北新地マニア 編集長のつぶやき

2021/07/22(木)00:20

『復興五輪』を口だけにした!唯一の存在。それが・・・。

こんばんは。 いよいよ始まりましたね。 女子ソフトボールがオーストラリアと対戦して 見事にコールドゲームで初戦を突破。快勝でした! そんな快勝の試合会場でしたが、無観客で応援は 全員がステイホームで観戦。 試合会場には報道関係者が大きなカメラを抱えているだけ。 そう考えると、一番、気になるのがボランティアの存在。 無観客って事なので、間違いなく当初の予定より 大幅に少ない人数のボランティアが活動したのでは? いや、下手すればボランティアの中でも差別が生まれるので ボランティアも全員が参加できない。なんて事もないよね? そもそも、復興五輪。というキーワードを使っていた 今回のオリンピックとパラリンピック。 東日本大震災から復興している街を世界各国の方々に 見ていただき、当時の支援への感謝や御礼を伝えると共に 今からも頑張って復興していく姿を見てもらう。 そんな最も大切なコンセプトが無観客になる事で全く カタチになる事が叶いませんでした。 そもそも、一度、言い出した『復興五輪』 そこを主点に考えるならば「アスリートファースト」と 共に「復興を見せる=世界中の観客を観戦させる」となり それは確実に『コロナの完全終息後の開催』が必須になる。 しかし、そんな復興五輪の言葉は誘致の際の「言い訳」や 「こじつけ」であり、実際に日本(東京)でオリパラが 開催させる事が決定すれば、聖火ランナーのスタート地点に 決めただけで、あとは復興五輪らしい事なんて何も無い。 こう考えると・・・ 『日本はオリパラを誘致するために震災を同情のネタにした』 『そして誘致が出来たら表面的な部分だけ東北をかました』 『無観客を決めた段階で復興五輪は形骸化している事から逃げた』 『IOC・JOCのためのオリパラになり、選手はオマケになった』 等々、はっきり言って【復興五輪は論じる事が無くなった】 それもこれも、全て政府やJOCが自分達の事しか考えず、 本来のオリパラの意義や必要性や誘致の際に語った事を全て 棚上げして「自分達だけが都合のイイ方向」でしか事を進めず 結果として、選手も国民もボランティアもスポンサー企業も 誰も幸せになれない。 そんな「クソみたいな大会」を今週末に迎える。 今の日本政府は復興五輪なんて考えてもいない。 言葉で言うのは簡単だが、やっている事は繋がる訳ない。 明日(23日)の開会式で菅総理や橋本会長が復興五輪を 口に出すのだけは絶対に止めて欲しい。 彼らが復興五輪を形骸化させて被災された方々の心に 土足で踏みにじる行為を行っているのだから。

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