息子が一人いるが、自分と同じような職業には就かないでくれと願っている。 年齢は不明だが、既に89年のロマ・プリータ地震時には組織にいたと語る。 その他数十人 【地獄】 (地獄とは2008重大事件に関わっているテロリスト集団。 リーダーのアンフックを筆頭に総勢15人のグループである。過去にも周期的にパニッシュに威圧をかけ、パニッシュの悩みの一つである。テロ集団とあるがやってることは泥棒) アンフック:田原アルノ(大塚芳忠) テロ集団「地獄」のリーダー。頭脳優秀、運動神経にも優れまさに理想の人物。 切れる頭脳を使い巧妙な手口でテロを起こしてきたが、2008では直接現場で指揮し、 最凶の事件を起こそうと目論む。 ベン:玄田哲章(屋良勇作) 「地獄」の一員で、鍛え抜かれた筋肉が特徴的。 アンフックの右腕といっても過言ではないが、何処かユーモアセンスもある。 過去のパニッシュ。「パニッシュにパニッシュする(罰を与える)番だ」と呟く。 バラー:青山穣(成田剣) 「地獄」の一員で、長髪が特徴的なテロリスト。 ベン、ロックナーと共に行動することが多い。テロリストの中のお調子者的存在。 ロックナー:磯部勉(富田耕生) 「地獄」の一員で、赤い服を着込んでいるテロリスト。 タバコが好きで、タバコで育ったと語る。ベン、バラーとチームである。 フィリー:屋良勇作(秋元羊介) 「地獄」の一員で、スキンヘッドのテロリスト。 担当は爆破で随所随所に爆弾を仕掛けるのが得意中の得意。 テレンス:小森創介(大滝寛) 「地獄」の一員で、フィリーの相棒。 フィリーと同様、爆破担当で全て計算し時限爆弾の時間設定を専門とする。 ネイサン:松本保典(島田敏) 「地獄」の一員で、二丁拳銃つかい。愛銃の名は<スピード>と<レーザー>。 他人からは見分けが付かないが、彼本人は見分けている。ウェッジと行動する場合が多い。 ウェッジ:藤原啓治(磯部勉) 「地獄」の一員で、中途半端に生えたひげが特徴的。嫌みったらしい性格だが、情は篤い。 ネイサンと違い、一丁の拳銃で十分らしい。またネイサンと行動を共にする。 ウェン:菅生隆之(有川博) 「地獄」の一員で、ハッキングを得意とする頭脳派。 渋い声と「地獄」内で評判であり、人質への警告も担当する。 ジョンソン:郷里大輔(渡部猛) 「地獄」の一員で、黒人系。かなり鍛えられている体を持つ巨漢。金に目が無い。 巨体を生かした殴り技なども多彩だが、重火器の担当もする。 エンデル:乃村健次(松岡大介) 「地獄」の一員で、黒人系。ジョンソンの相棒だが、彼とは違いスマートな体が特徴である。 ジョンソンの補佐が主な役割だが、銃撃の腕もなかなか良い。 バネッサ:石塚理恵(喜田あゆみ) 「地獄」の一員で、唯一の女テロリスト。性格は残忍で船の操縦士を余裕で刺し殺す。 ウェンと付き合っている。また、過去には人殺しなど嫌いだったらしい。 モリス:中田和宏(廣田生夫) 「地獄」の一員で、角刈りが特徴的なテロリスト。 こころに刻む言葉は「善が悪に勝てないのは、善が弱いからだ」。 ティム:辻親八(田中亮一) 「地獄」の一員で、監視や偵察を担当する。サングラスをかけている。 銃の手入れを放棄しているので、銃を愛すネイサンとウェッジから嫌われている。 トビー:斉藤志郎(壇臣幸?) 「地獄」の一員で、一番地位が下の人物。ティムと一緒に偵察も赴く。 【人質】 2008年の重大事件、大型客船「サンフォニア」の乗客・乗員達。 船のメインホールに集まられ、「地獄」の命令に従うことになってしまう・・・。 (人質なので、年齢、人種、職種などさまざまな人たちがいる。 またその人質を救うパニッシュにとって、人質はかなり重大人物である。 ここで紹介するほかに、総勢444人の乗客と数十人のクルーがいる) イズメイ:稲垣隆史(銀河万丈) 「サンフォニア」の船長。過去には軍人ということもあり、頭脳が働き、頭もキレる。 クルー達からは嫌われているが、本人は全力で乗客・乗員を守ろうとする。 ダラス:大塚芳忠(田中秀幸) 「サンフォニア」の警備主任。乗客の中に紛れ込んでいた「地獄」を見抜けなかったことに、 責任を感じる。パニッシュに所属する弟がいるらしい。 ヒックス:田中秀幸(田中正彦) 「サンフォニア」乗員で、航海士。他の航海士が殺されていく中、偶然ホールで休憩中 だったため、難を逃れた。船で写真を撮りまくるドレイクに注意する。 アロー:小林清志(谷昌樹) 「サンフォニア」の乗客で、神父。首に十字架を巻いている。 「地獄」に一発かます事が目標となっている。 エイリーン:磯部万沙子(吉田理保子) 「サンフォニア」乗客で、アローの妻。かなり気の強い性格である。 ウェッジのことをいい男と絶賛する。 ジェス・モラレス:堀内賢雄(内田夕夜) 「サンフォニア」乗客で、コンビニ店員。懸賞で当たって乗船チケットを手に入れた。 「地獄」の行動が起きる前は、ギャンブルをして楽しんでいた。 ドレイク:塩屋浩三(江原正士) 「サンフォニア」乗客で、刑事。地獄の行動を阻止するため、作戦を考える。 行動が起きる前は、ジェスらと共にギャンブルをしていた。 エドワード:江川央夫(大塚明夫) 「サンフォニア」乗客で、元軍人。機械技師だったため、壊れた携帯電話なども直す。 乗った船や電車等は、ついつい全ての構造を把握してしまおうとする。 ハドソン:江原正士(中尾隆聖) 「サンフォニア」乗客で、一般サラリーマン。続勤20年を記念し、船に会社が招待した。 息子が二人いるらしく、いつもそのことを話している。 ポーン:郷田ほずみ(古田信幸) 「サンフォニア」乗客で、公務員。休暇旅行で一人で船に訪れた。 反抗的な態度を見せたため、アンフックに殺されてしまう。 ジェリー:田中敦子(横尾まり) 「サンフォニア」乗客で、大手企業勤務。かなりのお嬢様である。 そんな性格も災いしてか、彼氏が一行にできないらしい。ジェスにナンパされる。 ガレッジ:宝亀克寿(小関一) 「サンフォニア」乗客で、無職の老人。ジェスと同じく、懸賞でチケットを手に入れた。 乗船した直後から酔っ払っておりかなりの酒好き。それが原因か、地獄からも敬遠される。 |